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2012年10月

2012年10月31日 (水)

Zoom-ZoomなEV!マツダのこだわり注入のデミオEVは走りも楽しめる!!

 10月4日にリース販売がスタートしたデミオEVは、最大トルクが150Nmと三菱i-MiEVよりも低い。だが実際に乗ってみると、そんな感じは一切ない。EVの走りは、シフトアップしてさらに引っ張っていくような内燃機関車の感覚とは違う。最初のトルクの立ち上がりに対して、後半の伸びは出だし以上の感動はない。ただ、デミオにはその高速の伸び感がある。この感覚は新鮮だ!

 これは、搭載する巻線切替式モーターのおかげ。一般的にモーターは、低回転/高トルクの低速モーターと、その逆で高回転/低トルクの高速モーターのどちらかの特性を持たせることとなるが、電子式巻線切替回路とモーター制御技術によって、ひとつのモーターでこの2つのモーター特性を持たせることができ、発進時の加速の良さと高速域での加速の伸びを実現する。車速70km/h超で切り替わるのだが、この時のトルク変動もない。何度も試してみたが、ついぞその切り替えポイントはわからなかった。

 また回生ブレーキも秀逸。機械式ブレーキとの協調方式だが、アクセルオフで車速を下げていくと、最後の回生が抜けるところで前に押し出されるような回生ヌケが起きるが、そこも回生が「じわぁっと抜ける」ようになっている。回生をしっかり取れるように、ベース車のオーバードライブスイッチを流用したCh(チャージ)スイッチもあって、これを、ドライブモード(Dレンジと、エコドライブのEレンジ)に組み合わせることで、4つのモードを使い分けることができる。

 駆動用バッテリーパックの重量は225kg(コントローラーや補強部材を含む)。車重はベースのデミオ13Cに比べ190kg重い1180kg。最低地上高は140mm(-10mm)、車高は1490mm(+15mm)とベース車に比べ25mm増加となる。
 足回りは、バリエーション豊富なベースのデミオの中からこのEVに合うものをチョイス。「結果としてうまくいった(藤中充商品本部プロジェクトマネージャー)」という。バッテリーパックの関係でリア・トーションビームのビームの位置を変えているが、基本的にはベース車と一緒。バッテリーパックによるボディ剛性アップ&低重心化もあいまって、軽快なハンドリングと上質な乗り心地が実現している。

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<Demio EV Spec>
サイズ   3900×1695×1490mm
車両重量 1180kg
モーター  三相交流同期モーター(フロント搭載)
最高出力 75kW(102ps)/ 5200~12000rpm
最大トルク 150Nm(15.3kgfm)/0~2800rpm
バッテリー 18650型リチウムイオン電池(床下に約2000本搭載)
総電圧  346V
総電力量 20kWh
一充電走行距離(JC08モード) 200km
交流電力量消費率(JC08モード) 100Wh/km
価格  357万7000円

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急速充電は左フロントフェンダー部、普通充電は左リアの給油リッドを流用した部分を使用する。オープナーは運転席側が普通充電。助手席側(左ハンドル車の流用?)が急速用となる

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モータールームには、手前から補機用12Vバッテリー、車載充電器とその下にDC-DCコンバーター、クーラント(モーターとインバーターを冷却)のタンクの下にインバーターが並ぶ。インバーターの下に鋳物のカバーが見えるがこれが巻線切替スイッチ。その後方にモーター。補機バッテリーの下に減速機が並ぶ

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車載のFOMAユニットによるITサポートシステムも用意。リモート充電やタイマー充電、そしてリモートエアコンにも対応する。また100Vの給電システム(最大1500W)をリアトランク下に用意している(30万円のオプション設定)

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メーターはパワーメーター、スピード、そしてマルチインフォメーションディスプレイ。バッテリー残量計12目盛りで表示される

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日本の農村を救えるか? EV軽トラ普及の前にある2つの「高い」壁!

 三菱自動車は、2013年はじめに発売予定の軽トラックEV「MINICAB-MiEV TRUCK」を、千葉県・幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2012で初公開した。i-MiEV、MINICAB-MiEVに続くMiEVシリーズ第3弾となるこのミーブ トラックは、ミニキャブ トラックをベースにi-MiEVのユニットを組み込んだもの。農村や山間部での農作業用として活躍する軽トラの積載性はそのまま(荷台寸法1940×1415×290mm、最大積載量350kg)に、電動化したモデルとなる。

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 ミニキャブ・ミーブでは、急速および普通充電口は、両ドアパネル開口側下部に備え付けられていたが、このミーブ トラックでは、左側ボディ荷台下に2口とも移設された。なぜか? 実はミニキャブとミニキャブ トラックは、似ているようでいて、ドアパネルが全く異なる。そのため、ミニキャブ・ミーブと同じレイアウトは取らず、あえて新規に充電口ボックスを用意したという。

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 このミーブ トラック、ガソリンスタンド過疎地化している地区でも、家庭で充電することで給油の手間を省くことが可能になり、これまで以上にニーズに即したEVといえる。だが、そこには非常に「高い」壁が存在することが判明した。

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 まずひとつは、ミニキャブ・ミーブにも言えるが、値段が「高い」のである。ガソリン車の定価は、一番廉価グレードのVタイプで70万9000円。カラードドアミラーやメッキグリルを採用したVX-SEエクシードで90万6100円になっている。ミーブ トラックはまだ発売前で価格は公表されていないが、補助金を受けてもガソリン車より数十万円は高いと言う。EV購入補助金を受けるわけだから、定価販売が前提だ。しかし、一方のガソリン車は、そもそもEVと比べ安いだけでなく、JAなどで購入する実売価格はさらに低くなる。燃費、ガソリンスタンドへ給油しに行くことの苦労を考えても、この価格差はそうそう埋められるものではないだろう。

 ミニキャブバンも、CD2シーター・ハイルーフで96万円に対し、CD10.5kW2シーター・ハイルーフで240万円。取得税6万1700円免税、重量税5000円分免税、EV購入補助金67万円で実質73万6700円の減額だが、それでも166万3300円とやっぱり割高、である。

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 そしてもうひとつ、荷台が「高い」のである。MiEVユニットを流用することを考えれば、この高さは仕方がない。しかしその高さは、なんとガソリントラックより44mmもアップ。農作物などが入った重いコンテナを荷台に上げる。それを今までより4cm高く上げろ、と言われたらどうだろう? 非常に厳しい壁である。

 この軽トラをベースに、荷台にキャビンを架装する軽キャンパーやパネルバンにも、大きな影響がある。もともと軽自動車枠(全高2000mm以下)に収まることが、軽キャンパーの大きな魅力。床面の上昇はそのまま居住スペースの室内高の圧迫につながる。それ以前にキャンピングカービルダーには、新たな架装部分の製作を強いられることになる。

 荷台の高さは価格の高騰を抑えるため、MiEVのユニットをできるだけ流用できるようにした妥協点である。価格も荷台の高さも、ともに現在できる妥協点、だということになる。なんとかこの問題をクリアして市販化につなげてほしいと思うのだが、さすがにこれは、発売までに解決しないかなあ。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月30日 (火)

エンターテインメント性に富んだ走行会を開催!

