« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月29日 (金)

女子カート部、ERKジャパンカップ第2戦で完全優勝!

 6月16日、ERKカップジャパン第2戦が栃木県のフェスティカサーキットで開催され、女子カート部(JKB)の塚本奈々美、岡村英莉、柴田真友子の3名がチーム<エナーシスfeat.女子カート部>として参戦しました。マシンは、<ODYSSEY JKB EV KART>、全8チームが参戦しました。

1
   
 この日は生憎のレインコンディション・・・短い時間の練習走行で各ドライバーが、マシンとのフィーリングを確かめながら、バッテリーのA(アンペア)数とタイムをデータとして記録。さらにライバルチームのタイムの確認とその走りを把握するように心がけました。
 
 今回のルールは5周のスプリントレースの後、20分間の耐久レースで、バッテリー交換はナシ! かなり電費には厳しいルールでした。「耐久が20分・・・だけ」と思われる方もいるかと思いますが、ERKにとっては結構シビアな条件です。

 私たちの搭載している36Aのバッテリーを、スプリントから耐久レースまで持たせるには、周りの走りに惑わされず、確実に作戦通りの数値とタイムで走ることはもちろん、さらに重要なのは、短い交代時間の中でどれだけたくさんのデータを、次のドライバーに引き継ぎするかです。そのため、ピットとドライバーで様々なサインを交わし、やりとりをしていました。

 ウェットでのERK走行のポイントは、マシンの重みを活かし、ほぼノーブレーキでコーナーを回ることで、効率よく電費走行をしながらもタイムを刻むことです。タイヤはブリヂストンのレインタイヤを使用しました。

 今回はリチウムバッテリー搭載のチームも参戦(別クラス)しており、正直全体でのトップは難しいかなと思いましたが、クラスではスプリントで1位:3ポイント(+ファステストラップ:1ポイント)、耐久でも1位:3ポイント(+フェステストラップ:1ポイント)合計8ポイントでクラス総合優勝、そしてリチウムバッテリー勢2チームにも勝って全体でも1位となり、完全優勝を達成致しました。
<JKB・EVチャレンジ>企画として11年にスタートしたERKレースですが、これで、11年以降に出場したERK耐久レースで「7戦全勝」、無敗の7連覇達成です。

2

 JKBはERKレースでEVの燃費走行をかなり学習して来ていますので、ぜひこの経験を活かして、近々4輪EVレースにも挑戦出来ればと考えています。今年はあとERKカップジャパン(フェスティカサーキット)の第3戦(9月8日)、第4戦(11月23日)、そしてメインイベントとなるジャパンEVフェスティバル(10月20日筑波サーキット2000)があります。

 最後にお知らせですが、<塚本奈々美with女子カート部>のHP http://nana-jkb.com/ を改定しました! ぜひチェックして下さいね。(女子カート部・塚本奈々美)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月14日 (木)

女子カート部のK4GPテスト走行レポート

   女子カート部(JKB)は、JKB・EVチャレンジ企画として、8月のK4GP参戦に向けたマシン作りを進めています。6月9日には富士スピードウェイにて、テスト走行を実施しました。当日は悪天候でしたが、シビアなコンディションであるがゆえに露出する車の挙動をチェックすることができ、有意義なテスト走行となりました。

01

 今年のK4-GP、10時間耐久のGP-2クラス(NA850cc以下)の使用可能燃料は75Lと規定されており、昨年の85Lよりも燃費走行が重要なため、本企画の「Energy Hybrid」のコンセプトを大いに発揮できるはずです。そして今回のテスト走行では
 
①減速回生システム
ガソリン車にもHV車にも必ず使用されているオルタネータを活用し、オルタネータ/バッテリーの電気エネルギーの収支を改善させるもので、構成としては双方向DC/DCコンバータとキャパシタの組み合わせ、車両が減速状態の時にオルタネータの発電量を一時的に高め、その電力をキャパシタに一時的にためておき、加速/定常走行時にキャパシタから供給するという原理。大がかりな装備が不要で、重量ハンデにならず、車両側の制御には立ち入らない方式のため、不意な電気トラブルを誘発させることもない。今回の走行では、燃費走行をさせた際の微妙な加減速Gに対しても、動作上は特に問題ないことが確認出来た。
 
②ターゲット燃費
厳しい燃料レギュレーションにおいて、10時間の走行時間を燃料不足で停止させることなく走らせ続けるためには…『低燃費』と『速いLapタイム』という相反するパラメータを車両性能と突き合わせていけば、おのずと走破可能な距離は導きだされてる。作戦の都合上、現時点では我がチームのターゲット燃費は公開出来ないが、今回ウェットという条件ながら、エンジンの最大回転数、各コーナーでのシフト選択を最適化することで、おおむねターゲット燃費で走らせることが出来た。
 
③ドライビングフィール
<JKB車ガール>各メンバーのドライビングスキルには差があり、唐突な挙動への対応はどうしてもリスクが生まれる。クルマの動きをマイルドにすることで、限界ラインを超える前にドライバーがインフォメーションをつかみやすくしたい。今回ウェット走行であったからこそ、セッティング方向性をより明確にすることが出来、改善点もいくつかピックアップすることが出来た。 
 02
 次回のテストは7月7日、再び富士スピードウェイ。「Energy Hybrid」のもう一つの片翼であるソーラーパネルの装着と動作チェックを実施するべく準備を進めていきます。(女子カート部・塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »