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2013年7月

2013年7月31日 (水)

モンタジ、パイクス優勝報告会開催!

Ppihc
 アメリカ・コロラド州で行われた2013パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムでの、モンスター田嶋こと田嶋伸博選手とTEAM APEV with モンスタースポーツのEVクラス優勝を祝した優勝報告会が都内のホテルで行なわれました。

Hall
 会場には、APEV(電気自動車普及協議会)のメンバーが大勢詰めかけ、非常に和やかな雰囲気の中、EVの魅力や、パイクスのレース参戦時の様子などの報告がなされました。

Tajima
 もちろん、2014年の挑戦に向けて、このプロジェクトを支援する協力会社へのお願いもしっかりありました。

 さて、そんな話を聞いてしまうと、来年のことが頭をよぎります。早速いろいろと聞いてみましたが、まだ話せることは何もない、という感じでした。たしかにそうですね。ただ、だからといって「はい、そうですか」と引き下がるわけにもいかないので、一つだけ答えてもらいました。

 その質問が「来年のターゲットタイムは?」です。

 今年、プジョー208T16パイクスピークとセバスチャン・ローブ選手が出したコースレコード8分13秒878を目指すのか(目指せるのか)? 気になるところです。

Trophy
 その質問に対しての答えは、「ターゲットタイムは9分切りを目指します」というものでした。

 今年は天候も悪い中で9分46秒530の記録でした。ドライなら9分30秒は行けたということです。つまり、今年よりもさらに30秒のタイムアップを目指すわけです。これは容易なことではありませんね。

 そういうことはわかってはいるんですが、『コースレコード更新』を望んでしまうことも確かです。更新は難しいですか? という質問については「あのタイムは相当厳しいタイムです。今日の時点では…」という答えでした。

 EVの進化を見れば、現時点では『無理』なタイムも数年後には軽く塗り替えられるかもしれません。EVの技術進化を期待したいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月27日 (土)

あれ? 今までなかった? ケーブル巻き取り式充電スタンド!

 太陽光発電協会(JPEA)が主催する太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan2013」が7月24日から26日にかけて、東京ビッグサイトで開催されました。太陽光発電のセル/モジュールメーカーやゼネコン・住宅関連の各社が出展するイベントですが、EVに関する展示もほんの少しだけですが在りました。

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 それが、ケーブルリールを内蔵した充電スタンドです。これを出品したのがモリテックスチールという大阪のメーカー。特殊帯鋼の販売、焼入鋼帯の製造販売等を行なう会社です。が、この会社のコードリールは、独自設計で製作しており、ジャー炊飯器からミシンや扇風機まで家庭用電化製品の電気コードの巻取りパーツとして採用されているようです。

 そんなコードリールの技術を使って、参考出品となったのが1460×170×295mmサイズの普通充電スタンド。ケーブル有効長は7m(収納長は5m)です。ケーブルリールの巻き取りの方式は明示されませんでしたが、自由に引き出すことができ、ケーブル引き出し口の横にあるボタンを押すことでケーブルが巻き取られるようになっています。

 この商品、現在開発中で、年内の販売を考えているということです。もちろん補助金の対象となるべくそちらへの申請も進めているといいます。もちろん単独での販売だけでなく、巻き取り機構だけを充電器メーカーへ、という売り込みも視野に入れているということです。

 こうやってコードを巻き取ってくれるのなら、コードも汚れずにいつでもきれいに充電ガンが使えそうですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月26日 (金)

XaCAR86ミニカー先行発売、間もなくですよ!

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 先月、この場でお知らせしましたとおり、黄色に全塗装したザッカーのTOYOTA86が、『京商』のJコレクション・シリーズから1/43スケールのダイキャストカーとして発売されます。

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 同じJコレクション・シリーズには「TOYOTA 86 "GT Limited"」という商品のラインナップがあります。ただそれを黄色に塗装しただけじゃないの? と思われる方もいるかもしれません。しかし、全然違うんです。ザッカー号のドアミラーやシャークフィンアンテナ、リアスポイラーレスなど細かな部分まで再現されています。

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 ここで紹介する写真は先月できあがってきたプロトタイプですが、京商さんの飽くなき追求はこんなところでは留まりませんでした。間もなく製品版が編集部に到着しますが、さらにあんなものやこんなもの(?)も再現されているようです。

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 ちなみに、このザッカー号のダイキャストモデル。正式名、KYOSHO『J-Collection』TOYOTA 86 XaCAR SPECIALとして登場します。価格は4200円(税込)。販売数量は500個の予定。

 ですが、正式発売を前に、8月4日(日)に富士スピードウェイで開催される『Fuji 86 Style with BRZ 2013』のザッカーブースで、先行限定発売を行なうことになっています。数量は50個限定の予定、ですよ!

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2013年7月25日 (木)

■スイフトスポーツ No.002■旧型のほうがいい?? スイフトスポーツ!

 スイフトスポーツが新型になって、1年以上が経っている。スイフト自体がそうだが、旧型との外観の差がすごく小さいので、新型が増殖している感触が少ない。一部のマニアックなファンの中には「旧型のほうが良かった」という声がある。新型へあえて乗り換えない、という選択をしている人もいるらしい。

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 今回は新型の進化について、考えてみたい。おそらく乗り換えた瞬間にわかるのは、エンジンのフィーリングが大幅に向上していることだ。旧型では低回転域のトルクが小さく、高回転域の伸びも悪い。5500rpmから上は有効なパワーはないし、音も苦しくなってしまう。エンジンの型式名はM16Aで変わらないものの、新型は1500rpmも十分に使えるし、7000rpmまでキッチリと伸びてくれる。

 この差はスズキのエンジニアの努力もあるのだろうが、基本的には吸気ポートの設計が大幅に変更されたことが大きい。そしてインジェクションシステムがボッシュになったことも、影響が大きいはず。だから基本的なポテンシャルが全く違う。

 個人的には、このエンジンの差だけで買い換える価値は十分にあると思っている。6速MTを含めて、パワートレインの魅力は大きく高まっている。
 ただ旧型を信望するマニアックな声は、ハンドリングにあるようだ。スイフトは旧型でスタビリティを最小限に抑えて、アンダーステアの出にくいハンドリングを実現した。それはマニアックな人には高い評価があったのだが、ヨーロッパでは厳しかったようだ。

 とくにハイパワーで高性能タイヤを履いたスイスポは「簡単にスピンするクルマ」という評価になってしまった。それでマイナーチェンジでスタビリティを向上させた上で、VSCを標準装備するなど、対策が施された。よりハイパワーで高性能タイヤを履いた新型では、さらにスタビリティを高めた。それは順当なチューニングだが、下手な運転をするとアンダーステアが出やすいということになる。それを気にして「旧型のほうが良かった」ということになるのだと思う。(次回に続く)

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2013年7月24日 (水)

リーフでサーキット走行をする、ということ

 2013JEVRAシリーズ第3戦・筑波の練習走行枠は、JEVRAの会員組織CLUB JEVRA(クラブ・ジェブラ)にも開放されました。朝7時25分からという早朝の走行セッションにも関わらず5名ものリーフオーナーがこれに参加しました。

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 走りに行くというクルマとは違うと思うのですが、これがまた参戦車両もビックリなクルマもチラホラ。この25分間の走行は、JEVRAレースに出る参戦車両も練習走行枠として使っているので、それらと一緒に走行が可能。純粋にスポーツ走行を楽しむだけでなく、レース参戦車両との違うをコース上で確認することも可能ということを考えると、ちょっとお得な感じですね。

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 普段からサーキット走行をされている方もいるようですが、環境が整っていないサーキットでの走行はなかなか厳しいものがあります。わずか25分間の走行ですが、真剣に走り込めば、電気もカラになってしまいます。走行後に普通充電(きちんと200Vの充電環境があったとして、それでも満充電まで8時間。100Vならさらに…)と考えると、まだまだハードルは高いですね。

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 しかし、このJEVRAのEVレース開催日となると、仮設ではあるものの急速充電器がやってきますし、充電環境も整っており、一度EVでサーキット走行したい、という向きには、この走行会はいろいろお得かもしれませんね。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月23日 (火)

JEVRA第3戦に見た、バッテリーの熱管理は大事?