 皆さん、マル耐ってご存じですか? サーキット初心者からベテランまで楽しめる3時間耐久レース形式の走行会が、11月24日に袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されます。レーシングドライバーの丸山浩さんのwith meが主催する、この耐久レースはアットホームでユニークなのが、他の走行会とは大きく違うんです。

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 実は以前、ザッカーも参加しましたが、鬼軍曹扮する丸山さんの熱い指導や、サーキット内を自らの足でも走るジョギング、頭〇字D顔負けのコップの水をこぼさずに走行する練習など、非常にエンタテインメント性に優れた走行会なんです。

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 11月24日のマル耐3時間耐久レースは、ライセンス不要&多人数参加OKと、気軽に参加できるのも魅力。とくにサーキット初心者の方は、ぜひともマル耐でサーキット走行の楽しさを味わってみて欲しいですね。1チームはひとりから多人数でもOKなので、グループで参加すれば参加費用はかなりお安く楽しめます。

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問い合わせ/with me TEL03-5838-7397 http://www.withme-racing.com

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2012年10月29日 (月)

【JEVRA第5戦 決勝】来シーズンも楽しみになる楽しい一戦?

しとしとと雨の落ちてくる一日となった全日本電気自動車グランプリ第5戦・富士。朝から降り出した雨は、時より上がるものの、路面が乾くまもなく再び降り始めるという状況で決勝レースを迎えた。雨脚はレースが進むにつれて強くなっていったが、大きなクラッシュもなく、全14台は無事レースを終えた。
 グリッドは、フロントロウ・アウト側ポールポジションの
井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)、イン側に砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が並び、午後350分、レッドシグナル消灯で今シーズン最後のレースは始まった。

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スタートは、なんと4番手スタートの山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLAが、テスラの本領発揮ともいえるロケットスタートで飛び出していくという展開。ちょっと破天荒すぎるパフォーマンス! だが、これはこれで楽しい。他のテスラに乗る2名も笑いをこらえながらのレース序盤となった。一方の山田選手は「お笑いとかじゃなくてね、3位とか5位で走っていても最終的にスローダウンしちゃうんなら、トップに立ったほうがいい! チームの学生たちの士気もあがるでしょ?」と実にマジメだ。

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案の定、山田選手は3周目にはスローダウン(最終的には7位フィニッシュ)。その後は井土選手がレースを引っ張るという、これまでもよく見られた展開になった。2番手に食い下がっていた砂子選手も7周目には引き離し始め、井土選手が完璧なレース運びで今シーズンを締めくくった。

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テスラ勢に続いたのは、6番グリッドからスタートした丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)。この864月に納車され、ひと月後には全バラされ、EVへのコンバートが進められたという車両。モーターはUQM社の75kWモデル。つまりリーフより若干小さいくらいのモーターであるが、これに4速のドグミッションを組み合わせることで、電費の良い40006000回転を使っていくことができ電力消費を抑えることができるという。丹羽選手いわく「シェイクダウンにしては上出来。もう少し早くテスラのペースが落ちてくるかと思ったんですが、なかなか落ちなくて…。そのうちに雨脚も強くなってきたので無理にプッシュはせず3位キープに努めました」。まだ、バッテリーの電力は余っており、戦略次第では、テスラを脅かす存在になるかもしれない。
 もう一台のEV-Cクラスマシンを駆る山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)は予選こそ3番手だったが、「98セルのうち3セルが完全に終わってしまった」と、バッテリーに問題が生じ、出力を絞った状態での走行を強いられ、結果は5位フィニッシュとなった。

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コンバートクラスの活躍で影が薄くなったEV-2クラスだが、タイトルを賭けたリーフの争いは、ヒートアップ。ランキングトップ争いの2台がやりあう場面も見られたが、クラストップは猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が総合4位でフィニッシュ。ランキング2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は、猪爪選手に続くクラス2位でフィニッシュ。ポイントを70ポイントまで載せたのだが、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RFG.SONIX LEAF)がクラス4位で72ポイントとなり、逃げ切ってのシリーズタイトルを決めた。「今日はほんとにいっぱいいっぱい。やるだけのことはやりました。なんとかチャンピオン獲得できましたが、これまで今シーズン1回しか勝てなかったのが心残りです」と深栖選手。

005_3 今回、非常に多くのギャラリーを集めたトヨタ自動車同好会の2000GTSEVであるが途中で不具合が生じ電池残量半分以上残してのもったいないレースに終わってしまった。「元気に走れることは見せられた」というが、ぜひ次のレースで実力を発揮してもらいたいところだ。

<リザルト>
Pos Class Name        Car                                                Gap
1   EV-1  井土智洋  #1 OUTER PLUS☆TiR☆TESLA      
2   EV-1  砂子塾長  #8 TAUS東京自動車大学校TESLA    40.244
3   EV-C  丹羽和彦  #39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV
   1'00.052
4   EV-2  猪爪俊之  #2 日産リーフ
                                  1'45.456
11  EV-3  山本晋也  #88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEV
    2Laps

これでJEVRA3年目のシーズンも終了となった。2013年も今年と同様、もしくはもう一戦を追加しての開催となりそう。また、今回のようにバリエーション豊富でアイデアに満ちた車両が多数登場することを期待したい。来シーズンのスケジュールが決まり次第こちらでお知らせする。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月28日 (日)

【JEVRA第5戦 予選】新規参戦組の戦いはどうなる?

しっかり秋めいた10月最後の日曜日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)第5戦は、このシリーズ初となる富士スピードウェイでの開催となった。今回は、JEVRA戦だけでなく、富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるため、スケジュールもタイトながら、午前中には予選の前に練習走行セッションもあって、今回初参戦のニューフェース組には好都合なタイムスケジュールとなった。

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午前9時を過ぎると雨が降り出し、午前1010分からの20分間の予選セッションでは路面は完全にウエット。そんな中、井土智洋選手(#1 OUTER PLUSTiRTESLA)が今季2度目、4戦ぶりのポールポジションを獲得。予選タイムは、218602EV-2クラスでは、猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)がトップタイム229198をマークし、総合5番手につけた。

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一方、気になる今季初参戦のニューフェース組。今シーズンエントリー3台目のテスラ ロードスターは、砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が出場する東京自動車大学校の姉妹校である群馬自動車大学校からエントリーの山田英二選手(#6 GAUS群馬自動車大学校TESLA。この山田選手の乗るテスラはまったくのノーマル。砂子選手のテスラは開幕戦こそノーマル状態だったが、それなりに進化をしてきており、チャンピオンの井土選手と、3台がまったく異なる仕様になっている。

コンバートEVEVCクラスには、山地秀俊選手(#3 MR-e Ver.3)、小川裕之選手(#20 2000GTSEV)、丹羽和彦選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)の3者が新たに参戦する。

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富士は初となるMR-e山地選手は、リーフを抑えてなんと総合3 番手(2分22秒521)。しかし、セッションの途中で車両が止まるというハプニング。「バッテリーの劣化が予想以上に進んでいて、突然ダメになる。爆弾を抱えての決勝レースになってしまいます」と山地選手。

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ドグ4速ミッションを持つ丹羽選手の86は、練習セッション(ドライ路面)では各部チェックをしながら24秒台をマークし、予選セッションのタイムは229301で総合6番手。富士を始め本格的なサーキットでの走行は初、という2000GTの小川選手は、バッテリーの充電時間もあり必要最低限のアタックラップで総合12番手(33529)からのスタートとなる。

