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2012年9月

2012年9月30日 (日)

【JEVRA第4戦 予選】またしてもリーフRCがポール獲得

9月最後の日曜日となる30日、全日本電気自動車グランプリ第4戦・袖ヶ浦が行なわれる。午前中に行なわれた予選セッションでは、NISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)がデビュー戦に続く2戦連続ポールポジションを獲得した。予選タイムは、115837と、過去袖ヶ浦でJEVRAシリーズが行なわれた中での最速タイムとなった。

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 これまでリーフRCの開発ドライバーとしてリーフRCに携わってきたドライバーは松田次生選手。しかし今回、スーパーGT7戦オートポリス戦参戦のため出場できないため、松田選手に代わって、リーフRCのステアリングを握るのはNDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)ドライバーの佐々木大樹選手。現在全日本F3選手権に参戦しており、Nクラスでポイントリーダーとしてチャンピオンに王手をかけている若手ドライバー。

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2週間前に急遽参戦を告げられた佐々木選手は、先週、この袖ヶ浦で松田選手からのレクチャー&特訓を受けたという。「ブレーキはなるべく踏まず、ボトムスピードを落とさない」というアドバイスが中心だったという。佐々木選手は「今まで経験したことのない走り方で、楽しいです。また、いい勉強にもなります」とこの特訓を振り返る。

決勝に向けて、「ポールポジションが獲れたので、スタートを決めて、前をキープしたまま最後まで走りきりたい」とリーフRC初優勝に向けたコメントを残してくれた。

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1.233秒遅れて続く2番手はEV-1クラスのテスラ ロードスターに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA。前戦菅生では、してやったりの逆転優勝だったが、今回は、どういう作戦を展開するのか? 見ものである。

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市販車リーフ勢が戦うEV-2クラスは、新たに参戦した、猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)がトップタイム125261をマーク。全日本ジムカーナで腕を磨いてきた猪爪選手だけに、12年のブランクを感じさせない走りを披露した。現在ポイントリーダー、深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIXLEAF)が25727でクラス2番手につけた。

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 ザッカーチーム(#88 菊水電子工業・XaCARi-MiEV)も参戦となったEV-3クラスは、電源供給用に蓄電池システムを持ち込んだ京浜蓄電池工業も参戦し、2台での争い。ライバルとなる京浜蓄電池工業のi-MiEVのステアリングを握るのは藤田広一選手。こちらは以前ザッカーにも登場したことのあるザッカー読者であるが、クラストップの141904の総合10番手からスタート。ザッカー編集部は、締め切りと重なったため、急遽、ザッカーシビックのオーディオ装着などに協力いただいている赤池カーコミュニケーツの赤池公治選手を起用。さらには、横浜ゴムさんに協力いただいて、アース・ワンを履き、車両も進化! しかし、予選ではタイムが伸びず14425612番手スタート、となる。

21周で争われる決勝は予定よりも早く、午後1時半スタートとなる。近づく台風の影響も考慮して、タイムスケジュールは大幅に前倒しとなった。XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月29日 (土)

BRZが納車されて5ヵ月たちました

 気付いたら、オドメーターが五千キロ手前を指していました。新車6ヵ月点検を受けに千葉スバルへ。アポイントを入庫1時間前に電話連絡したのに、ディーラーは快く受けてくれました。

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 平日だというのに、点検整備待ちのお客さんで賑やか。作業をしてくれたサービススタッフさんに声をかけたら、何故か嬉しそうな表情。作業後、外装洗車も楽しそうにやってくれました。40分ほどの待ち時間で終了。フロントスタッフからは、不具合なしですと話を頂き一安心。

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 後日、担当セールススタッフと話をしたら、まだBRZは3台しかこの店舗で納車しておらず、点検入庫も私だけとの話でした。私のBRZは、普通のペースで走行距離を伸ばしていると思います。ただ、同じ時期にBRZを納車されて、もう2万キロ超えのオーナーもいますから、もっとBRZを極めないと。(XaCARファンクラブ・高橋)

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2012年9月28日 (金)

CR-Zの対談だけど、ザッカー駐車場は、なぜか豪華!!!

 発売から2年以上たったCR-Zがマイナーチェンジするということで、ちょっと胸が躍っているスポーツカー大好きなXaCAR編集部。そこで、11月号にはCR-Zの対談を組んじゃいました。CR-Zっといったら、オーナーであるまるも亜希子さんと橋本洋平さん。そしてお2人と一緒にCR-ZでもてぎのJOY耐に参戦しているインサイト・オーナー石井昌道さん。そして城市編集長の4人です。

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 モータージャーナリストの石井さんはブログ初登場。XaCARでちょこちょこ誌面に書いてはもらっているものの、事務所に来ることはあまりないので、トモゾウもあんまり知らないんです。

 石井さんはどんなクルマが好きなのか? 対談中も「スポーツカー大好き!!!」っておっしゃっていることと、この日はフェラーリで編集部に来られたことで、少し石井さんがわかった気がします。

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 対談はCR-Zだけど、駐車場にあるクルマはもっと豪華! 左のコルベットも11月号に掲載予定です。右が石井さんが乗ってこられたフェラーリです。ナンバーを見てください。なんちゃってです。本当は149だったんですけど、「141だったら石井になって良かったのにね~」ですって。

 石井さんは、雑誌対抗ロードスターレースでは、優秀な作戦将校だそうです。緻密な燃費計算とタイムとの関係を組み立てるのが天才的で、石井さんのチームは常に上位で勝負しています。来年のロードスターレースはXaCARチームにトレードしたらどうですか、編集長!

 石井さん、また編集部に!恒例の血圧チェックを忘れましたから来て下さいね~。(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ

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2012年9月27日 (木)

EVレースへの電源供給用に蓄電池システムが登場!