 2013JEVRAシリーズ第3戦・筑波のレースデーは、それまでの猛暑の日々と違い、少し過ごしやすい一日でしたが、真夏の一戦であることに違いはありません。ここに参戦したEVたちにとっては、厳しい一日だったことでしょう。

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 今回もっとも悲鳴を上げたのが、東洋電産・三輪タイヤ・LEAFかもしれません。沼津から自走で筑波入りし、早朝の練習走行から参加するため、急速充電器で充電して、とバッテリーの温度がなかなか下がらない状況を作ってしまっていました。6時間にも及ぶ充電用のインターバルの時間を使っても、なかなかバッテリーの温度が下がらず、充電も進みません。
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 各チームともモーターとバッテリーの温度管理にはそうとう気を使っているようですね。前日までに満充電にして、レース当日は急速充電を掛けずに普通充電で温度の上昇を抑えながら、という方式をとっています。各チームは冷風機を持ち込んで冷風を当てて、という作業をしていますが、なかなか根本的な冷却方式では無いようですね。
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 デミオEVでもスポットクーラーでバッテリー部分を冷やしていました。しかし、今回参加したエントラントの中で、最も安上がりで効果的なのはこれではないかという、話になりました(下の写真)。アンダーパネルを外して、そこに直接水をかけさらに扇風機で風を当てる、という方式です。

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 某チーム関係者に話を聞いたところ、絶縁性のある液状のものをバッテリーパックに流し込んで循環させれば冷却が可能ではないかという話です。ただ、その液体を積んで走行するのは重量増になるため、いやだということでしたが…。

 イメージとしては、やはりこれ(↓)ですかね?(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月22日 (月)

【2013JEVRA第3戦・筑波 決勝】見どころたっぷりの地味に激しいバトルを展開!

 午前中の練習走行および予選セッションでは曇り空だったものの、お昼を過ぎ日が差し始めると、夏らしい 一日となった7月21日。茨城県にある筑波サーキットでは、JEVRAシリーズ第3戦(全日本電気自動車グランプリ第3戦筑波50㎞レース)の決勝が行なわれました。

 順当に予選が行なわれ、フロントロウには井土智洋選手(#1 TiRACING☆TESLA)と猪爪俊之選手(#2 TiRACING☆らむチャンLEAF)が並び、その後ろに金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)と井土佐知子選手(#7 TiRACING☆さっちゃんLEAF)、そして田中耕介選手(#23 日産リーフ)の3台のリーフが並び、6番手に菰田潔選手(#10 マツダデミオEV)、レーサー鹿島選手(#88 東洋電産・三輪タイヤ・LEAF)、そして唯一のコンバートEV参戦となった榊原康伸選手(#9 TAUS東京自動車大学校RX-7)というグリッドが決まっておりました。

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 予定より10分遅れの午後4時35分にスタートした決勝レース。EV-1クラスのテスラ ロードスターが飛び出して、後に続くリーフ勢を見ながら走行という展開です。クラス2のリーフは、各ドライバーともペース配分をどうするかというところで決勝前から探り合いをしていたようですが、結局猪爪選手がペースを作っていく展開となりました。

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 猪爪選手を追いかける金井選手は、ペース的に無理をしてでも早めに前に出たい、とプッシュ。これに釣られるように猪爪選手もペースを上げざるを得なくなり、「アクセルを踏まされた(猪爪選手)」とこれを振り返る。結局10周目のバックストレートで金井選手が仕掛け、2台は相手のラインを残しながらも並んだまま、最終コーナーから1コーナー、さらに第一ヘアピンまで、どちらも一歩も譲らぬ、まさに意地の張り合いともいえるバトルを展開。すぐ後ろでこの様子を見ていた井土佐知子選手は「今回もいいもの見せてもらった」とコメントするほどの今日一番のバトルを見せてくれました。

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 しかし、金井選手に先行を許した猪爪選手は、さらに徐々に差を拡げられていきます。猪爪選手としては1分20秒台のペースで走るはずが、16秒あたりで走行を続けたため、予定よりも完全にオーバーペースとなってしまったようで、ペースを落としたものの、最後は出力制限が掛かって万事休す。その後ろを走っていた井土佐知子選手は「最後の1周はアタックできるだけの電力を温存しておいた」ということで、これをパスしてクラス2位(総合3位)入賞を果たしました。

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 金井選手は、調子は良かったものの、途中でオーバーヒートになって逃げられてしまういつものパターンに陥るのでは、と内心冷や冷やながら、猪爪選手のペースに余裕で着いていけていたため意を決して前に出て。前に立ったあとは、前回と減速をしない負荷を掛けない走りに徹してチェッカーを目指したということです。実は今回の72号車は、これまでとは異なる足まわりのセッティングに変更されています。その足まわりというのが猪爪選手に近いもので、金井選手的には「これで同等の戦いができる」と自信を見せていました。

Demio
 前戦一回休みをとったマツダデミオEV。前回に引き続き今回もドライバーを務めた菰田選手は「ハンドリングが軽くキビキビした走りで、苦労しているリーフを横目に走れるのは非常に面白かった。7周目までは余裕をかまして走行していたけれど、バッテリーのヘリが早いということで抑えて走ろうと思ったらも手遅れだった」ということでレース後半ではペースを落としての走行を強いられました。
 マシン自体は大きな進化を見せました。しかし開発スタッフからは「一発はOK」しかし「スタミナ不足」ということで、更なる改良を進めなければならないという声が上がっているようです。ただ、市販車というレベルを超えたくない、という思いもあってパワートレインのアライメント調整など、市販車で手を加えられる程度をキープしながらレースに勝てる車輌づくりをしていきたいとしています。

Checker
 続くJEVRA第4戦は、シリーズ最北開催となるスポーツランドSUGOで、9月16日(祝)に開催となります。(XaCARレポーター・青山義明)

Podium
総合順位    クラス順    ドライバー    車名    周回    トップ差    ベストタイム
1    EV-1_1    井土智洋    #1 TiRACING☆TESLA    25        1'13.405
2    EV-2_1    金井亮忠    #72 チームNATS・日本自動車大学校・リーフ    25    1'05.748        1'16.653
3    EV-2_2    井土佐知子    #7 TiRACING☆さっちゃんLEAF    25    1'11.694    1'16.610
4    EV-2_3    猪爪俊之    #2 TiRACING☆らむチャン LEAF    25    1'14.176    1'16.596
5    EV-2_4    レーサー鹿島    #88 東洋電産・三輪タイヤ・LEAF    23    2 Laps    1'18.171
6    EV-2_5    菰田 潔    #10 マツダデミオEV    21    4 Laps    1'17.757
7    EV-C_1    榊原康伸    #9 TAUS東京自動車大学校RX-7    20    5 Laps    1'34.191
以下チェッカーを受けられず
8    EV-2_6    田中耕介    #23 日産リーフ    22    3 Laps    1'17.665

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2013年7月21日 (日)

【2013JEVRA第3戦・筑波 予選】最少アタックでグリッドが決まる!