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シリーズエントリーしている面々からは、コースが非常にスリッピーであり、かつEVにとって非常に厳しいという感想がいくつも聞かれた。慎重かつ好効率ドライビングとバッテリーマネージメント、ここにすべてがかかっている、と言える。全10周で争われる決勝レースは、約5時間のインターバル(充電時間)を経て、午後350分スタートとなる。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月27日 (土)

第18回ジャパンEVフェスティバル

 12年10月20日、第18回ジャパンEVフェスティバルが筑波サーキット2000で開催され、今年も多くのコンバートEV、ERKが参加しました。参加ドライバー数は優に200人を超えていたかと思います。

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 この大会は我が女子カート部(JKB)の<JKB・EVチャレンジ>企画のメインイベントでもあり、午前中のERK(電動レーシングカート)クラスでは昨年に続く優勝を狙って、チーム<エナーシスfeat.女子カート部>(塚本奈々美、柴田真友子)が出場しました。

 グリッド順を決める美走選手権でシャフトを曲げるアクシデントがあり、チームクルー全員で耐久レース前に修復、なんとかグリッドにマシン「ODYSSEY JKB EV KART」を並べることが出来ました。参加20チームのマシンがグリッドに並び、いよいよ本番です。

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 ギアを変えて挑んだ今年のERK耐久レースでは、スタートドライバーの柴田真友子にアンペア数の消費をいろいろと試してもらい、そのデータを受け継いで、私塚本奈々美はチェッカーまで走らせてもらいました。結果は1位との駆け引きと消費電力のペース配分のバランスを詰め切れずに、ERK1クラス2位となりました。

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 2位という結果はすばらしいものでしたが、まだまだマシンの戦闘能力、ドライバーの戦略、バッテリー交換のタイムロス削減など改善の余地ありと考え、今後の対策に活かしていきたいと思います。「打倒!女子カート部」を宣言されるチームもいらっしゃり、少しでもこの大会の盛り上げに貢献出来ているとすれば嬉しい限りです。

 そして、午後に行われたコンバートEVディスタンスチャレンジに、私塚本奈々美が山梨EV研究会の「富士山deEVワゴンR」号で出場させて頂きました。コンバートEVレースへは24チームが出場する中、結果は堂々の5位となりました。

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 山梨EV研究会のマシンは大会直前に完成したという中で、驚くほどの加速力とパワーをもっており、背の高い車ですが、その安定感はこれまでいろんなEVに乗ってきた私としても、すごく期待が高まりました。クラッチの改善や足回りのセッティングを詰めると、トップも夢じゃない!と興奮するほどですね。今後ともぜひ、このコンバートEVプロジェクトにも参加させて頂ければ嬉しい限りです。

Photo                               山梨EV研究会の鈴木学さんとドライバーの3人

 今回は午前のERK、午後のEVと2つのレースに出場(ダブルエントリー)出来たことがホント嬉しかったですね。もし両方で表彰台に上っていられたら最高だったのですが、それは来年の大会の目標にしたいと思います。

 さて、11月23日15時~、ERKカップジャパンRd4(フェスティカサーキット)が開催され、これが女子カート部としては今季最後のERKレースになります。ここでしっかり今年のERKレースを締めくくり、来季の<JKB・EVチャレンジ>の戦略・構想を練りたいと思います。(塚本奈々美 http://nana-jkb.com/

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2012年10月26日 (金)

2012全日本電気自動車グランプリシリーズも最終戦!初の富士での開催は、どーなる?

 今週末の10月27日~28日、全日本電気自動車グランプリ(JEVRAシリーズ)、シーズン最終戦となる第5戦が富士スピードウェイ(静岡県)で開催となる。全日本EV-GP初の富士スピードウェイ。コースは、全長4.563km(標高差40m)。レース距離50kmほどのスプリントレースは、この本コースを11周する。しかし、富士のコースは、後半(ダンロップコーナーから)が常に登りのセクションとなるため、EVにとっては非常に厳しく、第3戦菅生以上に計算が難しい。

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 この最終戦には、タイトルの行方以上に気になるニュースが満載だ。なんと言っても、新たな参戦者があることだ。まずはモーター出力100kW以上の車両により争われるEV-1クラス。すでに井土智洋選手(#1OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)のタイトルは確定しているが、ここに新たにもう一台、山田英二選手が駆るテスラが参戦する。砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)のテスラと合わせ、合計3台のテスラ ロードスターによる豪華なトップ争いが繰り広げられるだろう。

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 ポイント争いが熾烈な日産リーフが参戦するEV-2クラスでは、ランキングトップの深栖健男選手(#10 ZUMMY RF☆G.SONIX LEAF)が62ポイントで先行。2番手の金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)は7ポイント差の55ポイントで追いかける。この富士戦で金井選手が優勝して深栖選手が3位以下ならば金井選手に逆転タイトルの可能性がある。しかし、前戦JEVRAレースでデビューウィンを飾った猪爪俊之選手は、非常に好電費で速い走りにより今回もクラス優勝の可能性も高い。強力なライバルの出現があり、さらには当日ダブルエントリーというハードな一日を過ごすことになる金井選手が、どんな頑張りを見せるか? 注目だ!

 そして、今回の目玉? なんと、最終戦にもかかわらず、3台もの新エントリーが加わった市販車改造のEV-Cクラス。MR-Sをベースにコンバートした#3 MR-e Ver.3(山地秀俊選手)、今年始めの東京オートサロンで話題を集めたトヨタ2000GTベースの#20 2000GTSEV(小川裕之選手)、そして4月に発売された86を早くもコンバートしてしまった#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV(丹羽和彦選手)の3台。

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 MR-eは日本EVクラブのEVフェスティバルに参戦してきたEVの進化バージョンであるし、2000GTSEVは、トヨタ技術会が作ったソーラーEV。そしてFT86EVは、昨年EVミラで参戦(決勝で左後輪ハブ折れでリタイア)しており、今回は、86に4速ドグ式EV用減速機を搭載し、満を持しての参戦。

 シーズン最終戦であるこの富士レースを、各車がどう戦うのか、非常に楽しみなところ。 SuperFJやヴィッツレースなど富士チャンピオンカップ第5戦と併催となるJEVRA第5戦「全日本富士50Kmレース大会」。15時40分決勝レーススタートの予定。入場料は1000円。詳しくはJEVRAホームページまで。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月24日 (水)

軽さを追求? 100Wh/kmを達成したデミオEVの実力は?