 東京ビッグサイトで開催されたEVEX(電気自動車開発技術展2012)の日本電気自動車レース協会(JEVRA)のブース。カーエレクトロニクス機器の設置や点検、修理などを行なう京浜蓄電池工業がここに持ち込んだのが、EV充電システム。京浜蓄電池の持つ「JBA蓄電システム」を発展したモデルで、独自の特殊鉛蓄電池からブースターで50kWに昇圧して急速充電器からEVへの充電をするシステムだ。

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 今週末の9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催される、JEVRAの「全日本電気自動車グランプリ」第4戦、および10月28日に静岡県・富士スピードウェイで開催の第5戦で、参戦車両への急速充電用の電源供給を行なう。

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 この京浜蓄電池工業の持つ社用車三菱i-MiEVも、この2戦に参戦を発表。すでに、富士スピードウェイで8月に開催のFuji-1 GPに参戦するなど、サーキット走行でのデータ収集も行なっており、準備万端だ。

 JEVRAレースでまた新たな見どころが増えた! 第4戦「全日本袖ヶ浦EV50Kmレース大会」は、今週末開催。EVシングルシーターエコランGPシリーズの第2戦も併催。決勝スタートは15時。全21周で争われる。もちろん、XaCARもEV3クラスに、ゼッケン88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEVで参戦予定。この京浜蓄電池チームとの直接対決となる。入場は無料(駐車場代1000円が必要)。ぜひ観戦&応援に来てください!!(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月26日 (水)

非常にリーズナブルなEV充電用ケーブル収納ボックス登場!

 9月19日~21日、東京ビッグサイトで開催されたEVEX(電気自動車開発技術展2012)&スマートプロダクツ展で見かけたEV充電ケーブル収納ボックス。このEVコンポという商品を展開するのは河村電器産業。分電盤やキュービクルの製造を行なう会社だ。

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 7月に発売されたEVコンポライトは、盗電やケーブル盗難防止用に充電用コンセントをケースで覆ってしまうもの。施錠のできるカバーの内側には、電源スイッチも備えている。充電中でもカバーを閉じて施錠が可能。ケーブルホルダー、そして充電ケーブルの途中にある、コントロールボックスを支える固定金具もついて、非常にコンパクトな設計となっている。価格は1万3000円(電源スイッチなしモデルは1万円)。

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 そして今回の展示では、さらにケーブルやコントローラーまでも収納できるボックスタイプの「EVコンポ プライム」を展示(下写真右側の2台)。ともにEVコンポライト同様、充電中にドアを閉めて施錠も可能。ドアパネルには、コントロールボックスのインジケーターが見えるような窓も設けてあり、充電中の動作確認も可能だ。

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 EVコンポ プライムは近日発売予定。それぞれ約5万円と10万円という価格設定となる模様。充電中のイタズラが心配という向きに、おひとついかが?(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月25日 (火)

タミヤのモデラーズコンテスト「ザッカー賞」決定!

 タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店が開催するモデラーズコンテスト。9月17日で応募受付を終了、そして先日、審査会が行なわれ、無事ザッカー賞を選定させてもらってきました。ザッカー誌面でモデル製作のイロハを教えてくれた、長谷川マスターももちろん審査に参加。

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 ザッカー賞として審査したのは、トヨタ86&スバルBRZ部門の、実際の作品をトレッサ横浜まで持ち込む「作品持込部門」と、作品の写真を撮ってEメールで応募する「写真部門」。各賞の作品は10月10日発売の11月号で紹介するが、まずはブログで先行発表!

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                             08年のスバルワークスカラーのWRCマシン風に仕上げられたBRZだ

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                           「トヨタ86 XaCAR号」 大坪英樹さん
                           ザッカー号を再現。先日本誌企画で作った黄色い86以上の出来!?

 受賞のお二人には、この11月号からザッカー1年分の副賞がつきますよぉ! ちなみに他の賞はタミヤ プラモデルファクトリー(http://www.tamiya-plamodelfactory.com/)でも公開されているぞ!

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2012年9月22日 (土)

EV用移動急速充電車登場!

 9月19日~21日、東京ビッグサイトで開催されたEVEX(電気自動車開発技術展2012)でEV用移動急速充電車が登場した。このトラックを作ったのは、タイヤチェンジャーを搭載したトラックや地震体験車などの架装を手がける、モビリティープラスという京都の会社。今回、独自の車両発電システムを搭載したトラックを出展したのだ。そのトラックの荷台には、タイヤチェンジャーやバランサーとともに、菊水電子工業製の急速充電器が鎮座する。

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 ベースのトラックに独自のオルタネ-ターを装着。そのオルタネーターで発電をし、荷台床下に搭載している容量12kWhのリチウムイオンバッテリーに電気を蓄える。つまり、発電、蓄電、充電ができる車両に仕上がっている、というわけ。荷台に搭載しているのは50kWタイプの急速充電器だが、実際には30kW程度の充電となり、日産リーフの場合30分ほどでフル充電が可能。もちろん蓄電池があるので、EV救援用以外にも、非常用電源車としての活用も期待できる。

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 今回はタイヤサービスカーという一例だが、充電器以外のスペースにはさまざまな使用が可能となる。このオルタネーターをさらに小型化&横置き型の急速充電器搭載で、もう少し小さな車両(道路パトロールに使われているランクルなどを想定)による救援車両を製作することを考えているという。これで、EV救援車というインフラが加速する?(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月19日 (水)

【誰も書かないパイクスピーク2012考察】市販EVでリーフの37秒落ち、の三菱i-MiEVの参戦意義は?

