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2012年11月10日 (土)

これからの急速充電器は蓄電池を背負う?

 パシフィコ横浜で開催されたスマートシティウィーク2012の会場で見かけた急速充電器。RAPIDIAS(ラピダス)シリーズを展開するJFEエンジニアリングのブースでは、急速充電器に大容量リチウムイオン蓄電池を組み込んだ充電システムの、新型モデルが登場していました。

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 通常、50kWの定格出力を持つ急速充電器の場合、高圧受電契約(6.6kV/50kW以上)が必要ですが、この蓄電池を内蔵する急速充電器ラピダスの場合、蓄電池からの出力と受電電力を足してEVへ充電するため、受電契約を低圧契約のまま、50kW出力の急速充電器の設置が可能です。もちろん、太陽光で発電した電力や夜間電力を使って電気を蓄えること、昼間のピークシフトにも貢献できる急速充電器です。

 これまでのラピダスシリーズは、充電スタンドと制御盤を別体にした「RAPIDIAS」と、一体構造の「RAPIDIAS-ONE」があったのですが、RAPIDIASの制御盤もRAPIDIAS-ONEの本体も、全高2100mm×全幅1400mmとなかなか大きな充電設備でした。

 ところが新型「RAPIDIAS-R」は、ボディサイズが全高1800mm×全幅1100mm、奥行きも790mmと非常にコンパクトになりました。蓄電池容量はこれまでの24kWから12kWに小さく(24kWはオプション設定)なりましたが、入力を20kWから28kWに変更しています。

 蓄電池の容量が少なくなったことで、気になるのがEVへの連続充電なのですが、入力を上げたことと、EVへの充電でフルに50kWの出力で充電しているわけではなので、問題はないということです。充電も後半になると充電量は減ってくるので、その間に電力会社からの系統電力は充電とともに蓄電へも回され、次のEVが引き続き充電を開始しても、充電をこなすことが可能になるわけです。

 またオプションとして、単相AC100Vで内蔵する12kWhの電力を出すことが可能となっており、災害など停電時には充電器としてだけでなく、バックアップ電源として活躍できるのです。

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 急速充電器の老舗といえるハセテックもブースを出展していました。こちらは直流入力急速充電器を参考出品。AC-DCコンバーター&DC-DCコンバーターユニットと蓄電池ユニットを並べて出品してました。こちらも気になりますね!(XaCARレポーター・青山義明)

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