 茨城県・筑波サーキット・コース2000を舞台に2013 JEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズ第3戦が行なわれます。3年目にしてシリーズ初開催となる筑波をどう攻めるのか、各ドライバーの腕の見せどころです。

 午前中に行なわれた予選セッションは10分間。気温の上昇もあり熱対策も含め、各車両とも計測2周から3周で走行を終えました。全8台の合計計測ラップ数はわずか21周です。

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 ポールポジションは、1分6秒337でテスラ ロードスターに乗る井土智洋選手(#1OUTER PLUS☆TiR☆TESLA)。開幕からずっとこの位置をキープ。続くフロントロウ2番手は、同じくテスラに乗る砂子塾長の定位置となっていましたが、砂子選手は車両トラブルで今回急きょ参戦を見合わせており、その空席を、日産リーフに乗る猪爪俊之選手(#2 TiRACING☆らむチャンLEAF)が1分12秒827のタイムで埋めることとなりました。

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 気になるデミオEVは1分16秒959の予選6番手で予選を終了することとなりました。軽量なデミオEVは、車検時の軽量で車両重量は1172㎏(ノーマル時1180㎏)。バッテリー容量20kWh、モーター出力75kW(102ps)/150N・mとなります。猪爪選手の日産リーフで、バッテリー容量24kWh、モーターの出力は80kW(109ps)/254N・m。車重は車検時1369㎏(ノーマルはSグレードで1430㎏)でした。猪爪選手は「筑波はアクセル全開にしている率が高いので、電費が非常に悪くなりますね。ここまでは順調ですが、決勝は何があるかわかりません。まず、電池は持たないんで1分20秒近くまでタイムを落とさないとゴールできないかもしれませんね」という。

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 予選終了の10時20分から決勝スタートの16時25分まで、6時間ほどの休憩時間を充電時間と冷却に充てて、25周で争われる決勝レースを待ちます。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【2013JEVRA第3戦・筑波】第3戦の長い1日がスタート

 2013 JEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズ第3戦は、シリーズ初開催となる茨城県・筑波サーキット・コース2000が舞台となっています。夏休み最初の週末となる7月21日(日)、この一日で、練習走行から、予選、そして決勝が行なわれます。

 この日の筑波は、早朝から薄雲が広がり、終日雲に覆われるという予報で、暑さが和らぎ、過ごしやすい一日がスタートしました。予定されたスケジュールは朝7時25分から25分間の練習走行(スポーツ走行)があり、10時10分から公式予選、そして16時25分からコース25周で争われる決勝レースと非常に長い一日となります。

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 朝の練習走行では、一番最初にコースインした金沢秀好選手(#39 ウエルマー☆ビルズ☆FT86EV)ですが、なんとインラップの第2ヘアピンで、ギヤが欠けてしまって、そのままリタイアとなってしまいました。この86、実は前回このシリーズに出走した時点から大きく進化をしており、実はモーターを大きなもの(出力が75kWから145kWへ!?)に変更しているということです。

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 金沢選手は、「シフトダウンの時に失敗したかも…」とそうとう凹んでいましたが、繁原製作所の繁原秀孝社長は「ちょっとモーターが大きすぎたかなぁ、前回もテストでね、シャフトがねじれてミッションが外れてしまったんですよ。今回はそれを補強してきたんですがねぇ。まだまだ進化の途中。テストで壊れるのが当たり前ですよ」と笑い飛ばしていました。次回は富士のJEVRA戦(11月3日開催)でリベンジをするということで、EVに対してミッションの有効性を探る繁原製作所の挑戦はまだまだ続きそうですね。

 また、今シーズン開幕戦に出場し、第2戦は欠場して、作戦を練り直してきたマツダ・デミオEVは、車高を50mmほど下げ、足も硬めてやってきています。バネレートは公開されていないのですが、スーパー耐久などに出るくらいにはなっているということです。デミオEVのステアリングを握る菰田潔選手も「足は思ったほど硬くはないがSタイヤに負けていないのでいい感じだね。前後のバランスもよく、トラクションもあるので、コーナーの出口が楽だ」と高評価。

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 問題は「電費が悪すぎ、とても25ラップは走りきれない」といいます。ただ、この練習走行に参加したレーサー鹿島選手や田中耕介選手らリーフ勢もこの筑波のコースの感触を異口同音に話しています。路面のミューが高くその分走行抵抗となってしまっていることと、スピードが出やすいわりにしっかり減速をする必要のあるコーナーが多いというコースレイアウトも影響している様子。各車ともに、いかにアクセルを踏まずに走り切るかを探っていきそうです。

 今回、急きょ砂子塾長選手(#8 TAUS東京自動車大学校TESLA)もマシントラブルで参戦を見合わせたため、参加台数は8台と寂しい開催となってしまいますが、初の筑波で、どういった戦いが見られるか、期待したいですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月20日 (土)

10kWタイプ急速充電器が熱い!?

 先日、デンゲンのキャスター付き10kWタイプの移動型小容量チャデモ対応急速充電器をこのページで紹介しましたが、同じく10kWタイプの急速充電器の販売を画策する動きが見られます。

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 7月17日(水)から19日(金)まで東京ビッグサイトで開催となったテクノフロンティア2013展にアポロ電気が出展していたのが、EV用10kW充電器KL400024です。以前紹介しているそのまま、です。サイズは550×450×1350mmと、デンゲンのEV-MAXに比べスリムで背が高い、という印象ですね。もちろんキャスター付きです。ボディ前面にはタッチパネルを採用し、USB端子を備えているので、充電後に、その状態をPCに収録も可能です。まだ、開発中のモデルということで、最終仕様ではないようですが、基本的には、この形で登場してきそうです。

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 10kW仕様ですが、15kWまで搭載できるように、という考えもあるようです。もちろん低圧受電契約のまま、設置費用も掛からないというメリットのモデルです。CHAdeMO準拠で補助金対応モデルを目指しています。もちろん、価格もEV-MAXをライバル視して、価格を上回っては勝負にならない、とがんばっています。

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 また、同時に展示されていたのが、鉛バッテリー用の急速充電器「KE72060」。出力は72V-60Aです。これは東南アジアを中心としたEVの高まりを受けての、ラインアップとなります。実はこちらのコンバートEV等の急速充電需要も結構あったりするのかもしれませんね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月19日 (金)

ついに開幕した86&BRZワンメイクレース!

 トヨタ86&スバルBRZは、デビューと同時にワンメイクレース開催の計画がスタートしていた。ある意味レースを楽しむために生まれてきたクルマと言っても過言ではない。そんな待ちに待っていた『GAZOO Racing 86/BRZ Race 2013 ROUND1』が、富士スピードウェイで7月13日、14日に開催された。
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 エントリーしたのは、86が72台でBRZが10台。合計82台という、予想を大きく上回るエントリー数だったため、予選は2組に分けて行なわれた。参加者は、レース初心者というドライバーもいれば、織戸学選手や片岡龍也選手、服部直樹選手といったプロドライバーもいる。ほぼイコールコンディションのクルマで争うわけで、素人もプロもドライビングテクニックだけで勝負をするという、本当の真剣勝負が繰り広げられたわけだ。
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                         織戸学選手
 ベース車両が普通のレーシングカーとは異なり、市販車同様リミッターが入った状態でのレースになるので、どんなに技術があっても、そんなに大きく差がつくものではない。超混戦のなか、初戦勝利を飾ったのは、P.MU RACING 86の山野直也選手だった。市販車ベースのレースであるジムカーナで鍛えられた山野直也選手は、運転技術もさることながら、レースを構成する能力にも長けていた。3番グリッドからのスタートだったが、1コーナーで、スルスルっとトップに立つと、それからは完全に一人旅。他を寄せ付けない速さを見せた。
 なお、GAZOO Racing 86/BRZ Race 2013 ROUND1のレースについての詳細は、9月10日発売の『XaCAR 86&BRZマガジン』で掲載します。参戦プロドライバーによる86&BRZを速く走らせるワンポイントアドバイスもありますので、ぜひご覧下さい。
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                       片岡龍也選手
SERIES CALENDAR 日程   サーキット
 第2戦 7月27日/28日  スポーツランドSUGO
 第3戦 8月17日     鈴鹿サーキット
 第4戦 8月31日/9月1日 岡山国際サーキット
 第5戦 9月15日     十勝スピードウェイ
 第6戦 10月5日/6日   オートポリス
 第7戦 11月2日/3日   ツインリンクもてぎ

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2013年7月18日 (木)

■スイフトスポーツ No.001■木曜日にはスイフトスポーツをお伝えします!