 2012パイクスピークインターナショナルヒルクライムレースを、XaCARでは大々的に取材! このレポートは、9月10日発売のXaCAR誌面で行なっているのでぜひそちらをご覧ください。で、書ききれなかったネタを深くピックアップ!! 今回は、あまり記事として採り上げられることのない三菱の市販車i-MiEV(米国名Mitsubishi i)の参戦についてチェックしてみましょう。

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 Mitsubishi iのステアリングを握ったのはベッキー・ゴードン選手。NASCARやバハ1000で活躍したロビー・ゴードン選手を兄に持ち、昨年インディカー・ドライバーのライアン・ハンターレイ選手と結婚した、アメリカン・レース・ファミリーの一員として育った女性ドライバーです。もちろん三菱ゆかりのドライバーではありません。オフロードのレースにも参戦経験があり、話題性のあるドライバー。同時に商品のスポークスマンとしてベストなドライバーである、ということで、北米三菱側から選ばれたということです。

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 今回参戦するの車両自体は、レース用のロールバーなどの装備、そして空力を考えた前後バンパーが異なりますが、基本的には市販車のMitsubishi iと全く同じ。出力は多少異なるものの、国内の軽自動車枠内で作られたi-MiEVから大して変わりのない小型EVだということです。
 
 昨年、このパイクスピークを日産リーフの市販車(モーター出力80kW/280Nm、バッテリー容量24kWh。ドライバーはチャド・ホート選手)が参戦し、量産EVとして14分33秒429というタイムを残しています。もちろん出力49kW/196Nmのモーターに16kWhのバッテリーを搭載するMitsubishi iは、当然それを下回りました。

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 三菱の参戦目的としては、このMitsubishi iの存在を知らしめるPR活動ということが挙げられます。安全であり、そしてEVの特性としてのモーターのトルクによって、想像以上にスピーディに山を駆け上がること。その点についてはきちんと結果を残し、強くアピールすることができました。

 チームスタッフによるとそれだけではなく、市販車と同じモーターを積んで参戦したi-MiEVエボリューションで使用した、EVのコンポーネントとの直接のデータ比較ができるということです。過酷な状況下でのデータを、市販車の走行データと比較することで、効率性の向上や今後のEV技術発展のために、様々なデータを得ることができる、としています。

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 三菱が用意したもう一台のマシン、i-MiEVエボリューションは練習走行初日にコースアウト&クラッシュをしてしまって、2日間の練習走行が全くできなくなりました。パイクスピーク・ルーキーの選手は決勝前に全セクションを走行しなければならない、というレギュレーションのため、増岡さんもこのiがあったおかげで走行をこなせたわけです。
 
 日本人が乗車していないこともあって、どうも国内では大きく採り上げられはしていないようですが、三菱チームにとっては、実は縁の下の力持ち的なマシンだったのかもしれません。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月17日 (月)

新型アテンザ・ディーゼルへの期待!

 11月下旬に発表が予定されている、新型アテンザへの期待が高まっている。先にモスクワモーターショーでワールドプレミアされたマツダ6(アテンザ)は、2リッター&2.5リッターのSKYACTIV-Gエンジン搭載だが、日本仕様の目玉はCX5と同じ2.2リッターのディーゼルエンジン搭載車だ。

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 新型アテンザは、日本での正式発表に先駆けて、9月1日、自動車雑誌対抗のロードスター4時間耐久レース会場である、筑波サーキットで日本初公開された。エンジン、ミッション、シャシーまで新世代のSKYACTIV技術を満載した新型アテンザは、マツダが世界に向けて提案する自信作。ワゴンモデルは、9月末に開催されるパリモーターショーで初公開が決定している。

 噂されていたアテンザ・ディーゼルの日本での発売も決定。新世代のクリーンエンジンのセダン、ワゴンが日本のユーザーにどのように受け入れられるか注目される。
 すでに新型SUVのCX5では、ディーゼルエンジン搭載車が予想以上に好評で、納車待ち状態だ。マツダの新開発ディーゼルは、トルクフルで静か、燃費が良いことが認知されてきた。日本の厳しい排気ガス規制をクリアしているのは当然だが、その走りの良さも受けている要因のひとつ。

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 同様に、新型アテンザ・ディーゼルの燃費、走りにも期待が高く、XaCARでは10月10日発売号で、その詳細とプロトタイプのインプレッションを詳しくお届けする予定!ご期待ください。(XaCAR編集部)

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2012年9月16日 (日)

【JEVRA第4戦袖ヶ浦】来た! リーフ ニスモRCがEVレースにリベンジ!

 2012全日本電気自動車グランプリシリーズ(JEVRA)の第4戦となる袖ヶ浦戦は、今月末9月30日(日)の開催となるが、ニュースが飛び込んできた。9月2日に行なわれたJEVRA第3戦菅生に、レース初参戦したNISSAN LEAF NISMO RCが、再び参戦することを決めたというのだ。もともと、リーフRCは今シーズンこの菅生戦のみの参戦予定であったのだが、菅生戦決勝ではテスラ ロードスターに先行を許しての2位だったことから、このリベンジにやって来るものと思われる。

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 しかし、リーフRCの開発ドライバーで、菅生戦でもステアリングを握っていた松田次生選手だが、この9月30日はSUPER GT第7戦参戦のためオートポリスにいる。ということで、今回は急遽別のドライバーでの参戦となるようだ。

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 松田選手の代役に指名されたのは、佐々木大樹選手。1991年生まれの21歳、慶應義塾大学の学生でもある。2008年から日産育成プログラムNDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)に参加しており、今シーズンはNDDP RACINGから全日本F3選手権Nクラスに参戦中。現在シリーズ第10戦終了時点で5勝を挙げている。第8戦(もてぎ)~10戦(岡山)でNクラス3連勝中。また先日のSUPER GT第6戦富士ではGT300クラスのS Road NDDP GT-RでGTレース実践デビューも果たしている。

 この若手のホープとリーフRCが袖ヶ浦でどのような戦いを見せるのか、要チェックだ。JEVRA第4戦 全日本袖ヶ浦EV50Kmレース大会は千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで9月30日に開催される。(XaCAR編集部)

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2012年9月14日 (金)

【誰も書かないパイクスピーク2012考察】三菱のアイ・ミーブ・エボ増増コンビに会いました

 早いもので、2012パイクスピークインターナショナルヒルクライムの開催からすでに1ヵ月が経過しました。さて、今回は三菱自動車のお二人、パイクスピークに参戦した三菱チームをまとめた増田義樹さんと、i-MiEVエボリューションのドライバー増岡 浩選手に会いました。

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 話は自然と来年のパイクスのことになってしまいます。今年のマシンを改良していくのか、新しいマシンを作るのか、も含め、まだ何も決まってない、ということですが、このブログでも紹介したEVはオーバーオールができるのか? については、増田さんが明確に答えてくれました。

