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2012年12月 7日 (金)

東京大学研究室でのEV研究 その2

 CQ出版のセミナー「デモ走行で学ぶEV運動制御」からのレポート第2弾です。引き続き、東京大学の堀・藤本研究室のお話。制御理論を研究する藤本博志准教授は、三菱i-MiEVをベースに、その前後輪部分を取り替え可能なユニット式としたモデルを製作しています。研究室のある東京大学・柏キャンパスには、専用のガレージもあり、そちらで公開をしていただきました。

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 この研究車両はFPEV4―Sawyer(ソーヤー)という名称がつけられています。同一の車両で駆動方式を平等に評価することができ、車両構造と運動制御を統括した研究ができる、ということです。

 取り換え可能となる駆動ユニットは、
・インホイールモーターを使った両輪駆動
・1個の車載モーターの出力軸からとった駆動力でのデフ両輪駆動
・2個の車載モーターによる左右独立駆動
・動力源を持たないユニット
の4種類。これを前後どちらでも組みこむことが可能です。もちろん、ラック同軸の電動パワステを装備(ステアバイワイヤも可能)しており、4輪操舵も自在です。

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 現在はこの4つのみしかありませんが、今後はユニットも増やして組み合わせも増えるようです。車両はフェンダー部を拡幅しており、トレッド幅はノーマルよりもずいぶん広くなっています。

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 駆動方式の違いによる最適な制御方法など、実際の車両による確認ができるとしています。実際の走行実験は主に大学構内で、ということですので、低速度領域でのテストが多いのでしょうが、早期の市販EVへのフィードバックも期待したいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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