IS F CCS-Rのゼッケンは「8」から「9」へ
6月30日が決勝となる、アメリカ・コロラドスプリングスで行なわれるパイクスピークインターナショナルヒルクライム(PPIHC)。スタート地点の標高が2862mで、ゴール地点は標高4301m(パイクスピークの頂上は標高4302mです)となります。156個のコーナーを持つ全長20㎞のコースで、酸素が薄くなるため、エンジンの出力低下は避けられないレースです。
2月の暫定発表から、ちょこちょことアップデートされるPPIHCエントリーリストですが、XaCARで注目するあのクルマの参戦もようやくエントリーリストに名前が挙がりました。IS F CCS-Rです。昨年、11分36秒175で初出場&完走を果たしています。
ドライバーは昨年同様、具志健士郎(ケン・グシ)選手。沖縄生まれで1歳の時に渡米。15歳でプロのドリフトドライバーとなり、現在はフォーミュラ・ドリフトにサイオンFR-S(日本名トヨタ86)で参戦しています。本人にとって2度目の挑戦となった昨年のPPIHCでは、途中スピンを喫してしまったものの、初完走。エキシビジョンクラス2位(総合32位)の記録を残しています。
CCS-Rと言えばゼッケン8というイメージですが、残念ながらそのゼッケンはすでにエントリー済み(EVで参戦の塙郁夫選手が今年のゼッケン8です)。そのため、CCS-Rの今年のゼッケンは9となってしまったようです。
グシ選手の進化、そしてなによりCCS-Rの2013モデルへの進化で、どれほどのタイムアップになるのか。2年目の参戦で、ゼッケンはひとつ増えたけど、順位は大きく削れるよう頑張って欲しいですね。(XaCARレポーター・青山義明)
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