 ライバル不在というのは、よほど特殊なクルマか、根本的にダメなクルマか、絶対に売れないクルマ、そのどれかに当てはまるハズだ。ところがどうだろう? スイフトスポーツには全く該当しない。旧型のデビューが2005年だから、すでに8年が経過しているというのに、ライバル車というのが出て来ない。販売台数もそれなりに多く、走りに大きな不満もない。
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 そして決定的なことは、ごく普通のスモールカーを高性能にチューニングしただけの、シンプルな構造だということだ。つまり、どのメーカーでも作ろうとすれば比較的簡単に作ることができる。それなのにライバルが登場して来ないのだから不思議だ。
 1990年代の終わりまで、自動車メーカーはどんなモデルにも、必ずスポーツモデルを設定していた。それは性能を更新していくニューモデルにとって、その象徴的な存在であり、最もわかりやすいアピールポイントだったはずだ。クルマの性能向上と商品性のアピールで、スポーツモデルを訴求するという原理的な感覚は、日本以外の自動車メーカーでは常識だ。日本だけが特殊で、非常識になっている。
 そんなことだから、スイフトスポーツは孤高な存在になってしまっているのだろう。日本企業の思考では、直接的に多くの利益を得られないスポーツモデルはムダな存在に見えてしまうのだろう。
 ムダを徹底的に嫌うのは、スズキのクルマ作りだけでなく、社風といってもいい。そうしたスズキがスイフトスポーツを生み出しているのだから、とても皮肉なものだ。そんなスイフトスポーツだからこそ、われわれは大事に育てていく必要があると思う。
 これから毎週、スイフトスポーツについてお伝えしていきましょう。

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2013年7月17日 (水)

バーチャルからやってきたあのルーカス・オルドネス選手が鈴鹿を走る?

 「グランツーリスモは単なるレースゲームではない」ということを証明するドライバー育成プログラム「GTアカデミー」。まさにバーチャルでレースを楽しんでいた若者が実際のレーシングドライバーとなってしまうシンデレラストーリーを地で行くこのプログラム。その初代チャンピオンで、現在プロのレーシングドライバーとして活躍するドライバーが、ルーカス・オルドネス選手だ。

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 ルーカス選手と言えば、ルマン24時間 LMP2クラスに毎年参戦しており、クラス2位(2011年)、クラス8位(2012年)、クラス3位(2013年)、と毎年上位フィニッシュを決める実力派として成長しているドライバーである。

 ザッカー的には、昨年のニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ・ニュルブルクリンク)に、グランツーリスモのプロデューサーである山内一典さんとともに日産GT-R123号車で出走し、見事総合30位、SP8Tクラス優勝を果たしてもいる。もちろん、ザッカー誌面ではこの模様を掲載している。

Gtpractice ニュルブルクリンク、チームスイートルームでルーカスのセッティングのチェック風景を撮影させてほしい、という依頼に対して、きちんとヘルメットとグローブを着けて取材対応してくれたいいヤツ、がルーカスだ。

 そのルーカス選手が来日し記者会見が行なわれた。今回の来日は、日本でレースをするため、のもの。実は今まで日本のレースには出場したことがない。そんなルーカス選手は、この8月17-18日に開催となるSUPER GTシリーズ第5戦「第42回インターナショナルポッカサッポロ1000㎞レース」に、ゼッケン3 S Road NDDP GT-R(GT300クラス/日産GT-R NISMO GT3/星野一樹・佐々木大樹選手)の第3ドライバーとして出場予定。そのためのルーキーテストを受けるというもの。

Lucas2  XaCAR掲載号を持って喜ぶルーカス。「このテキストは右の上から読むんだろ? 日本語勉強してこれを自分で読んでみるよ」と。

 ちょうど一年前、カメラを向けるとついつい顔が下を向いてしまう、そんなシャイな部分は相変わらずか、と思いきや、今回は顔をしっかり前を見ていて、なんだか成長したなぁと思う部分もあって、うれしい限り。

 ルーカス選手がルーキーテストを受けるSUPER GT公式テストは7月19日(金)、20日(土)、鈴鹿サーキットで行なわれる。これまで「グランツーリスモで一番多く走ってきた」という鈴鹿をどのように攻略するか、楽しみだ。

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2013年7月14日 (日)

【誰も書かないパイクスピーク2013考察】山の神は誰に微笑んだのか?

 パイクスピークインターナショナルヒルクライム決勝日の天気は終日持つことはありませんでした。最速クラスであるアンリミテッドクラスは全車ドライ路面での走行を終えることができていましたが、続くアンリミテッド、タイムアタック、そしてエレクトリックの各クラスは、全長20㎞のコース上での天候が変わる大変厳しいものとなりました。雨の降りがセクションによって大きく異なるため、決め込むことができない状況。まさに天候の読みとの勝負でした。

 エレクトリッククラス決勝のトップバッターはグレッグ・トレーシー選手。スタート地点は雨は上がったものの、路面はまだ川のよう。さらに中腹部分も雨がひどいという報告が入る。そこでチームは、スリックでもカットスリックでもなくSタイヤをチョイス。この時点での選択は間違っていなかったでしょう。

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しかし、ふもとの雨は上がり、路面からは湯気が立ちのぼり、急速に路面コンディションが変わっていくことがみえている。三菱としては、天候が変化する前に、2台共を早く送り出すことで、この状況をやりすごすことにしていたようです。

 クラス3番手の出走となるモンスター田嶋選手は、逆に、待ちの体制。カットスリックに溝を追加したタイヤで路面コンディションの回復を狙っていました。田嶋選手はこれまでの経験から、カットスリックで状況を待つという判断を下したのでしょう。

Erunner
 結果田嶋選手は、自身のコースレコードを上回る9分46秒530(総合5位)の記録を打ち立てました。コンディションが悪い中、それでもEVクラスでは、タイムを出すタイミングは、後にも先にもこの時しかなかったと言えます。

Fitevchecker
 田嶋選手の後に出走したDrive eOやヨコハマチャレンジのリタイアもありましたが、実際頂上付近だけみても、ハーフウエットまで改善していた路面は再びウエットへ、そして完全に霧に遮られ、視界は10mと効かない状況になっていました。EV最終スタートのフィットEVは、よくコースアウトしなかったものだ、と思うほどの視界。そのタイムも全走行車両中最下位の17分台ということを考えれば、どれほどのものか想像できるでしょう。フィニッシュのチェッカーも見れたかどうか怪しいほどなのだから。

Monstertajima
 山をよく知り、そしてリスペクトしている田嶋選手だからこそ成し遂げた優勝であり、山の神が田嶋選手に微笑んだものと言えるでしょう。


Dunlop
 ちなみに、今回三菱チームに初めて帯同した住友ゴムスタッフは「実際の路面を見ることができたことは大変勉強になった」という。「今回のタイヤチョイスに対しては、今持っている資材の中であの時点での判断は間違っていなかった。もちろん、路面を実際に見ることで、もうひとつ柔らかいコンパウンドが使えそうだということもわかりましたし、さらに今回のレースを経験して新たなアイデアがいくつか頭の中にある」と今回の経験を活かした更なるタイヤ開発に意欲を燃やしている様子です。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月13日 (土)

【誰も書かないパイクスピーク2013考察】あの天候は読み切ることはできたのか?

 昨年に引き続いて今年もパイクスピークインターナショナルヒルクライム決勝当日、パイクスの頂上ではヒョウに降られました。2輪部門の決勝レースが行なわれた午前中の天気は快晴でした。

 私はゴール直前のヘアピンに陣取って、これまでの練習走行では見ることができなかった2輪車のレースを見ていました。というのも、予選や練習走行は、各セクションごとに割り当てられており、4輪を追いかけながら2輪も取材する、ということは不可能。そのため、決勝日にようやく初めて2輪の走行を見ることができるのです。

001              サミットに雲がかかり始めました(午前10時11分)

 2輪の走行の終盤。もうあと少しで2輪部門も終了というタイミングで、最終ヘアピンにいたオフィシャルスタッフが「悪い知らせだ!」と空を指さしました。そこからは、サミットの上にかかる黒雲が見えました。それは雨雲ではなかったのですが、オフィシャルさん曰く、ここに雲がかかると2時間後に天気は崩れるのだそうです。

 本来のスケジュールですと、2輪部門が走行を終了すると、ライダー全員が下山し、さらにエキシビジョン・ランとしてクラシックカーのパレード走行がありました。結構時間に余裕があるはずです。しかし、そのクッションともなるべき時間はカットされ、2輪のライダーたちは全レースが終わるまで下山しない、というスケジュールに変更となりました。ライダーが下山するとなると、コースサイドにいる観客とのハイタッチをしたり、と、そう簡単には山を下りることができません。