 7月に発表され、10月4日にリース販売をスタートしたマツダ・デミオEV。この車両に乗ることができました。試乗記は次号XaCAR12月号でお伝えします。
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 ということで今回は別の話。以前この場でもお伝えしたとおり、デミオEVでは、ヘッドライト&テールライト周りで、ベースとなるガソリン車のデミオにはない設定の組み合わせとなっています。フォグランプ非装着でありながらディスチャージヘッドランプを採用。13-SKYACTIV専用のLEDリアコンビネーションランプでありながらリアルーフスポイラーレス、という具合です。

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 プロジェクトマネージャーの藤中充さんと、車両開発の阿南義明さんへのインタビューで、デミオEVの詳細についても話を聞くことができ、この外装のわけがわかりました。

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 あえてガソリン車にない設定の車両を作ったと思いきや、実は、もっと違うわけがあったのです。もちろん、徹底して省電力を重視してのランプ類のチョイスですが、さらには、リアルーフスポイラーも外しています。リアルーフスポイラーは軽量化というよりは、空力的に良いということです。というのも、ベースのスカイアクティブモデルは前後にもアンダーパネルを装着してボディ下部が完全にフラットになっているが、EVのほうは、床下はバッテリーパック部分のみフラットで、車高も上がっているため、かえって空力的に悪くなり、ルーフスポイラーが不要になった、ということです。既存の車種でも、EV化することでさまざまな用件が変わることもあるんだなぁ、と実感しました。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月23日 (火)

光岡のEV三輪、雷駆-T3ついに販売スタート!

 1年と3ヵ月ほど前に紹介したとおり、古くはマイクロカーME-1(MC-1T EV)から、現在では三菱i-MiEVをベースにした普通自動車「雷駆(ライク)」をリリースするなど、EVへの積極的である光岡自動車。ユアサM&Bと共同開発した三輪EV、雷駆-T3をついに10月18日より発売すると発表しました。

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 MC-1で500台以上の実績を持つ光岡自動車ですが、そのうちの200台あまりを「ある健康飲料メーカーさんに買っていただきました。原付というのは、2輪であろうが4輪であろうが、積載量が30kgまでという規定があります。ところが実際に乗られる女性の方は、30kgの箱を2つくらい、小さいモノを含めると全部で80kgは積みたいと、考えているんです。でも皆さん真面目で、過積載までして商売はしたくないという気持ちがあるということを、お話をしていて感じました」と光岡自動車代表取締役会長の光岡進さん。

「(軽四輪の積載量)350kgまでいかなくてもいいので、もう少し小さくて停めても邪魔にならないクルマがあればいいなぁと10年前から思っていましたが、なかなかチャンスが無かった」ということでした。さらに「トラックを駐車スペースに置いて、運送屋さんは手押しの台車に乗せ替えして集配をしている。坂が多い場所では、手押しで配達をするのは大変だ」ということにも触れ、そんなニーズに応えるべく光岡自動車が出した答えがこれだということなのです。

 日本には側車付二輪車という規定があり、「250cc以下ならば車検も要らないし、車庫証明も要らない、ヘルメットもかぶらなくていい」という、「緩やかな規定」のクルマがあるんだそうです。「小口配達でしょっちゅう止まったり動いたりすることを考えると、アメリカの配達車みたいにドアの無いクルマのほうがいい」ということで、ここにターゲットを絞ったということです。
 
「今までは乗用のみのものではあったが、乗用があるのなら、その分を積載量に換算しても理屈は同じじゃないか」という持論を展開。次世代自動車振興センターおよび経済産業省、そして国土交通省へ直談判の末に、型式認定、そしてEV購入補助金30万円の助成も決まり、この日の発売となりました。

「補助金を組み込んでも100万円を切りたいということで、お客様には99万5円で出します。現実問題これだけで欠損が出て商売にはなりませんが、50~100台はある程度欠損生産でやりながら、来年の4月以降は何とかしていかなきゃなぁ」と理想と大きく隔たる現実の厳しい状況を吐露する場面も見られました。

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 乗車定員は2名。車両サイズは2485×1170×1075mm。最大積載量は100kg。最小回転半径は2.3m。運転には普通自動車免許以上が必要(二輪免許では運転不可)です。価格は128万5000円から。2.9kWhのショートレンジモデル(40km/h定地走行で航続距離40km)と4.3kWhロングレンジ(同60km)の2モデルがあり、フロントスクリーン有り無しの4グレードで展開されます。

 小口配送や飲料系の配達業務など、ニーズに応えるべくEVを開発する光岡会長の思いのこもった一台。気になります!(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月21日 (日)

日本EVフェスティバルでメーカーEVがコースを劇走!?

日本EVクラブが主催する、自作改造EV(コンバートEV)の祭典「第18回日本EVフェスティバル」が1020日に茨城県・筑波サーキットで開催されました。

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 昭和40年代の旧車から現行モデルまで、さまざまな車両をベースにした実にバリエーション豊富なコンバートEVによる1時間の耐久レースや、電気カート(ERK)の耐久レースなど、本コース上ではさまざまなEV走行が見られました。コンバートEVが中心のイベントではありますが、パドックには、環境エキスポと称して、メーカーの車両展示が行なわれていました。

 メーカー製EV、と聞くと、リーフとi-MiEVあたりが思い浮かぶかもしれませんが、それどころじゃない、という感じです。今年相次いで発表されたホンダ・フィットEVにマツダ・デミオEV

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そして年末に発売予定のトヨタeQ、さらに今年度中の発売を予定しているMINICAB MiEVトラックまで、実にさまざま。

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さらには年末発売予定のスマート フォーツー エレクトリック ドライブ。そして、SIM-DriveSIM-WILも参加する豪華さ!

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 EVが出展する展示会などに行っても、これらすべてを一堂に見ることができないですね。自動車のエネルギー問題を考え、未来を模索するこのイベント。来年はさらに盛り上がるかも!? XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月19日 (金)

佐藤琢磨がメガウェブフェスタでCR-Z MUGEN RZを試乗

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「MEGA WEBフェスタinお台場学園祭(10月8日)」に現在アメリカのインディーカーレースで活躍する佐藤琢磨選手がやって来た。あの元F1ドライバーの佐藤琢磨選手ですよ。ステージでは、トークショーも行なわれたが、その前にメガウェブ・ライドワンでドライブパフォーマンスを行なうということだったので、多くのギャラリーが集まった。

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 試乗したのは、ビッグマイナーを遂げたCR-Zをベースに、無限が手がけた『CR-Z MUGEN RZ』。スーパーチャージャー+IMAのツインチャージャーユニットを搭載して、156psを達成したハイパワーマシンである。サスペンションやブレーキなどが強化されており、無限のレーシングスピリッツを惜しげもなく注ぎ込んだモデルである。

https://www.youtube.com/watch?v=mQNc0gXakNA

 今回のイベントに合わせてギリギリ仕上げてきたというだけに、まだ、どの媒体も試乗を行なっておらず、佐藤琢磨選手がお台場でシェイクダウンを行なったカタチになった。「ノーマルのCR-Zよりもパワフルで、とても楽しいクルマに仕上がっていますね」と評価も上々。存分に楽しんでいる様子は動画をご覧下さい。CR-Z MUGEN RZの詳細は、発売中のXaCAR11月号をご覧ください!(XaCAR編集部・大野田)

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XaCAR11月号

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2012年10月18日 (木)

新型アテンザ発売前に開発責任者にインタビュー

 普段はなかなか見ることのできないクルマやレーシングカー。東京のお台場で間近で見ることができる以外にも、自動車メーカーの開発者によるあんな話/こんな話が聞けるトークショーも、メガウェブフェスタの嬉しいポイントです。

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 今回は、11月下旬に発売予定の「新型アテンザ」を一足お先にお披露目しただけでなく、アテンザ開発責任者である梶山浩さんと、自動車ジャーナリストの国沢光宏さん、まるも亜希子さん、ザッカー編集長城市によるトークショーが行なわれました。

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 実はこの3人はすでにプロトタイプ(ほぼ市販車)に乗っており、その印象は三者三様のようですが、「クルマのレベルはかなり高い!!」というのは同意見だったようです!! ある意味 “生放送”なので、開発者が目の前にいるにも関わらず…。歯に衣着せぬ意見は…ちょっと誌面にはできません。これは来場者だけのお楽しみ…ということで(笑)。

 新型アテンザの情報は、今発売のザッカー11月号にもバッチリ載っていますので、そちらも是非ご覧くださいませ~。(XaCAR編集部・山本)

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2012年10月17日 (水)

日本カー・オブ・ザ・イヤー2012‐2013は、どうなるか!?

