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2012年8月 9日 (木)

FCV(燃料電池車)イッキ乗り!?

 水素供給事業と燃料電池車の普及を目指す18の民間会社と団体が設立した、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)が主催する燃料電池車(Fuel Cell Vehicle=FCV)試乗イベントが8月5日、都内で開催された。
 
001  今回はメディア向けに、3台を一気に試乗できるという機会。開催場所はなんと自動車学校の中!

 トヨタFCHV-adv、日産X-TRAIL FCV、そしてホンダFCXクラリティといった燃料電池車が、現在実際に世の中で実証実験として使われている。と言われても、実際にメディアでも乗車経験が少ない車両だけに、なじみが薄い。
 
 FCVとは、水素を原料に発電し、その電気エネルギーを使って走るいわゆる電気自動車の一種。そのメリットは5つ。排出ガスゼロ、エネルギー効率が高い、騒音が少ない、そして、燃料となる水素は石油だけでなく、さまざまな燃料・エネルギーから製造することが可能であること。ガソリン車と同等の航続距離を持ち、同等の時間で燃料補給ができる点だ。特に最後の航続距離と燃料補給に関しては、EVのデメリット部分であるだけに、これをカバーできるという点においては、実際の利用を考えてみても非常に有効である。HySUTでは、シティコミューターをEVに、都市間移動にFCVというように、EVとFCVを行動範囲および車格で棲み分けるという方向を考えているようだ。

002                       トヨタFCHV-adv

003                      日産X-TRAIL FCV

004                    ホンダFCXクラリティ

 実際にステアリングを握っても、モーター駆動ならではのモリモリのトルク感が実感できる楽しいクルマである。が、しかし、残念ながら自動車学校の敷地内だけではさすがに、ね。
 
 そんなFCVだが、2015年には本格普及を目指すということで、さまざまな規制の緩和等現行の規制を再点検していたり、インフラの整備支援を行なっているという。早くわれわれが購入できる車両が登場(もちろんリーズナブルな価格で)してくれることを待ち望みたい。(XaCARレポーター・青山義明)

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