002              午後0時24分、タイムアタッククラスのアタック中にヒョウが降り出します。

 サミットに雲がかかっているのをみたのは午前10時過ぎのこと。ローブ選手が上がってきたのが午前11時43分でした。山頂では午後0時半過ぎには雨が降り出し、そこから4時間近くにわたって天候は崩れまくりでした。山頂の天候は曇り・晴れ・曇り・雨・ヒョウ・曇り・濃霧・雨・雪・晴れ。レースも終盤となる4輪のエキシビジョンクラス走行時は晴れていたのです。

003 午後5時37分、レースを終え、山頂から降りるバスの中からは、パイクス周辺が急速に天候が回復していく様子が見られました。

 今回は予選トップであるローブ選手の要請もあったろうし、「すべてはプジョーとローブのため」のレースだったので仕方がありませんが、もし、スケジュールを予定通りに進めていたらどんな展開になったろうかと、思わずにはいられません。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月12日 (金)

【誰も書かないパイクスピーク2013考察】プジョー&ローブを抜きにして考える

 パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013からはやいもので、もう2週間となりますね。
Loeb
 恒例の、少し時間を置いた後に考えるパイクスピーク考察です。大会記録を1分30秒も更新したセバスチャン・ローブ選手(プジョー208 T16パイクスピーク)が、今回すべての話題を持って行ったわけですが、まず、この別格の一台を頭の中から排除して、トップドライバーたちの成績をみてみましょう。

 すると、これまでのパイクスピークの常連たちの進化がどうなのか? クローズアップされますね。今回総合2位に入ったリース・ミレン選手は、マシンを変更し昨年のタイムアタッククラスからアンリミテッドクラスに変更して9分2秒192にタイムアップしました。昨年のタイムをなんと44秒もの更新をしているのです。ローブ選手さえいなければ、多くの祝福を受けるはずだったということです。

Rhysmillenracing
 では純粋にマシンの進化はどれほどのものなのか? 先述のリース・ミレン選手が昨年乗ったマシンで出走したポール・ダレンバック選手のタイムを見てみましょう。セクションタイムで見ると、下から3セクションは昨年よりも2秒ずつ遅いタイムなのですが、アッパーセクションのセクション4は逆に8秒もタイムアップをしているのです。ドライバーの違いもあるでしょうが、セッティングをアッパーに合わせた仕様にしているのかもしれません。しかし9分46秒001と昨年のミレン選手のタイムをほんのわずか、0.163秒だけ上回りました。タイムの大幅アップはなかったわけですね。

 昨年のダチアから、ミニに表面上の車種変更を行なって参戦したジャン=フィリップ・デイロー選手。昨年は、セクション4でリタイアしていますが、それまでのセクションタイムは今年のタイムとほぼ同じ。今年のタイムは9分42秒740だったわけですが、進化幅はそれほどあったようには見えませんね。

Rhysmillen
 つまり、プジョーにまともに刃向っていったのは、リース・ミレン選手ただ一人、ともいえますね。たださらに50秒の短縮はすぐに可能なのでしょうか? 8分13秒という巨大な壁だけ残して、プジョーが来年以降参戦しないとなると、後味悪いですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月11日 (木)

1台で既存車もEVもOKのA/Cガスチャージャー

 東京ビッグサイトで開催のオートサービスショー、安全自動車のブースで紹介されていた新製品「PAG/POEオイル対応A/CガスチャージャーPS-134」。

Ps134  なにが新しいか? というと、既存車両とEVのA/Cガス交換を一台でこなしてしまうというものなのです。一般車のベルト駆動コンプレッサーには冷凍機油PAGオイルが使われています。一方、EVやHEVの電動コンプレッサーの冷凍機油は、コンプレッサー内部の高圧部分とコンプレッサーハウジングとの絶縁性のためPOEオイルが使用されています。

 PAGオイルを誤ってEVやHEVに混入してしまうと、コンプレッサーの電動モーターコイルの腐食や、漏電の恐れがあります。ホース内に残ったオイルを含め、これを混在させることなく一台で両オイルに対応できるのがこのマシンなのです。これまでは、それぞれ別個のオイルチャージャーを使用しているわけですが、このマシンなら1台で、フロン回収やエアコンパーツ洗浄まで対応できます。

 こういったところを見ても、EVの普及にあわせ、業界全体で様々な対応をしていく必要があるんだなぁ、と改めて考えさせられますね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月10日 (水)

整備工場におけるEV用の床材って?

 7月5日から7月7日まで東京ビッグサイトで開催となったオートサービスショーの会場で見かけたEV関連のものをもうひとつ。安全自動車のブースで紹介されていた床材です。

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 整備工場の床材といえば、油などがしみこまない耐油性や、耐衝撃性が必要とされています。ということで、整備工場やパーツ販売店のピットなど、ツルンとした合成樹脂系の塗り床材で仕上げられていることが多いと思います。

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 で、ここで紹介されていたのは、絶縁塗装と絶縁マットです。EVやHEVの整備用に、より安全な作業環境を提案するということで、絶縁手袋と絶縁工具とともに、人体がアースとなって感電することの無いように、ということで、耐油性・耐衝撃性以外に、絶縁性のあるフロアが必要と提案しています。

 ゴム製の絶縁マットは床に敷くだけの低コストの素材。すり減っても交換が楽で、サイズも自由で必要な時だけ足元に敷いてあとは片づけてしまうことも可能。6000Vまで耐えることが可能です。

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 このゴムマットが一番と思いきや、隣の絶縁塗装はなんと10000Vに20秒間耐えることが可能という商品です。見た目は通常のフロアと変わらないのですが…。さらに、この商品を開発したABC商会では割れなどで通電する可能性を早期に発見するために、積層塗装で割れが肉眼でわかるようにということで下地の色をしっかりと付けているということです。

 整備工場がEV整備のために施設を入れ替えたりする日が来るのは、もう少し先でしょうかねぇ。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 9日 (火)

移動型急速充電器、需要ありそう!?

 7月5日(金)から7月7日(日)まで東京ビッグサイトで開催となった第33回オートサービスショー2013。この会場でやたらとたくさん見かけたのが、デンゲンの急速充電器EV-MAX(DEV-10kW)! 以前このコーナーで紹介したキャスター付き10kWタイプの移動型小容量チャデモ対応急速充電器です。低圧受電契約のまま、設置費用も掛からないというメリットのモデルです。

 このショー自体、整備工場向けのもので、そういったところの関係者、そして自動車大学校の生徒さんなどが来場しています。展示物は、タイヤチェンジャーからリフト、塗装ブースまで実にさまざま。我々が実際に購入することはないでしょうが、クルマにまつわるものですから、親しみのあるものが多いです。

Evmaxdev10kw
 で、EV-MAXです。以前紹介したときは、まだ、試作機の状態だったようですが、今回はキッチリと商品化されています。大きさがひと回り小さくなりました(サイズは712×746×1140mmから662×746×1067mm。重量は130㎏と変わらず。充電コネクタの出力ケーブルは4mで変わらず)。

Evmaxcasterlock
 この充電器、移動型としては初めて補助金対象となった充電器だそうです。キャスターが付いていて、しかし安全性を確保するため、キャスターのロックを掛けないと電源が入らず、充電中の移動はできません。また、衝撃に対して安全に止まるなどの安全対策もきっちり。さらに、固定型の配電盤からの電源供給ということで使用エリアが限定されているなど、課題をクリアしての実現、ということです。

Evmaxprinter
 デンゲンは、これを「整備機器として提案しています」とのことです。単純に充電するだけの機能ではなく、充電時(通電時)にしか見られない情報もあるということで、このEV-MAXでの充電を通して点検記録も残すことができるとしています。実際に本体内部にはデータ記録用のSDスロット、そしてプリンター機能を備えており、充電記録を出力することも可能です。

 10kWなので、急速というほど急速でもないです(たとえば、リーフでまったくの空から満充電までにおよそ120分)が、充電中に各所の点検や室内清掃といった他のサービスもできます、ということです。実際に充電器が移動できるメリットは相当あるらしいです。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 8日 (月)

【パイクスピーク2013】さらに電動バイクピックアップ!