 本誌も実行委員として活動している日本カー・オブ・ザ・イヤー2012-2013(COTY)は、今年で33回目を迎える。11月6日に10ベストカー発表、11月29日に、栄光の本年度イヤーカーが決定する。

01                           86&BRZは、同一車種としてノミネートされた。果たして?

 今回のCOTYイヤーカーにノミネートされるクルマは、2011年10月1日から今年の2012年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象となる。この中から一次選考で上位10車(10ベストカー)を選び、最終選考することになる。

02bmw                   BMW3シリーズはディーゼルも国内販売され、どのような評価をされるか?

 今年は輸入車の有力候補が多く、史上初「輸入車がイヤーカー」となる可能性もあると噂されてもいる。トヨタ・スバルの共同開発車86&BRZの行方も注目される。選考委員の投票でイヤーカーが決まるが、COTYを運営している実行委員が選ぶ、実行委員特別賞にも注目だ。

03up                      コンパクトカークラスで日本車の完全ライバルとなったVWアップは?

 今年のノミネート車は次のとおり。●トヨタ…プリウスPHV アクア カローラ・アクシオ/カローラ・フィールダー ボルテ/スペイド オーリス 86 レクサスGS ●スバル…BRZ インプレッサ G4/SPORT/XV ●日産…ノート ●ホンダ…CR-V N BOX/N BOX+ ●マツダ…CX-5 三菱…ミラージュ ●スズキ…ワゴンR/ワゴンRスティングレー ●フォルクスワーゲン…up! CC ザ・ビートル ●メルセデス・ベンツ…Bクラス SLクラス ●BMW…3シリーズ(セダン/ツーリング) ●アウディ…A1スポーツバック Q3 ●ポルシェ…911 ●シトロエン…DS5 ●アルファ ロメオ…ジュリエッタ ●ランドローバー…レンジローバー・イヴォーク ●ジープ…コンパス ●シボレー…ソニック

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2012年10月14日 (日)

モータースポーツジャパンでオーテックA25と超軽量プリウスをじっくり見よう

 10月の東京・お台場は、クルマのイベント満載です。自動車メーカーなどの共催イベントである「お台場学園祭2012」、その連携イベントである自動車雑誌3誌(ザッカー/カートップ/ベストカー)による「メガウェブフェスタ」に続いて、10月20(土)21日(日)は「モータースポーツジャパン2012 フェスティバル イン お台場」が開催されます。日本のモータースポーツを「見て」「聞いて」「体感」できる日本最大級のイベントなのですが、ここにザッカーはブースを出展いたします。

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 今年は、ザッカー2012年9月号にも掲載した、オーテックジャパンが開発したワンオフスポーツセダン「オーテックA-25」と、エコカーカップに参戦する超軽量の「カーボンプリウス」の2台を展示します。どちらも世界に一台しかない希少なモデルなので必見です。

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 会場はゆりかもめ「船の科学館駅」の目の前です。ぜひザッカーブースに足を運んでくださいね。編集部スタッフとXaCARマスコットガールの「要さえこちゃん」がお待ちしております。

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モータースポーツジャパン
http://www.motorsport-japan.com/msjf/

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2012年10月13日 (土)

これが未来のクルマだ! 無人で走行するリーフ

 CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2012で発表された「NSC-2015」。これはリーフで自動運転を行なうモデルだ。スマートフォンと連携させ、クルマの施錠もスマートフォンで行なう。目的地を入力したら、自動運転を開始。目的地に着いたらオーナーはクルマを降りて、クルマは自動で駐車場に停めに行く。

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 電気自動車である「NSC-2015」は、駐車場で非接触充電を行ない、オーナーが用事を済ませたら、クルマを駐車場から呼び出すといった流れである。

http://youtu.be/lRM8sNpPGJY

 まるでナイトライダーや鉄腕アトムといった世界なのだが、技術的には可能な所まできているのだ。クルマの運転が不要な時代は、もう目の前なのかもしれない。クルマ好きにとっては、少し寂しい話しではあるのだが…。(XaCAR編集部・大野田)

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2012年10月12日 (金)

大盛況のメガウェブフェスタ!豊田章男社長がXaCAR軽量化プリウスを試乗!

 10月7~8日に開催された東京お台場メガウェブフェスタは大盛況で、2日間で6万人以上の来場がありました。メガウェブフェスタは本誌XaCARとCARトップ、ベストカー3誌が中心になって開催するイベント。来場された皆さん、ありがとうございました。
 どんなイベントだったのか、注目のトピックスは順次このブログにあげていきますが、まずは初日のサプライズから。

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 トヨタの豊田章男社長が、4月開催のメガウエブフェスタに続いて訪問されました。XaCARの黄色い86を見てもらったり、86ラリーカー、リーフRCなどに試乗されましたが、今回はXaCAR&トラスの135kg軽量化プリウスに試乗してもらいました。
 軽量化プリウスのエコカーカップ参戦記はお伝えしているとおりですが、このプリウスは「クルマを軽量化すると、どうなる?」というテーマで、カーボンの専門会社トラス(Tras)が製作、XaCARとのコラボでレース参戦しています。

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「えっ、ボディがほとんどカーボン?、それにしても135kgの軽量化って凄いですね。ぜひ乗ってみましょう」と豊田章男社長。試乗からニコヤカに降りてこられた章男社長は「凄い加速感ですね。走るメカを変えずに、プルウスがここまでスポーティに走るとは!」と驚きのレポート貰い、スタッフは歓喜の涙!

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 メガウエェブフェスタでは、本誌・山本ドライブで、同乗試乗も行ない、一般のかたにも軽量化の凄さを味わっていただきました。詳細は11月10日発売のXaCAR12月号で。
(XaCAR編集部)

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東海大学 Tokai Challenger完璧!土付かずの世界大会5連覇達成!!

