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2013年4月29日 (月)

【水素ステーション徹底解剖】高圧でキープ?編

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 先日、HySUT(ハイサット/水素供給・利用技術研究組合)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究となる、地域水素供給インフラ技術・社会実証の技術・社会実証研究の一環として、日本初の商用仕様実証水素ステーションがオープンしました。その施設内部をご紹介していくシリーズ、第3弾です。

 今回は、一般の方が見ることのできない、裏側をチェック、です。先日紹介した、トレーラータイプの可搬型の水素タンクに接続された先です。トレーラーから来た水素は、ステーションでまず圧縮していく施設に入ります。

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 写真左側こあるのが高圧水素圧縮機です。低圧縮機と高圧縮機を組み合わせ、0.6MPaから80MPa(能力的には100MPaまで対応)まで圧縮できます。圧縮の起動と停止を柔軟に対応できるように、インバーターを採用しています。また、シリンダー部には、高寿命のシール材を使用した無給油タイプとすることで、油分のないクリーンな高圧水素ガスが供給できます。

 写真右上には熱交換器があります。圧縮機で発熱した水素を冷却するための冷却装置です。このマイクロチャネル熱交換器は、既存の多管式熱交換器に比べ1/10ほどの超小型タイプです。

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 ここで80MPaまで圧縮された水素は、隣にある82MPa複合蓄圧器で貯蔵。FCVに充てんするのを待つことになります。この蓄圧器のボンベはCFRP製で、既存のものに比べ1/3ほどまで軽量化されており、小型のサービス・ステーションでは屋根上に設置することも可能といいます。高圧の水素は、FCVのタンクとの差圧で充てん。3分ほどで満タン(FCVタンクは5㎏を想定)になるということです。(XaCARレポーター・青山義明)

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