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 91回目のパイクスピークインターナショナルヒルクライム2013には、3メーカー8台の多くの電動バイクが登場しています。先日紹介したトップタイムをマークしたライトニング社の1台以外のバイクを今回はを紹介したいと思います。

 まず1台目、先日ここで紹介した2輪車部門最上位の2013最速マシン「ライトニング・エレクトリック・スーパーバイク」とクラスとしては同じエキシビジョン・パワースポーツで出場した「Amarok P1A」。

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 このカナダの電動レースバイク、そもそもは三菱MiEV Evolution IIをドライブしたグレッグ・トレーシー選手が乗るはずだったもの。カナダ人ライダーのマイケル・レオン選手が代わって乗りました。

 アマロックのP1A。プロトタイプの状態で7.4kWhのリチウムポリマー電池を搭載。車両重量147㎏で出力は80馬力。

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 しかし、残念ながら決勝ではアッパーセクションでマシンを止め、リタイアとなってしまいました。決勝のタイムですが、セクション1で2分29秒、セクション2で3分14秒、セクション3で3分47秒という、このペースで見るとリタイアせずとも13分30秒を切る程度のタイムですね。

005  倒して置いているのですが、よくよく考えてみると、これって、電動車だからこそできる技とも言えますね! ガソリン車じゃガソリン漏れちゃうでしょ?

 続いては、ZEROという会社のバイク。こちらは、6台以上でクラスが成立するということで、、FX3台、Sを3台の2車種6台を投入し、エキシビジョン・パワースポーツZというクラスを成立させてしまっています。

003fx_s    左がオフロードタイプ系のZEROステルスファイター「FX」、右がオンロードモデルのストリートファイター「S」。カリフォルニアのサンタクルーズに本社のある電動バイクメーカー。ライダーたちは移動の際も同社のナンバー付の市販車に乗っていました。

 ZEROの6台は全車とも完走。最速はジェフクラーク選手のFX(777m号車)。タイムは12分00秒978で、総合63位でした。

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 そろそろ2輪でもエレクトリッククラスが成立しても良さそうですね。そうしたら、マン島へ出場したことのある、あんなバイクやこんなバイクも日本から参戦する可能性は出てきますかねぇ?
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 7日 (日)

【パイクスピーク2013】電動バイクも台頭してくる?

 パイクスピークインターナショナルヒルクライムですが日本的に(特にザッカー的に)はEVクラスが盛り上がっています。まだまだオーバーオールとまで行けていませんが、それもここ数年のうちには達成できるのではないか、と思っています。

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 ところが、2輪車部門では、すでにそれが達成されてしまいました! それがライトニング・エレクトリック・スーパーバイク。2輪車部門のトップタイムである10分00秒694で2輪車総合優勝です。ライダーは、昨年ドゥカティで9分52秒819を出し、2輪車で最速記録を持つ9分男カーリン・ダン選手です。ちなみにダン選手は、これでパイクス2輪車3連覇を達成したことになります。

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 ライトニング・エレクトリック・スーパーバイクは、240馬力と375馬力という2種類の仕様違いのモデルがあるということです。バッテリー容量は12kWhを搭載。最大24kWhまで搭載が可能です。

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 この車両は、ソーラーパワーで駆動します。トランスポーターの屋根に取り付けられたソーラーパネルで発電し、車内にある蓄電池(35kWh)に貯められています。1回あたり20分でチャージが3回可能だと言います。

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 ちなみに今回のMotoGP仕様車で価格は3万8000ドルほどになるということです。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】新たに加わった9分男は…

 パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013では、トップ8が10分切りを達成いたしました。

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 すでに「9 MINUTE CLUB」に入っていた5名のうち、2名は記録を更新しました。リース・ミレン選手(写真上)は、44秒記録更新の9分2秒192。田嶋伸博選手(写真下)も、2011年の記録を5秒更新した9分46秒530でした。
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 他には、以下の選手が9分台に入れてきています。

03    ジャン゠フィリップ・デイロー選手 9分42秒740(総合3位/アンリミテッド/#3ミニ・カントリーマン)

98    ポール・ダレンバック選手 9分46秒001(総合4位/タイムアタック/#98ヒュンダイ・ジェネシスクーペ)

200    マーク・レニソン選手 9分46秒634(総合6位/アンリミテッド/#200フォードRS200)

2    デビッド・ドナー選手 9分53秒581(総合7位/タイムアタック/#2 ポルシェGT3カップ)

088    スペンサー・スティール選手 9分57秒513(総合8位/アンリミテッド/#88PVA)


 ということで、現在の「9 MINUTE CLUB」の該当者は、
リース・ミレン選手(9分2秒192/2013)、
ジャン?フィリップ・デイロー選手(9分42秒740/2013)、
ポール・ダレンバック選手(9分46秒001/2013)、
田嶋伸博選手(9分46秒530/2013)、
ロメイン・デュマ選手(9分46秒181/2012)、
マーク・レニソン選手(9分46秒634/2013)、
カーリン・ダン選手(9分52秒819/2012)、
デビッド・ドナー選手(9分53秒581/2013)、
スペンサー・スティール選手(9分57秒513/2013)、
グレッグ・トレーシー選手(9分58秒262/2012)
の10名に倍増したわけですね。

 さて、8分13秒878を叩き出したセバスチャン・ローブ選手は9ミニッツメンに加えられるのでしょうか?
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 6日 (土)

【パイクスピーク2013】EVレーサーの充電環境は?

000_trd
 パイクスピークインターナショナルヒルクライムへ出場しているEVたちですが、さて、これらの車両の充電環境はいかになっているでしょうか? 決勝は大丈夫だとしても、練習走行など、予定よりも順調に走行本数が増えれば途中で電欠になる可能性もアリ、で、各チーム走行をするにもいろいろと配慮が必要となりますね。練習走行から各車、充電器を持ち込んでいるチームとそうでないチームがありそうです。

001_mitsubishi 三菱の持ち込んでいるリアルパワー社のチャデモ対応充電ユニット。急速充電が可能ですから、実際にいざとなった時に使えるのは、これ、ですかね? 

002_driveeo ラトビアのDrive eOのマシンには、見慣れない規格(工業用の規格だということです)の充電ポートがボディの左サイドにありました。トラックには発電機を載せてやってきていました。通常は30~40kWの充電だけど、急速の場合は80kWで充電できるよ、とのことでした。
003_driveeo

004_fitev こちらはフィットEV用に持ち込まれた発電機。これは普通充電ですから、走行前の継ぎ足し充電といったところでしょうか。もちろんこれもホンダ製!

005_fitev2
 決勝レースで何かあった際に必要とされる充電器としては、チャデモ対応機が一番といったところでしょうか? というのも、アタック中に赤旗などで、仕切り直しを命ぜられた場合、20分以内なら再アタックできるという規定があるためです。各チームともそれを危惧しているようです。チャデモ協議会で、パイクスピークのふもとに急速充電器を設置すれば各レース車両もチャデモ対応に切り替わる可能性が高まると思うんですけど、どうでしょう?
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】ちょっと新しくなったパイクスピーク!

001  パイクスピークインターナショナルヒルクライムの舞台となっているパイクスピークという有料道路。料金は夏シーズンでクルマ一台40ドル(最大5人まで)。5人以上乗車の場合は大人ひとりあたり8ドルと子供ひとりあたり2ドルの追加。徒歩の場合は、大人ひとり12ドル、子供(6歳~15歳)は5ドルとなっています。

002_2012pptollgate        これは昨年までの料金所。ブースはひとつだけで最大2列で処理できます。

 その料金所が新しくなりました。昨年からすでに新料金所の建設は始まっていましたが、今回訪れてみると、完全に旧料金所は撤去されていました。さらに、ゲート前(旧ゲート脇)にゲストハウスらしき(?)建物も建設中です。

003_2013pptollgate     これが今年新しくなった新料金所。今度はブースが2つありますので、最大3列で処理が可能です。
003_guesthouse     以前の料金所があったところは完全に平地になりました。その横には新たな建物が建設されていました。
 料金も結構高い上に、最近は自転車のダウンヒルを楽しむ方も多いようで毎日朝一番にMTBを大量に積んだトラックが何台も登っていきます(ライダーはコグレールという登山列車で1時間半かけて頂上へ向かいます)。儲かっているんでしょうかねぇ?