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「オーバーオールは無理でしたね。今年は全面舗装などの要因もあったのですが、それでも昨年の田嶋さんのマシンで20秒くらいのタイムアップになったのではないかと思っています。来年はそういったタイムアップの外的な要因がないですから、純粋にマシンの進化幅ですね。総合優勝するには9分20秒あたりを出さないと勝てないでしょうね」

 計画は未定だが、すでに、頭の中には青写真が出来上がっているようですね。今年の走行データを活かして、ぜひ来年は総合優勝も狙えるマシンで再挑戦をお願いしたいですね。(XaCAR特別取材班・青山義明)

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2012年9月13日 (木)

ロードスター4耐のタイヤは凄かった

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 9月1日に開催された今年のロードスター4耐マシンの装着タイヤは、BSの「ポテンザRE-11A」。先代のRE-11から「グリップレベル」が上がっただけでなく「発熱」も速いようで、1周目からシッカリとグリップが出ると言います。

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 それをマジマジと感じさせられたのは、4耐の朝行なわれた「練習走行」。真鍋監督代行から「新品タイヤなので皮むきをしてきてください」と言われコースイン。その後に松田秀士選手による予選タイムアタックが控えているので、無理をせずタイヤを良い状態にするために、労わりながら(と言ってもサーキットスピード)数周走ったのですが、戻って来ると「結構攻めて走ってませんでした?」と。

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 タイムを見てみると、何とコンスタントに1分10秒代に入っているじゃないですか? 流しめで走ってこのタイムということは、本気で走ったら!? 「これは運転のうまくなる本の賜物ですね!!」と言いたいところですが、おそらくタイヤ進化の効果が非常に大きいでしょうね…チーン(泣)。(XaCAR編集部・山本)

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2012年9月12日 (水)

【誰も書かないパイクスピーク2012考察】EVはオールオーバーを獲れたのか?

 90回目の2012パイクスピークインターナショナルヒルクライムに、日本からトップオフロードレーサーがこぞってEVクラスへ参戦しました。このレポートについては、9月10日発売のザッカー誌面で行なっていますが、誌面に書ききれなかったいくつか(なかにはレースでは御法度のたら・ればも含みます)を展開してみようと思います。

 今回の話題は、オールオーバー、総合優勝の記録についてです。日本からEVが大挙して乗り込みましたが、このEVの実力はどれほどのものだったのか? 国内メディアでは田嶋選手7連覇ができたかもしれない、とする論調もありますが、果たして本当にそうだったのか? 田嶋選手同様に、決勝リタイアしたアンリミテッドクラスの有力候補の練習走行データなどを参考に、このテーマを推察してみようと思います。

 以下がレースウィーク全日のリザルトデータ(アンオフィシャルデータも含む)です。今回優勝した#67リース・ミレン選手を始め、2位のロメイン・デュマ選手、アンリミテッドクラス優勝のデビッド・ドナー選手ら総合トップ5までの選手のタイム。そして優勝候補およびEVクラス全選手のタイムを並べてみました。(※増岡さんの予選タイムは公式には出ていません。参考のため、コースアウトする前の1本目の走行タイムを掲載してあります。この走行では増岡さんは2回スピンしているので参考にもならないとも言えますが…)Photo                      画像をクリックしてね。大きくなるよ

 酸素の濃いボトムセクションはいいとして、トップセクションでもガソリン車のタイムの落ち込みが少ない、というのが正直な感想です。このタイムを見る限り、そもそも総合でEVマシンが表彰台を獲れるかどうかも怪しい、というのが見て取れますね。

 参考のため決勝のセクションタイムも掲載しています。ちなみにセクションはS1がスタート地点からピクニックグラウンド(標高2862m~3035m)、S2がグレンコーブまで(標高3035m~3487m)、S3が16マイル地点(標高3487m~3895m)、そしてS4(標高3895m~4300m)となります。それぞれ3マイル前後の距離です。

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 今年のマシンを見る限り、EVがオールオーバーを獲ることはできませんでした(もしかして田嶋選手はオールオーバーを狙って出力を上げたためにリタイア?)。でもEVの進化は日進月歩です。来年こそ、EVがオールオーバーを獲れる可能性は高いでしょう(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月10日 (月)

見所満載のXaCAR10月号は、9月10日発売です

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 今月の目玉は、日本を代表するスポーツカー2台の熟成度を確認する。ユーロチューンドサスペンションに変更された「日産フェアレディZ」、さらなる人馬一体のために手が加えられた「マツダ・ロードスター」の2台を詳細インプレッション。

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「86/BRZは進化する」特集は、8月5日の「Fuji 86 Style 2012」でお披露目された、トヨタ86「ファクトリーチューン」。トヨタが提案する「理想の86」。ザッカーでは、何とXaCAR号を「ファクトリーチューン」に速効アップデート。チョイ乗りではわからない“本音”をお届け。また、86チーフエンジニア・多田哲哉さんとクルマ好きDJ・ピストン西沢さんの対談も必見です。
 そしてもちろんBRZも負けていません。今年のオートサロンでお披露目された「STI BRZ」と「PROVA BRZ」にサーキットで独占試乗。プロトタイプならがらも完成度の高さを実感。他にも、BRZカスタマイズ最前線をお届け。スバル流の調律はいかに?

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 他にも最強ホットハッチ決定戦「真夏の筑波テスト」やレクサス「Fスポーツ」のフラッグシップ「新LS」の詳細インプレッション、日本勢が大活躍した「パイクスピーク」の詳細情報、隠れ人気の輸入車シリーズ「シトロエンDSシリーズ」以外にも、今月号もネタ満載でお届けします。

 9月になり、暦の上では秋…なはずなですが、今月号のザッカーはアツい記事満載です。是非是非お買い求めください。

ご購入はお近くの書店もしくはインターネットで

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2012年9月 9日 (日)

【誰も書かないパイクスピーク2012考察】全面舗装化は誰にとって有利だったのか?