 先日、篠塚建次郎さんのソーラーチーム篠塚のレース結果などを速報でお届けしたが、同じ南アフリカ共和国で開催されたサソル・ソーラーチャレンジで総合優勝を果した、東海大学チームの凱旋優勝報告会が、都内で行なわれた。「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」は、2008年から隔年で開催されている、FIA公認・非内燃機関搭載車両による世界最長の自動車レース。10日間で約5000kmを走破する。

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 東海大学のチームのマシン「Tokai Challenger」は、パナソニックのHIT太陽電池に同じくパナ製の18650型のリチウムイオン電池を450本(15並列30直列)、重量は21kg。5kWh の容量で、太陽電池出力3時間45分に相当。軽量マシンであるので、ソーラーパワーを使わずに、純EVとしても90km/hで330km走れるだけの性能となっている。

 駆動モーターはミツバ製のダイレクトドライブモーターを3基用意。この3基は出力特性を変えたもので、晴天用(ハイスピードタイプ)、曇天用(低速での出力の良い省エネルギータイプ)、登坂用(高トルクタイプ)となっている。これらをコースや状況に合わせて使い分ける。サポートカーには気象センサーを装着し、また、衛星画像を入手して天候予測をしながら、高低差などに応じた戦略を立てていく。

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 レースは、天候の崩れる日もあったが、追い越し禁止の山岳路で、前を行く低速走行のトラックの後方を長時間走行したことによる、モーターのオーバーヒートがあっただけで、大きなトラブルもなくレースを完走。予定された規定距離を走りきり優勝となった。ちなみにこの規定距離を走りきったのは、参戦した全14チームの中で、東海大学と篠塚建次郎さんの2チームのみ。篠塚チームよりも18時間42分早くゴールした東海大学が、総合優勝となった。

 このチームを率いる木村英樹教授は、マシンもチームとしてのレベルは高い、ということで、今回はスタッフの2/3が初参戦という、新人を多めにしたフレッシュな顔ぶれで参戦。にもかかわらず大差をつけての優勝。新人の多数登用は、来年のオーストラリアで行なわれる、ワールドソーラーチャレンジも見据えた体制作りともいえる。

 すでに2年ごとに行なわれるレギュレーション変更に合わせ、来年のマシンを製作予定。現在のTokai Challenger号は、フロント2輪とリアの駆動輪1輪の3輪車両だが、その4輪化に向けて頭を悩ましているようだ。モーターを2基搭載するのか1基搭載するのか、いずれにせよ、連勝記録を伸ばしてくれることを期待したい。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月11日 (木)

あっちゃんこと前田敦子さんが「カマッテ」を運転!

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 10月6日から開催された『お台場学園祭2012』。当日スペシャルゲストとして、元AKB48の前田敦子さんがやって来た。その日の朝発表だったにも関わらず、徐々にファンが集まりだして、トークショーが開催される16時前には大勢のファンとメディアで、会場が膨れあがった。

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 トークショー前に前田敦子さんが、トヨタのコンセプトカー「カマッテ」を運転。この模様は、トークショー中にビデオで流されたのだが、現在免許取得中とのことで、彼女が運転しているシーンはとても貴重。メディアも完全シャットアウトで行なわれた。

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 あっちゃんは、カマッテをとても気に入った様子で「こんなクルマで街中を走れたら楽しいでしょうね」と話して、最後にカマッテのボンネットに自身のサインをした。詳しい内容は、テリー伊藤さん司会のトークショーの様子ををご覧ください。完全録画版で入っています。(XaCAR編集部・大野田)

http://youtu.be/0AYrBeqlC4g

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2012年10月 9日 (火)

トミーカイラはやっぱりトミーカイラ?

 これまで何度か紹介してきたトミーカイラのEV計画。先日、赤坂サカスで行なわれた「cool KYOTO」展に出展していたトミーカイラEVの姿をキャッチ! グリーンロードモータースの小間裕康社長単独インタビューを敢行しました。

 京都大学のベンチャーとして誕生したグリーンロードモータース。この会社がトミーカイラのEVを製作するというニュースが流れてから、実に2年の月日が流れている。発表から実製作まで相当時間がかかっている、のではないか、と直接小間社長に話を伺ったのです。詳しくは本誌次号をご期待いただくとして、ここでは、トミーカイラEVの現状をお伝えしましょう!

 当初は、10年以上も前のモデルであることもあって、日本国内の法規を通すために、ちょこちょこと改良をすることで対応していくはずだった。ところが、ヘッドライトは洸量が足りない、ワイパーは拭き取り面積が足りず、という具合にやっているうちに、だったらイチからしっかり作り直したほうが、という話になった。で、結局当初の予定よりも1年近く時間がかかってしまった、ということです。

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 今回展示されていたものは、以前XaCARが目撃したものとは異なるZZベースの試作車ですが、最終的な販売車両はさらに全く異なるデザインとなるそうです。ここでも「なんで?」となるのですが、実際の販売開始は来春になるうえに、納期はそこからさらに半年から1年後、ということを考えて、見飽きられるのを避ける策、だそうです。

 グリーンロードモータースのホームページに行けば、チラッとは見えますが、現在はまだ未公開。デザインスケッチを見る限りZZ-IIのイメージに近い。というのも、同じデザイナーを起用しているから。

 日産リーフと同じ24kWhのバッテリー容量に、ボディはバッテリー込みで800~900kgに収める予定。まさに軽量でスパルタン。走りのほうは、トミーカイラの特徴(?)ともいえる「やんちゃなクルマ」は健在のようです。

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 また、元ソニー会長の出井伸之さんや元グリコ会長の江崎正道さん、ニチコン等がスポンサーとして名を連ねているのですが、そこに先日新たに加わったのが、元X JAPANのYOSHIKIさん。YOSHIKIさんといえば、3年前にSUPER GTの童夢チームのチームプロデューサーに就任する等、モータースポーツにも明るい方だが、今回、グリーンロードモータースにも出資をしたようです。

 小間社長は「YOSHIKIさんはEVに非常に興味を持っていらっしゃって、一緒に何かやりたいね、ということでプロジェクトが進行中です。11月には発表ができるので、乞うご期待、です」と近々何かの発表があることを示唆してくれた。発表が楽しみですね!(XaCARレポーター・青山義明)

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電気トラックの可能性は?

 10月9日はトラックの日、ということで、EVトラックお話。先日幕張メッセで開催されたCEATEC2012では、さまざまなEVが一堂に並べられたスペースが用意されていました。その中にあったのが、「e-NT400アトラス コンセプト」。日産の小型トラック「アトラス」をベースに、電動化したコンセプトカーです。ちょうど1年前に開催された東京トラックショーで、すでに公開されているものですが、今回も引き続いての展示です。

001    アトラスに接続されている充電器は、高岳製の輸出用チャデモ機のようす。ちょっとデザインが違います

 ベース車両は、小型トラックのアトラスF24。これにリーフのコンポーネンツを搭載したものです。フロント側にリーフに搭載しているEM61モーターを置き、ドライブシャフトを介してリアで駆動。搭載バッテリー量はリーフよりも多く、航続距離はJC08モードで100kmを走行することが可能ということです。充電口は、運転席側ボディシャシー部分に、チャデモの急速充電と普通充電の2口が並んで設けられています。

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 深夜・早朝の住宅街にあるコンビニなどの配送に、こういった静かな電動トラックがあったらいいだろうなぁと思う。そんなルート配送ならば、EVとしての有効な使い方もできるからなおさら。どうだろう?(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月 8日 (月)

新タイヤを装着してチームXaCAR参戦! なのに…

 XaCARでは、9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されたJEVRA第4戦にも、菊水電子工業とのコラボレーションによる「#88 菊水電子工業・XaCAR・i-MiEV」号で参戦。前回出場した第2戦は、編集部から石川がドライブするも、マイナーチェンジ後の航続距離が増えたi-MiEVに乗る、モータージャーナリスト菰田潔さん&鈴木健一さんに前を阻まれて、クラス3位フィニッシュであった。今回は前回同様菊水電子工業の車両をお借りするものの、新たに、横浜ゴムのアースワンを投入!