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 またコースは一部新たに舗装が敷き直されてました。やはり厳しい冬を過ごすと舗装も傷むのでしょうね。ちなみに昨年ゴール地点で事故があったことを受けて、チェッカー後のアスファルト部分は伸ばされるかもと言われていましたが、それはなかったようです。(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 5日 (金)

あのDTECが86レースにワークス参戦!?

 編集部でも度々お世話になっているマスターワンから「86レース参戦の発表会を行ないます」との一報を受け、さっそく会場となった横浜駅近くにある「AREA 86」を訪ねてみた。トヨタ86&スバルBRZによる注目のナンバー付きワンメイクレースは7月13~14日、富士スピードウエイから開幕。かなりギリギリのタイミングでの発表だ。神奈川トヨタによるディーラーワークス体制で、全戦にエントリーし優勝を目指すという。この「神奈川トヨタDTEC TEAM MASTERONE」のワークスドライバーに抜擢されたのは、坂本祐也選手だ。
 
 ウワサによるとこのシリーズ初戦には80台以上! がエントリーしており、ほぼ2台に1台が予選落ちしてしまうという(コンソレーションレースの設定もあるようだけど)。さらに単なるナンバー付きワンメイクレースとは思えない、豪華なプロドライバーが多数出場する、というから坂本選手のプレッシャーも相当大きいはずだ。ただ、坂本選手はこの手のレースでも十分真価を発揮できるキャリア十分。全日本タイトルのかかったスーパーGTレースの経験も豊富だし、なによりマシンの差がつきにくいワンメイクレースでの戦歴がスゴイ。ニュービートルカップやゴルフGTIカップ、カレラジャパンカップなどの戦歴は「全戦ポールポジション獲得」とか「全戦ポールトウウイン」といったパーフェクトな結果がほとんど。
「気になることはたくさんありますが、天候に合わせてどのタイヤを選ぶかが大きなキーポイントになりそうです。有名ドライバーたちが気になるかって? 彼らだけじゃない。さまざまなワンメイクレースの猛者も参戦すると聞いています。でもどっちにも負けませんよ(笑)。全力で頑張ります。こんなすばらしい体制を用意してくれたチームの期待に応えるためにも」と坂本選手はしっかりと答えてくれた。
 神奈川トヨタグループにあって、トヨタ専門のカスタマイズショップとして実績のある「マスターワン」。そして同社がリリースしているオリジナルパーツのブランド「DTEC(ディーテック)。これらの開発ノウハウやチューニング展開をどう生かし、そして86のレースを通じてどう進化していくのか。7月と8月は月2回ペースで開催される「GAZOO Racing86/BRZ Race 2013」。レース界久々の超激戦&ハイレベルなレースになりそうなだけに、86やBRZファンでなくても楽しみなイベントだ。そしてディーラーワークスという同チームの戦いぶりも注目してください。(XaCAR編集部)
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横浜市にある神奈川トヨタ自動車本社ビル2Fにある「AREA 86」が発表会場。DTECのロゴをメインにしたワークスボディがドライバーとともに初めてお披露目された。登録ナンバーももちろん「86」。サーキットではゼッケン「76」に注目です!
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これまでスーパーGTのGT300ガヤルドなどでキャリアを積んできた坂本祐也選手。今年はこのワークス・チームで86レースにフル参戦。活躍を期待しています!
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ピッカピカのワークスマシンの前でひょうきんなポーズをとってくれた額田信明さん。DTECの産みの親にしてマスターワンの責任者だ。今シーズンは、チームのテクニカル・ディレクターとして坂本選手を支える。

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【パイクスピーク2013】横浜ゴムのガレージ? 訪問!

 先日の三菱のガレージ探訪に引き続き、パイクスピークインターナショナルヒルクライムへ5年連続での挑戦を続けているチーム・ヨコハマEVチャレンジのチームガレージを紹介しましょう。

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 というと、関係者に怒られますね。チームにはガレージと呼ぶようなものはありません。パイクスピークのオフィシャルホテルであるクラウンプラザホテルの裏側にある駐車場の一部を占拠しています(笑)。

 ヨコハマのロゴ入りのトレーラーをど~んと置いて、その横にテントを立てて作業をしています。その風景は、すぐ横を通るフリーウェイからも覗き見れるような環境下にあります。

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 ちなみに、トレーラー内には、ドーナツやら、インスタント麺やレトルト類などの日本食の用意もあり、食に関しては非常に充実しています。お腹が空いたら駆け込みたいトレーラーでもあります(笑)

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 今年のパイクス、あとコーナー2つ、というところでシステムエラーで止まってしまい、5年目にして初のリタイアとなってしまった塙郁夫選手。

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 走行データを見てみると、止まってしまった地点では、昨年のドライ路面でのタイムよりも上回っているということでした。ゴールできればさらなる記録更新が見えていただけに非常に残念な結果となってしまいました。来年は、今年の分以上に一層のタイムアップをお願いしたいですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】気になるクルマ徹底チェック!「ミニカントリーマン」

 昨年は最終セクションでリタイアを喫したジャンフィリップ・デイロー選手がふたたびアンリミテッドクラスへ挑戦しました。デイロー選手が一昨年、昨年と持ち込んだのは、「ダチア・ダスター・ノー・リミット」。ルーマニアの自動車メーカー、ダチアのSUVダスターをベースにしたマシンでした。しかし、今年これまでと同じゼッケン3を付けたのは、BMWミニでした。

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 2011年式ミニ・カントリーマン(日本名クロスオーバー)というエントリーとなっていますが、2ドアですから正式にはペースマンと言えますね。ダチアからミニにスイッチはしましたが、そのエンジンフードのスリットから覗き込んで見ると、3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR38DETT」のヘッドが見えます。

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 昨年までは、ルノー傘下のダチアの出走ですから、日産との提携があるということでVR38エンジンの使用はわかりました。しかし今年は、何のエンジンを搭載するのか、と周囲も気にしていたようですが、結局はエンジンやシャシーはそのままで出たという感じでしょうか。ちなみにその参戦はフランスのミニのディーラーからの参戦(つまりBMWミニからではない)です。

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 このVR38エンジンを最高出力900馬力までチューンナップし、リアに搭載しています。タイムは9分42秒740。総合3位に入っています。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 4日 (木)

【パイクスピーク2013】三菱のガレージ訪問しました!

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 パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013の際に三菱チームが借りていたメンテナンスガレージ「Clarks Metal and Speed」を見せていただく機会がありました。そう、昨年の参戦の際、増岡浩選手のクラッシュしたマシンをきっちり直した腕利きのスタッフぞろいのホッドロッド系ガレージです。

Ext2
 昨年は、不眠不休のマシン修復のためお邪魔するわけにはいかなかったですが、今年は昨年よりは余裕がある(といっても非常に忙しそうでしたが)、ということで伺いました。

Owner
 オーナーは写真左側の太っちょさん、クラークさん。コロラド生まれで、ロングビーチで修業。リース・ミレン・レーシングでも腕を振るい、ミレンのフォーミュラ・ドリフトマシンをはじめ、2011年のタイムアタッククラスのレコードホルダーになったマシン(ロッド・ミレンのドライブ)も手掛けています。ちなみに写真右側はクラークのお父さん。

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 パイクスピークのふもと、ダウンタウンにほど近い住宅街の外れにあるクラークスのガレージ。普段はホッドロッドマシンが並んでいるのですが、このパイクス期間中は、そんなクルマはガレージ外に追いやって、完全に三菱の基地として稼働しています。

Int
 明るい近代的なガレージをイメージしてはいけません。入り口側こそ新しくリノベートされてますが、その奥側は昔からのガレージそのまま。ただ、その分、ちょっと雰囲気のあるガレージです。ガレージ自体はそれほど大きくはなく、出入り口から2台のMiEV Evolution IIを入れたらもう一杯、というほどのサイズ。

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 そのマシンの横にテーブルを置いて、三菱スタッフがパソコンを並べて、作業をしておりました。壁には、昨年の応援幕とともに、クラッシュしたi-MiEV Evolutionのフロントカウルがかけられていました。こうやって三菱のパイクス参戦の歴史も積み上げられていくといいですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】非常に気になる白い箱?