 アメリカ・コロラドで開催された2012パイクスピークインターナショナルヒルクライム。アメリカではインディ500に次ぐ長い歴史を誇るレースイベントです。明日発売のXaCAR10月号には、詳細なレポートを掲載しているので、ぜひごらんいただきたい。さらにザッカー誌面で紹介し切れなった話を、いくつかアップしてみたいと思います。

 さて、その第1回目。今回のパイクスピークでは、ボトムセクションの後半に残っていたダート部分が舗装化されました。これにより、多くのチームがSタイヤを装着して、セッティングも詰めて参戦していました。そこで生まれた「全面舗装化で得をしたのは誰か?」という疑問。

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 真っ先に思いつくのが、二輪車ですね。ダートからアスファルト路面になれば、誰しもより攻めることが可能になったと思うでしょう。なんといっても二輪部門のトップタイムをマークしたカーリン・ダン選手は、二輪初の10分切りを達成。表彰台の一角に食い込む総合3位のリザルトを残したわけですから。

 しかし、タイムの伸び幅を見てみると、そうともいえない。総合優勝したリース・ミレン選手が出したタイムは、昨年同車の記録(彼の父親ロッドが運転したが)を78秒748タイムアップしたが、カーリンも昨年自身の出したタイムより78秒510のタイムアップと、伸び幅に差がないことがわかります。

002 昨年パイクスピーク・ルーキーながらコースレコードを更新(11分11秒32)して優勝したカーリン・ダンが、さらに記録を更新して2連覇達成。ドゥカティとしては、これで2010年からパイクス3連覇を達成

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昨年、カーリンと同じくドゥカティ・ムルティストラーダ1200Sで参戦した、6度の優勝経験者のグレッグ・トレーシーは、コースアウトを喫していましたが、今回は、カーリン選手の6秒落ちで見事2位入賞(9分58秒262)。一昨年のタイム11分46秒6を更新しました

 念のため、二輪各クラスのトップリザルトを比較してみましょう。

<2011二輪クラストップリザルト>
1205  Carlin Dunne (Ducati) 11:11.329
750   Stuart Sinclair (Aprilia) 11:27.396
Supermoto450  Leeland Sinclair (Honda)  12:05.178
450   Davey Durelle (Kawasaki) 11:50.988
250  Chuck Lee (Honda) 12:39.366

<2012二輪クラストップリザルト>
1205  Carlin Dunne(Ducati) 9:52.819
750  Gary Trachy(TM)  10:40.753
450  Travis Newbold (Honda) 11:06.618
250  Jason Archuleta (Yamaha) 11:41.015

 どのクラスも1分程度のタイムアップをしています。しかし、四輪も各クラスのコースレコードは1分程度のタイムアップを果たしています。アンリミテッドクラスの優勝候補が続々とコースアウトしてしまったこともあり、オールオーバーのレコードタイムこそ、田嶋選手が昨年出した9分51秒278から、9分46秒164(リース・ミレン選手)へ5秒と、たいしたタイムアップは果たしていませんが…。

 ということで、全面舗装化で損をしたのは、Sタイヤを履いてコースアウトを喫した面々、といったとことでしょうか?(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月 7日 (金)

高橋国光、関谷正徳、星野一義、鈴木亜久里、片山右京、土屋圭市、片山右京などが集合!夏の夜、何が起きたのか?

 少し前になりますが、8月21日、業界の大物送別会がありました。大物とは、富士スピードウェイ元社長・加藤裕明さんとモビリティランド元社長の大島裕さんです。お二人ともに、この6月で定年退職されました。加藤さんは、以前トヨタ広報部長、大島さんはホンダ広報部長、さらに、早稲田大学では先輩後輩という、不思議な縁。

01              金メダルは第2の人生用にとっておこう、ということで、お二人に銀メダルを贈呈。
                 左が加藤さん、右が大島さん。なぜかメダルを噛むお二人

 雑誌の編集長やモータースポーツ関係者は、長い間お世話になった人です。本誌の城市編集長も、仕事の延長で飲み仲間としても長い付きあいをしている関係で、送る会の発起人代表を務めました。

02                      編集長が片山右京さんとパチリ。左はラリーで活躍する寺田昌弘さん、
                           右端はトヨタ・モータースポーツ部の小木曽さん

 トヨタ&ホンダの合同送別会は前代未聞。両社だけでなく日産、マツダ、スズキ関係者をはじめ、レース界の重鎮もズラリ。高橋国光さん、関谷正徳さん、星野一義さん、鈴木亜久里さん、土屋圭市さん、片山右京さん…、一体何が起きたのか、というほどのメンバー勢ぞろいでした。

 編集長の城市は挨拶やら記念品の贈呈、ほとんどの人と顔見知りでウロウロ、お酒を飲む暇がないくらい、右往左往していました。(XaCAR編集部)
 
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宴会の最後に記念撮影。遅くなったのでお帰りになった人も多いのですが、それでも、これだけの人!

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2012年9月 6日 (木)

アメリカ人の自動車ジャーナリストがXaCAR編集部へ!

 みなさん、サム三谷さんをご存知ですか?もちろん知っていますよね。XaCARで毎月コラムを書いてもらっています。はい、そうです、アメリカの3大自動車雑誌のひとつROAD&TRACKの副編集長だった方です。XaCAR誌面だと、ちょっとマッスル風でかっこいい写真でしたが、実物はかわいく見えました(笑)。今回は仕事で日本に1週間滞在だそうです

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 サムさんは22年間勤めたROAD&TRACK誌を退職。現在はフリーランスとして活動しています。日本の雑誌業界も結構厳しいですけど、アメリカはもっと厳しかったそうです。務めていた雑誌社が景気が悪く、ロサンゼルスからミシガン州への移転に伴い、編集部を辞めたそうです、これからはロスをベースにWEBの映像をやると、張り切っていました。アメリカはインターネット全盛で出版大不況のようです。日本人って、まだまだ雑誌とか本とか読みますものね(゚▽゚*)