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 普段から製造に窒素を使用している菊水電子工業だけに、純窒素のボンベから3度の充填で99.9%の窒素を入れたアースワン。もちろん、エコラン要素の多いJEVRAシリーズだけに、規定の空気圧よりも高めにしての参戦。空気圧指定2.5キロのところ、3.0キロまで高めていても、フワフワした印象もなく、ショルダーが負けずに踏ん張ってくれて、コーナリングでも安定。いい感じだ。

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 今回のレースはタイミングが非常に悪い、本誌の締切日。ということで、急遽ピンチヒッターとしてこの大役を務めてくれたのは、ザッカー編集部にある欧州シビックなどのオーディオの装着もしてくれる、赤池カーコミュニケーツの赤池さん。AVだけでなく、最近は台湾の電気バイクも取り扱いを開始する電気屋さんだ。

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 新タイヤ装着で、気合いばっちり! レースは全参戦台数13台中13位でした! んっ?(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月 5日 (金)

「話題の新型アテンザ主査に聞く開発秘話」10月8日にトークショー開催

 モスクワモーターショー2012でセダン、パリモーターショー2012でステーションワゴンが世界初公開された、3代目となる「マツダ・アテンザ」。CX-5に引き続き、スカイアクティブ技術がフル搭載となるモデルだが、11月の正式発売前を前に、開発責任者のトークショーを開催します。会場は第5回MEGA WEBフェスタinお台場学園祭を開催中の、東京・お台場MEGAWEBです。

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 トークショーでは、アテンザ開発責任者である梶山 浩さんが、その魅力を会場に来た皆さんのためだけにお届けするもの。トークショーのお相手は、国沢光宏さん、まるも亜希子さんとXaCAR編集長の城市の3人。このメンバーですから、キワドイ話やオフレコ話が出るのは間違いないでしょう(笑)。

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 時間は10月8日(月曜祝日)14:30~15:00、東京・お台場MEGAWEB1階のメインステージで行ないますので、是非お立ち寄りください。(XaCAR編集部)

●メガウェブフェスタは http://www.megaweb.gr.jp/Event/Megaweb_festa_201210/

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2012年10月 4日 (木)

ニュル最速EVが、さらに記録更新!!

 トヨタ自動車のヨーロッパにおけるモータースポーツ活動を担当するTMG(トヨタモータースポーツ有限会社)が開発した、EVレーシングカー「TMG EV P002」が、8月にアメリカ・コロラド州で行なわれた「パイクスピークインターナショナルヒルクライム」でのEVクラス優勝(ドライバー:奴田原文雄選手)に続いて記録を出した。ヨッヘン・クルムバッハ選手のドライビングにより、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)の最速記録を更新したのである。

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 そのタイムは「7分22秒329」。前回(TMG EV P001)の記録は7分47秒794だったので、何と約25秒近いタイムアップである。さらに言うと、7分14秒を記録するV10スーパースポーツ「レクサスLFA ニュルブルクリンクパッケージ」に迫る勢いだ。

 EV P001→EV P002への進化はパフォーマンスアップで、モーターの最高出力は280kW→350kW、最大トルクを800Nm→900Nmと引き上げられ、最高速は255㎞/hに達する。下の動画を見比べてみて“速さ”の違いをチェックしてみて欲しい。

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 また、EVのウィークポイントである電源に関しても、シュナイダーエレクトリック社との提携で開発された急速充電器(ハイエースに搭載できるコンパクトサイズ)を用意するなど、抜かりはない。これがあれば、世界のどのサーキットでも安心/安定して走らせることも可能だ。

 まだまだ発展途上のEVレーシングカー。次に出るであろう「EV P003」のタイムはどんなタイムをたたき出すのか? 非常に楽しみである。(XaCAR編集部・山本)

記録更新時(7分22秒329)の動画

前回(7分47秒794)の動画

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残念! 篠塚建次郎さん、ギネス記録達成できず!!

 先日、南アフリカ全土をぐるりと回るソーラーカーレース「Sasol Solar Challenge 2012」を無事完走。総合2位(クラス優勝)の成績を収めたチーム篠塚と篠塚建次郎さん。

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 それに引き続いて挑戦するのが、ソーラーカーのバッテリーを外して、太陽光発電の電力だけでクルマを走らせて、その最高速の座を狙うもの。篠塚さんにとっては、このギネス記録達成のほうがメイン・ターゲットである。太陽光発電パネルを装着して南アフリカのソーラーカーレースに出場している車両。実は、太陽光によって発電された電気をそのまま使うのではなく、2次電池(バッテリー)に蓄え、そこからの電気をモーターで走る。

 つまり厳密に言うとソーラーカーは電気自動車となる。特にスタート時のような大きな駆動力が必要な瞬間は、バッテリーの電力に依存する必要がある。ところが、篠塚さんが挑戦するギネス記録「ファステスト・ソーラーパワービークル」は、ソーラー発電のみを動力源とするクルマでなければならない。搭載している2次電池を下ろして、ソーラーパワーのみで走る必要があるのだ。

 太陽光での発電では、やはりスタート時は非常にノロノロと動き出すようだが、各部の抵抗などを徹底的に抑えた車両だけあって、スピードが乗って来れば、時速100km以上も出せるのだ。この最高速チャレンジの計測については、直線500mを2回往復してその平均タイムで時速を割り出す、というルールとなっている。

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 篠塚さんのマシンには、量産レベル世界ナンバー1の変換効率を誇る、東芝の住宅用太陽電池モジュールを搭載。最大セル変換効率22.6%(最大モジュール変換効率19.3%)のパネルが約6平方メートル搭載されており、1300Wほど発電できる。9月28日にゴールしたソーラーカーレース後、バッテリーを外し配線を引きなおす等して、クルマをギネスチャレンジ用に仕立てた。ターゲットは、昨年1月にオーストラリアのチームがマークした時速88.8kmという記録。

 篠塚さん自身、挑戦前には「ギネス記録が破れるのかどうかわかりません。これがチャレンジだと思っています。本当に自信があったらやる意味はないわけで、できるかできないかどっちなのか、というのが挑戦する意味があると思っているんで、記録が出てくれるといいなとは思ってますけど…」と語っている。

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 ところが、南アフリカからの速報によると、現地10月1日にプレトリア郊外にある1周3kmのオーバルのテストコースで行なわれた計測では、残念ながら、ソーラーカーのギネス最速記録への挑戦は失敗に終わったようである。篠塚さんの今年のメインの活動はこれで終わりとなってしまったが、また、再度挑んで欲しいと思う次第だ。(XaCARレポーター・青山義明)

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2012年10月 2日 (火)

JEVRA最終戦を待たずしてタイトルを獲得したAE86コンバートEV

 9月30日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「全日本電気自動車グランプリ」第4戦。EV-P(開発車・レース専用車)クラスのリーフRCの活躍に目を奪われるが、このレースで、タイトルを決めたドライバーがいる。それがEV-Cに参戦している千葉自動車大学校の戸部裕貴選手だ。

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 戸部選手がステアリングを握るのはトヨタAE86。搭載エンジンを下ろして、代わりにモーターと電池を搭載するコンバート車両であるEV-Cクラスに参戦している。このクルマは、千葉県自動車大学校がエントリーさせているマシンで、もう10年ほど前から学校でコンバートEVの教材として使用しているもの。

