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2013年5月26日 (日)

パイクスEVクラスチャンピオンは?

 さぁ、連日、三菱の「MiEV Evolution II」のネタをお届けしていますが、今日は別のドライバーをピックアップしましょう。2013パイクスピークインターナショナルヒルクライム(PPIHC)に向けて、すでに車両をアメリカに送り出し、あとはレースを待つのみ、の塙郁夫選手です。2009年からEVでの参戦をスタートさせ、パイクスピーク初代EVクラス・チャンピオンで、かつ、昨年までのEVレコードホルダーですね。

 

001_hanawa

 EVクラス初代チャンピオンは、今年のPPIHC に向けて、車両は昨年と同じくSummit HER-02(2011年式)。見た目は大きくは変わっていません。すでに熟成の域に達している? と思いきや、その内容は、確実に進化をしています。

 モーターの基本スペックは変わらず出力190kWのもの。昨年同様、モーター内をダイレクトにオイルが循環する構造のちょっと変わったタイプ(一般的な油冷モーターというのは、オイルがオイルジャケットを循環して冷却する仕組み)。昨年はこの効率の良いモーターでチャレンジしたのですが、走行中に冷却オイルの循環が止まってしまうというトラブルを抱えていました。今回はその対策を施した新しいモーターを搭載し、さらにオイルクーラーを大容量(昨年の2倍の容量)のものに変更しています。

 

002_her02

  そして気になるタイヤ、です。塙選手のマシンはもちろん、横浜ゴムの市販低燃費タイヤ「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」を装着します。昨年奴田原選手の履いていたのはアドバンですので、横浜ゴムはこれまで土つかずのEVクラスのディフェンディングチャンピオンタイヤメーカーなわけです。そんな横浜ゴムが今回投入するのは、この夏に発売が予定されている「BluEarth」の最新モデルです。この新製品、低温&ウエット性能が大幅にアップしているということで、塙選手も「決勝は豪雨を期待してます(笑)」というコメントをくれました。「雨だったらレース中止だろ?」というツッコミはしないでおきましょう。

 リアタイヤを昨年よりもサイズアップしています(245/45-17サイズから275/40-18サイズへ)。この新タイヤに合わせて、サスペンションのバネレートなど足まわりの変更を行なっているということです。横浜ゴムのタイトル防御と塙選手のさらなる記録更新にも期待したいです。(XaCARレポーター・青山義明)

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