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 いつもどおり、燃費チェック!ではなく、血圧チェック。ところが、サムさん、柔道で鍛えた腕が太く、奥まで機械が通りません。ひじの手前で測ることに。もちろんエラーです。こんな人、初めてです。

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 アメリカ人なので陽気で面白い。編集長とは昔から仲が良く、ロサンゼルスでは、一諸にアチコチ飲み歩いていたようです。編集長が「ご飯食べに行こう!」って誘ったら「そこにはエアコンあるの?」って。食事よりはエアコンがある、ないが重要なのかな。(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ)

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2012年9月 5日 (水)

筑波プレミア!? 国内で初披露された新型アテンザ

 モスクワ国際自動車サロンでデビューした、新型アテンザ(欧州名:マツダ6)。国内での初お披露目は、9月1日に筑波サーキットで開催された、ロードスターレース会場で行なわれた。残念ながら、インテリアやエンジンルームなどを見ることはできなかったが、「マツダ雄(TAKERI)」を想わせる、美しいスタイルは、ギャラリーを魅了するに十分であった。

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 ボディサイズは全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mm。ホイールベースは、現行型と比べて、105mm伸びて2830mmになっている。前モデルと比べると、少々大きい感じがするが、高級なマツダ車を求めていた人にとっては朗報といえるだろう。

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 マツダの新世代技術「SKYACTIV」を全面採用したモデルで、CX-5に続く新世代商品群の第2弾となる。スタイリングだけでなく、走りも大いに気になるところだ。(XaCAR編集部・大野田)

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2012年9月 4日 (火)

ロードスターレースのアイドルかずのり君現る

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 「ザッカーがんばれー!」元気に応援してくれる、みんなのアイドルかずのり君が、今年もザッカー号を応援しにやって来てくれた。太鼓やメガホン、笛などを持参して、ザッカー私設応援団団長として、とにかく大きな声で応援してくれる。

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 例年であれば、お昼過ぎぐらいにはザッカーのピットに現れていたのだが、今年は予選が終わっても現れない。みんなで「今年はかずのり君来ないね~」「もう大きくなっちゃって、ザッカーのこと忘れちゃったのかな?」なんて話しをしていると、レース運営側のマツダの人からも、「今年はいつもの、あの男の子来ないんですか?」なんて聞かれるほど。ロードスターレースのアイドルといっても過言ではない存在になっているのだ。

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 そんな噂話をしている最中、レースがスタートしてしばらくすると、ザッカーのピットにひょこっと顔を出した。どうやら今年は観覧席でスタートを観戦していたようだ。昨年の写真と比べると、ひとまわり大きくなり、少したくましくなったように見えた。

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 残念ながらレースのほうは「ザッカーがんばれー!」という熱烈な応援に、あと一歩応えることはできなかったが、かずのり君の応援は、ドライバー全員に届いていた。来年、もうあと少しだけ頑張るためにも、また応援しにきてくれよな。かずのり君!(XaCAR編集部)

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2012年9月 3日 (月)

メディア対抗ロードスターレース XaCARのレースクイーンは…

 9月1日(土)に毎年恒例のメディア対抗ロードスターレースが行なわれました。そして男の人たちの目的は、レースだけじゃなく、XaCARのレースクイーンである要さえこちゃんに会うことでしょう。要さえこちゃんとは、去年のこのレースで初めてお仕事を一緒にしました。

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 要ちゃんはかなりスペシャルな女性です。ただのレースクイーンにとどまらず、ピットでたくさんのお仕事をしてくれました。今年はSUGOで行われるEVレースの方にも人員を派遣していたため、XaCARは人手不足。要ちゃんの配慮にはとっても助かりました。

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 去年の順位7位今年も7位です。要ちゃんが来てからはラッキーセブンが続いてます! 来年もぜひ、XaCARのレースクイーンをお願いしようと思っています。だから、要さえこちゃんを追いかけているみなさん、絶対に来年のロードスターレースを空けておいてください。ファンサービスもいっぱい、の要さえこちゃんでした。(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ)

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ロードスター4時間耐久、優勝は、まだ…

 2011年、波乱の天候を難なくクリア、完璧な戦略の中最終ドライバーへ交代。「今回はイケるかも…」と誰もが思ったのだが、ピットレーン出口に「赤ランプ」点灯。ほぼ1周無駄にしてしまい結果は、入賞目前の7位…。

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 そんな悔しさをバネに2012年も参戦した「ロードスターメディア対抗4時間耐久レース」。昨年の雪辱のために、ドライバーはレーシングドライバーの松田秀士さん、河口まなぶさんに編集部・山本、石川、チーム総監督は編集長・城市、現場監督は真鍋裕之君と、チーム体制は昨年と一切変更なし。

 で、結果は…昨年と全く変わらず7位。真鍋現場監督がレース前日に寝ずに考えた(実は原稿が終わらず昼夜逆転していただけ!?)シミュレーションは186周。実際に周回数も186周だったのですが、今回はセーフィティカーが一回も入らなかったクリーンな展開で、何と優勝チームは過去最多周回タイの189周…。

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 戦術的にはかなりよかったのですが、上に6台いる…ということはまだまだ課題があるんでしょうね。今回で言えば、「燃料給油のタイミングによるラップタイム低下」だと思います。おそらくタイム的には僅かだと思いますが、4時間走るわけですので…。やはり「チリも積もれば山となる」なんですよ。

 うーっ、それにしても悔しいなぁ(泣)。来年こそは…とここ数年、毎回言ってるような気がします(笑)(XaCAR編集部・山本)

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2012 JEVRA第3戦、LEAF NISMO RCぶっちぎり! かとおもいきや!?