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 実はこのCATS EV86、全日本電気自動車グランプリ・シリーズ開催初年度から参戦する最古参エントラント、である。参戦初年度は鉛バッテリーだったが、翌年には高価なリチウムイオン電池を搭載し、JEVRAシリーズのコンバートEV初のリチウムイオン電池搭載車となった。今年は授業の一環として、ボンネットをFRPに置き換えた軽量化(7kg減)にチャレンジするなど、少しずつだが進化を遂げている。現在は直流モーターだが、いずれこうしたものも交流式に置き換え、さらなる性能アップを遂げることだろう。

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 これまで袖ヶ浦戦をメインにレースに参戦してきたが、今シーズンはタイトル獲得のため4戦すべてにエントリー。そしてドライバーを固定しての参戦となった。開幕戦はBMWのミニEという強敵がいたため、クラス3位でのスタートとなったが、その後は3連勝で見事タイトルを獲得。最終戦を待たずしてEV-Cクラスチャンピオンに輝いた。

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 「学校の先生と優秀なメカニックのおかげです」とコメントした今年度卒業の戸部選手は、就職先も無事決まり、そちらへのインターンのためなんと最終戦・富士は欠場。来シーズンはこのクルマを後輩に託すことになる。(XaCARレポーター・青山義明)

【CATS EV86 参戦履歴】
2010年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2010年7月19日) ドライバー:藤井俊彦
予選8番手(9台中) タイム2′20.476
決勝7位(市販車改造クラス3位) ベストタイム1′58.607

2011年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2011年7月24日) ドライバー:廣瀬浩明
予選11番手(13台中) タイム2′16.629
決勝10位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′50.457

2011年JEVRA第4戦・袖ヶ浦(2011年10月30日) ドライバー:田中達美
予選11番手(12台中) タイム1′53.918
決勝10位(EV-Cクラス2位) ベストタイム2′09.831

2012年JEVRA第1戦・袖ヶ浦(2012年4月8日) ドライバー:戸部裕貴
予選14番手(15台中) タイム1′44.097
決勝13位(EV-Cクラス3位) ベストタイム1′36.589

2012年JEVRA第2戦・袖ヶ浦(2012年5月27日) ドライバー:戸部裕貴
予選10番手(13台中) タイム1′40.009
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′39.471

2012年JEVRA第3戦・菅生(2012年9月2日) ドライバー:戸部裕貴
予選8番手(8台中) タイム3′14.372
決勝8位(EV-Cクラス1位) ベストタイム2′30.427

2012年JEVRA第4戦・菅生(2012年9月30日) ドライバー:戸部裕貴
予選11番手(14台中) タイム1′42.096
決勝11位(EV-Cクラス1位) ベストタイム1′43.068

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2012年10月 1日 (月)

「ソーラーカー・チーム篠塚」、無事レースを完走し3賞を受賞!

 パリダカの覇者、篠塚建次郎さんの立ち上げたソーラーカー・チームが、南アフリカで開催のソーラーカーレース「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」に参戦した。10日間で約5000kmを走破するソーラーカーレースだ。

 この大会は、2008年から開催されている、非内燃機関搭載車両による世界最長の自動車レース。国際自動車連盟FIA公認レースでもある。隔年開催のため、今回で3回目となるこの大会へは、篠塚選手本人としては過去2度ともにドライバーとして参戦し、チームに優勝をもたらしている。参戦チームは、インド、アメリカ、そして地元南アフリカからの出場もあり、全14チームが参戦。出走車両は4つのクラスに分けられているが、チーム篠塚が参戦するのは、アドベンチャークラスとなる。

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 18日に南アフリカ共和国の行政府首都であるプレトリアをスタート。南ア国内をぐるっと回り再びプレトリアに戻ってくるコースだが、チーム篠塚のソーラーカーは、大きなトラブルもなく規定距離を走りきり、総合2位でゴール。アドベンチャークラスのクラス優勝はもちろん、ベストプライベーター賞、全日程での最長距離走破及び1日での最長距離走破を達成したことによるレコードブレイカー賞も受賞した。

 ちなみにオールオーバーの総合優勝は、篠塚さんがこれまでかかわってきた東海大学チーム(チャレンジクラスに参戦)。東海大学はこれで、土付かずの大会3連覇を達成している!

 そして今頃は、同地のオーバルサーキットで、ソーラーカーの最高速ギネス記録に挑戦中。篠塚さんの挑戦はまだまだ続く!(XaCARレポーター・青山義明)

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【JEVRA第4戦 決勝】代役佐々木大樹選手がドライブするリーフRCが圧勝!

全日本電気自動車グランプリ第4戦・袖ヶ浦で、参戦2戦目となるNISSAN LEAF NISMO RC(リーフRC)が無事優勝を飾った。

台風17号が近づく930日(日)、この日午前中に予選、そして午後に決勝レースが行なわれた。今回代役として、リーフRCのステアリングを握る佐々木大樹選手は、この予選セッションで115837という予選タイムを記録。デビュー戦となる前戦菅生に続く2戦連続ポールポジションを獲得した。

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そして、決勝レース。スタートは、フロントロウ・イン側の井土智洋選手(#1OUTER PLUSTiRTESLA)がポーンと飛び出して、1コーナーへ真っ先に進入。佐々木選手も「決して出遅れたわけではなかった」のだが、ゼロからの加速勝負では、テスラに軍配が上がった。
 前に出た井土選手はもちろん、佐々木選手をブロック。このまま前回同様の展開か? と思われた。しかし、佐々木選手はなかなか抜くことができない展開にも冷静で、「ここでアクセルセーブをすること」に意識を集中。そして一発で決められるポイントを探していく。

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そして5周目の5-6-7コーナーでアウトから一気にテスラをパス。その後は快調にラップを重ねていく。
 一方、トップを譲ることになってしまった井土選手は、リーフRCについていくものの徐々に引き離されていく。このスタートからの無理もあって、後半ではペースを落とさざるを得ない状況に。そして、なんと最終ラップでは、まさかのリーフRCにラップダウンされ、万事休す!

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年の第2戦で同じテスラ ロードスターに乗る黒澤翼選手を破ってから、これまで続いてきた連勝記録は6勝(2011rd2rd3rd42012rd1rd2rd3)でストップすることに。2位となった井土選手に続く3位には、同じくテスラ ロードスターに乗る砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)が入った。

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 市販リーフが6台参戦したEV-2クラスは、予選でクラストップタイムをマークした猪爪俊之選手(#2 日産リーフ)が、それを執拗に追いかける金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)を振り切って、見事初優勝。
 猪爪選手は、まだリーフでのロングランは1回試したのみ、とリーフの乗車経験は少ない。しかしながら、12年前までは、全日本ジムカーナA3クラスでRX-7(FD)を駆り山野哲也選手や
日部利晃選手らと腕を競っていただけあって、すでに自身の味付けが施されたオリジナルのサスセットを組み込んでいるし、「使ったことがない」という最新のタイヤの使い方も心得たもの。クラス2番手となった金井選手が首を傾げるほど、速くて電費も稼げる走りであったようだ。XaCARレポーター・青山義明)

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