9月最初の日曜日、2012全日本電気自動車グランプリシリーズ第3戦菅生の決勝が、宮城県・スポーツランドSUGOで開催された。今回の目玉はなんと言ってもリーフRCの実戦投入である。ニスモ関係者はタイミングよく参戦機会に恵まれた、としながらも、7月のSUPER GTレース前のデモンストレーションランで走行データを取るなど事前の準備は万端。マシンはボディ内部の緩衝構造材を改良するなどレースに向けたモディファイも行ない、現場での充電はせずにバッテリーパックを持ち込むなど、レースに対する意気込みも十分。

心配された天候は、決勝スタートあたりから下り坂という予報だったが決勝レースそして表彰式が終わるまで持ちこたえた。直前に降った雨により、この日午前中の予選セッションではハーフウエット路面での走行となったが、決勝では一転、完全ドライでのレース、である。

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1分44秒という圧倒的なタイムでポールポジションを獲ったのは#23 NISSAN LEAF NISMO RC(松田次生選手)。RCはブリヂストンRE011のハードコンパウンドを履いており、路面が濡れている走り始めは厳しかったが、きちんとタイムを出してくるあたり、さすがSUPER GTドライバー。続く2番手にはこのシリーズ5連勝中のテスラに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)。この2台がフロントロウに並び、午後3時、レッド点灯・ブラックアウトでレースは始まった。

決勝レースでは、真っ先に飛び出したリーフRCだったが、井土選手と砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)、2台のテスラ ロードスターがこれを執拗に追う展開。2ラップ目のバックストレートで井土選手が仕掛け、前に出て、続いて砂子選手もこれをパスして、テスラ2台がリーフRCを引っ張るような展開となった。

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それ以後、終始トップで走行した井土選手は「リーフRCでもこのレース全開で行けはしないだろう」と踏んで、まず序盤で前に出ること。それでペースをつくり、後半徐々に引き離していく、というレース戦略で臨み、きっちりと戦略どおりのレースを行なった。最終ラップでは、逃げ切りの149秒をたたき出してチェッカーを受けた。

松田選手は、前日の練習走行でシミュレートした作戦通り、158秒前後で走行したわけだが、テスラは想定よりも速かった。後半タレてくるだろうと無理に追わず、13ラップ目にスパートを掛け砂子選手をパスしたときにはトップを行く井土選手は15秒も先におり、それ以上順位を上げることもできず2位でチェッカーとなった。「もう1ラップ早くラストスパートを掛けておけばよかったですね。ただ、そうすると電池が持つかどうかわからなかったですが」と松田選手は悔しそうに語った。この後のリーフRCの参戦は予定されていないが、ぜひともリベンジを期待したい。

総合3番手に入った砂子選手は、今日のこのトップ争いを「噛み合わない走り」と表現。コーナーで速いリーフRCとストレートで速いテスラという。馬の背コーナーあたりで前にリーフRCが出ても、最終の立ち上がりで抜き返せるという状況の中で、電池の残りを見ながらどう仕掛けるか、はドライバーを悩ませたはずだ。砂子選手の乗るテスラも毎戦進化をしている。しかし砂子選手いわく、まだ井土選手は後ろを見ながら走っており、こちらがペースを上げれば向こうもペースを上げるだけのモノを持っている。こちらも進化をしてはいるが…。次回、ひとつ対策を施すので、それをテストして、第4戦に望みたいとしている。

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市販車リーフ勢はリーフ勢で厳しいレースとなったようだ。袖ヶ浦でのレースよりも若干ペースを落としてのレースだったが、バッテリーの持ちよりも熱による出力制限のほうが厳しかったようだ。

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クラス優勝した金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は予想よりも遅いペースで、電池は余ったとしながらも、出力制限で自身最終の立ち上がりでペースが上げられなかった上に、22号車の田中耕介選手も出力制限でペースダウンを強いられたこともあったので、ちょうどよいペースだったのかも、という。ランキングトップを走る深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIXLEAFは、ペースが想定していたものよりも速すぎ、ということで、途中でペースを切り替え、いったんはクラス4番手に順位を下げながらも、予定通り、終盤でラストスパートをかけきっちり2位表彰台を獲得した。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年9月 2日 (日)

2012JEVRA第3戦菅生 予選 リーフNISMO RC好タイム、テスラ井土選手の連勝は5でストップか?

 前戦の第2戦から3ヵ月ぶりの開催となった全日本電気自動車グランプリシリーズ 3戦。開催の舞台は、シリーズ唯一の東北戦となるスポーツランドSUGO。この菅生での開催は昨年に続く2回目。前回も雨の中でのレースであったが、今回も雨の予報が出ており、前夜から激しい雨が降っていた。朝になっても時折雨が降り出すという天気だったが、予選セッションの直前に雨は上がり、路面はハーフウエット。セッション中はセミドライまで回復していた。

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 この予選セッション最初にコースに飛び出したのは松田次生選手の駆るリーフRC。序盤から前日の練習走行(ドライ路面)での平均タイムを上回りさらにペースを上げていく。一方、最強EVEV-1クラスのテスラの2台は、というと、砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)はタイヤを温めていく段階で、もうモーター温が上昇。「打つ手無し」とあきらめモード。昨年の第2戦から連勝を続けてきた井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)は、松田選手についていくものの引き離されてしまう。「最高速ではこちらのほうが出ているんですが、コーナーの立ち上がりがぜんぜん違う」と、こちらも厳しい戦いになることをほのめかす。「雨が降ってくれれば」とも。

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 結果、EV-PクラスのリーフRC144703で総合トップ。続いてテスラの2台、井土選手が148351で総合2番手。砂子選手は155720で総合3番手につける。

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 今回日産リーフ4台が参戦するEV2クラス。前戦欠場だったランキング4位の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)が、クラストップ(総合3番手)タイムとなる157416をマーク。1.5秒遅れて2番手には、昨日丸一日掛けて自走で菅生入り(急速充電器を設置してない東北自動車道ではなく、一般道で日産ディーラーを回り充電をしながら東京から菅生まで移動)した田中耕介選手。ランキングトップを走る深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIXLEAF)は22秒台と菅生のコースにてこずっているようだ。また、榊原康伸選手(#9 TAUS東京自動車大学校リーフ)は214秒のタイムで予選を終えている。

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唯一EV-Cクラスに参戦。シリーズランキングトップとなる戸部裕貴選手(#86 千葉県自動車大学校CATS EV86)。高低差が大きく、回生システムを持たないこのマシンにとっては、厳しい戦いとなる。予選タイムは314秒だが、トップの70%以上の周回数10周の走行に向けて着々と準備を進めていた。

005 リーフRCは予選セッション終了とともに、今回2度目のバッテリー交換に!

XaCARレポーター・青山義明)

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リーフNISMO RCのピットにあるものは?

2012全日本電気自動車グランプリシリーズの第3「全日本菅生50kmレース大会」がスポーツランドSUGOで開催となった。

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翌日の決勝に向けて、91日(土曜日)の午後に菅生入りしたリーフNISMO RCのピットには、とある箱が置かれていた。

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もう、ご存知の方もいるかもしれないが、これはリーフRCのバッテリー。市販車のバッテリーは床面にレイアウトされているのだが、リーフRCでは、このような箱にまとめて運転席後ろに置かれている。もちろん、バッテリーの搭載量は市販車と同じ。

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この箱がピットの脇に置かれている、ということは、もちろん交換するため。ニスモはこのバッテリーパックを2基持ち込んだ。つまり練習走行、予選、決勝それぞれに投入ということだ。バッテリー交換の時間は1時間弱、という。なんといっても、リアセクションを外す必要があるからだ。

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もし、リーフRCがモデルチェンジをしたときには、もう少しバッテリー交換しやすいようになる?XaCARレポーター・青山義明) 

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2012年9月 1日 (土)

ついに実戦投入! リーフNISMO RC!!

 2012全日本電気自動車グランプリシリーズの第3戦「全日本菅生50kmレース大会」に向けた練習走行が9月最初の土曜日、スポーツランドSUGOで行なわれた。

 翌日の決勝に向けて、各車が最終調整をするこの日の練習走行だが、もちろんニスモのスタッフも菅生入り。昨年4月のニューヨークショーでのお披露目からすでに1年半。全世界で8台が作られたという日産リーフNISMO RCだが、各地のイベントでのデモンストレーション・ランは何度も行なわれてきたが、いまだ実戦の経験のないマシンでもある。

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 今回レース初参戦となることについて、SUPER GTシリーズでニスモの監督でもある鈴木豊さんに話を聞いた。

 「これまでこういう場は探してはいたんですが、たまたま今回スケジュール的にもあったこともあってポテンシャルを確認するために参戦することにしました。今日は人手不足でして、設計も担当しておりますので私もここに居りますが、このチームの監督ではありませんし(笑)。SUPER GTのように、というほど気合いを入れてというわけではありませんよ(笑)。
 今までのこのEVレースを見てみると、いろんな駆け引きをやられているようなんですが、うちはそういったことではなく自分たちで決めたペースで淡々といこうと思っています。どのくらいのタイムで走りきれるかというところを見てみたいと思っています。ユニットは生産車と一緒ですが、高速になってからはモーターの出力を抑えてセーブモードでというロジックを考えています。その結果で勝てたらいいなとは思っていますが…」
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 このリーフニスモRCのドライブを担当するのは、現在SUPER GTシリーズGT500クラスでインパルGT-Rのステアリングを握る松田次生選手。現役バリバリ、まさに日本のトップドライバーがこのレースに参戦することとなった。松田選手は、このリーフRCが出場するイベントなど、シェイクダウンのときからこのクルマをほぼ担当しているドライバーでもある。JEVRAのレースには、日程がかぶっているため、この菅生戦しか参戦ができないという。

 「これまでいつもイベントしか出ていなかったですが、ついにレースですね。EVのレースって頭も使わなければいけないし、効率よく走らなければならないですからね、かなり面白いレースになると思います。レースのほうは未知数ですが、今日しっかりデータ取りをして負けないように、50kmを平均的に速く走りきりたいと思います」と松田選手はコメントを残してくれた。

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 この日の練習走行ではターゲットタイム2分、実際には1分58~59秒で走行。最後は電気があまったということで1分52秒までラップタイムを更新して、完全にレースと同じ距離を走行してシミュレーションを行なった。まずまずの手ごたえ、ということだ。レースは9月2日(日)、午前9時20分より予選、そして決勝レースは午後3時スタート。14周で争われる。(XaCARレポーター・青山義明)

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真夏の「広報マンの訪問」で、餌食に!

 夏はクルマメーカーの人たちが、ちょこちょこ「あいさつ&新商品」などの説明でこられます。この日はマツダの広報・釼持(けんもつ)さんが一人でいらっしゃいました。編集長の城市と情報交換したかったんでしょうけれど、編集長はXaCARの連載企画「国沢&伏木対談」の取材真っ最中。

 飛んで火に入るなんとやら、とはこのことでしょうか。マツダ釼持さんは国沢さんと伏木さんの餌食になりました。テーマがロータリーやスカイアクティブだったら、とても面白い展開になるところでしたね。

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 やっと開放されて、血圧チェック。いつもは低血圧なのに、国沢さんと伏木さんを前にして緊張していたんでしょうか、ちょっと高いと言ってました。う~ん、それはいいことなのかな?

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 釼持さんは、かわいい5歳の息子さんがいて、運動会が大変だそうです。幼稚園のパパ達は若ければ20代。釼持さんはというと、20代ではありません。まぁ見た目のままです。運動会ではお父さん同士の競争もあって、若いパパに負けてばかりいたら、息子さんもショック。釼持さんは大学までずっと運動をしていたので、20代のパパ達にだって負けません。今年は見事、息子さんの前でかっこいいパパを見せることができたそうです。

 あと、余談ですが、釼持さんの奥さんはマニュアル車で息子さんを幼稚園まで送り迎えしているそうです。マニュアル車の免許を持っている、運転できるっていうことも、20代のママ達からしたら珍しいそうで、免許でだいたいの年齢がばれてしまったそうです。でもそんなことより、マニュアル車が運転できることがカッコいいのですが・・・。ちなみに、私は20代ですが、マニュアルの免許を持っています。(XaCAR編集部アシスタント女子・トモゾウ)

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