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 パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013に進化したEVマシンTMG EV P002を持ち込んだTRD-USA。スタート前のこのマシンの後ろには、常に白い小さな箱が用意されています。

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 箱からは2本のパイプが出ており、マシンにつながっています。箱自体はブーンという小さなうねり音も聞こえます。

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 気にしていると、とあるタイミングでこのボックスが開けられました(早速写真を撮っていたらすぐに閉められてしまいましたが)。その後ここには氷が入れられていました(スタッフの足元には水タンクもあります)。つまりクーリングのユニットですね。

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 これがモーターを冷やしているのか、バッテリーを冷やしているのか、はたまたその両方なのか、教えてもらえませんでした。が、やはりレーシングEVには、徹底した冷却が必要なんでしょうね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 3日 (水)

【パイクスピーク2013】ホンダがワークスチーム体制?

Hondateam
 パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013に、同じカラーリングのホンダ&アキュラ各車(5台)が参戦していました。ホンダとしては、4輪だけではなく、2輪でも5台の参戦(1台のATVを含む)をしており、オールホンダ体制で参戦(ワークス?)、とおもいきや、実はR&Dを中心とした社内チームでの参戦。社内のレース好きが集まって、の参戦です。

902_2  902 1991年式アキュラNSX(James Robinson/Honda R&D) 11分45秒518(総合56位/パイクスピークオープン4位)

64  64 2012年式アキュラTL SH-AWD(Brian Shanfeld/Honda R&D) 11分45秒518(総合114位/タイムアタック14位)

93_2   93 2012年式ホンダCR-Z(Sage Marie/Honda North America)  14分06秒446(総合93位/エキシビジョン3位)

24  24 2013年式
ホンダ・フィットEV(Roy Richards/Honda R&D) 17分30秒614(総合130位/エレクトリック5位)

173m        173m 
ホンダCRF250R (Nick Robinson/Honda R&D) 12分45秒895(総合91位/250 4位)

191m_2          191m 
ホンダCRF450R (Jeffrey Tigert/American Honda) 10分32秒964(総合19位/400 1位)

3m        3m 
ホンダCBR600RR (Erik Dunshee/Honda R&D) 11分41秒938(総合54 位/750 3位)

63m        63m 
ホンダTRX450 (Keith Steidl/Honda R&D) 12分55秒784(総合98位/ATV5位)
           ※55m ホンダCBR1000RR (Alex Moreno/Honda R&D)はリタイヤでした。

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 そしてもう一台がホンダ・オデッセイ。このマシン、ル・マン24時間などへの参戦経験もあり、今年はIRLインディカーシリーズにサムシュミット・ハミルトンHPモータースポーツ77号車で参戦中のシモン・パジェノー選手がステアリングを握ります。パジェノー選手は、6月2日にミシガン州デトロイトのベル・アイル・パークでの2日目のレースで見事キャリア初優勝を果たしてのパイクスピーク入りです。

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 ホンダ・オデッセイは、V6-3.5Lエンジンにターボを装着したエンジンは500馬力超え。6速MT(フロアへ移植)とLSDはアキュラTLのものを流用しています。

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 このミニバン、パジェノーのドライブで結果、12分54秒325(総合96位/エキシビジョン2位)となっています。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】気になるクルマ徹底チェック!「LoveFab Enviate」

 先日ここで紹介したパット・ドーラン選手のフォードRS2000は、練習走行初日にクラッシュし、その後修復を重ね、パイクスピークインターナショナルヒルクライム2013では見事完走しました。その同じ練習走行初日にクラッシュし(結局出走を取りやめ)たマシンをここで紹介しましょう。その名は「LoveFab Enviate」。ドライバーはLoveFabのオーナーであるコディ・ラブランド選手。

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 LoveFab号は昨年、パイクス初挑戦でした。11分39秒766でアンリミテッドクラス2位という好成績を修めています。(上の写真は昨年のLoveFab号)。

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 そして、今年車検場で再会したそのマシンは昨年から大きく進化していました。昨年は「1991年式Acura NSX」とマシン名にNSXと入っていたのですが、今年は、シボレー製のV8エンジンを縦に積んだマシンです。NSXのパーツと言えば、サブフレームとサスペンションのみ。さすがにNSXとは言えなくなったということでしょう。最近は空力解析をした非常にきれいなマシンが居並ぶだけに、なんだか「これぞパイクスピークだ!」と言える一台でもありますね。

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昨年は、「こんなにまで伸ばしますか?」的なフロントセクションですが、今年はずいぶん切り詰めた仕様になりました。塗装が間に合わなかったこともあり、なんだかエレファントマン(!?)的な印象を受けました。また、リアセクションは非常に大きな翌端板が一層目を引くものになりましたね。

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 で、このマシン。日本でも「NSXリタイア」という一部報道があったので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アンリミテッドクラスにエントリーしていました。クラッシュは、左リアの足が折れたことが原因。そのままスピン&クラッシュで炎上したということです。パイクスピーク決勝は、修復が不可能ということで、リタイヤを決めました。

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 しかし、金曜日の夕方に、コロラドスプリングスのダウンタウンで行なわれたファンフェスタに、LoveFab号の展示を行なっていました。それもその燃えてしまった車両の展示です。ドライバーのコディも顔を出してしっかり元気でした。とても炎上した車両からは想像できませんね。ホイールはみんな変形しているし、鋼管フレームは一部ちぎれていたり、シートも焦げていて、クラッシュの酷さがわかります。

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 それでも、コクピットスペースはしっかり残っています。こういうマシン作り、さすがですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 2日 (火)

【パイクスピーク2013】気になるクルマ徹底チェック!「TMG EV P002」

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 昨年のパイクスピークインターナショナルヒルクライムのEVクラスチャンピオンマシンであるTMG EV P002。昨年は、TMGが主体となって活動をしていましたが、今回TMGからやってきたエンジニアは一人だけ。今年のチームは、TMGからマシンを借り受け、TRD-USAがマシン作りからレースの運営まですべてを行なっています。

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 今回、そのおおきなエアロパーツに目が行きますが、それと同時にモーターの回転数を上げたことで15%ほどのパワーアップ、そしてTRD独自開発のエアロパッケージは昨年の3倍ものダウンフォースを稼ぐということです。

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 昨年のマシンと比較をしてみましょう。前後に装着されたエアロだけでなく、バックミラーなども外しています。そしてなんと、ドライバー席がセンターに位置しています。他にも細かな部分を見ていけば、ブレーキはカーボンに変更となっていたり、細部にわたり手が入っています。
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 しかし、関係者によくよく聞いてみると、その目標タイムは9分45秒だったのだそうです。他のチームが9分30秒を目指して開発していたわけですから、タイム的には伸び悩んでいるように見えた原因はそこにもありそうですね。

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 ちなみにロッド・ミレン選手。今回最初車検場で見かけたときは「ずいぶんおじいさんになったなぁ」と思った(失礼! 田嶋選手よりも若い62歳です)ものですが、マシンの乗り込みなどもシャキッとしていて、まだまだ戦えるようなオーラもビンビンに感じました。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】気になるクルマ徹底チェック!「フォードRS200」

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 パット・ドラン選手が駆る1986年式フォードRS200。925馬力のこのモンスターマシンは、アンリミテッドクラスに参戦する一台です。このブログで26日にコースアウトしたことを紹介した一台です。

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 コーナー出口でバランスを崩し、スピンをしながら崖側にリア側からコースアウトしたのですが、このときのレスキュー時に相当苦労をしており、アンダーパネルが引き上げの際にバキバキと割れたり、転落のダメージ以上にマシンには大きな傷ができていました。

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 走行初日はリタイアでしたが、翌日仕上げて再び走行しています。しか~し、またしてもやらかしていました。2日連続のリタイアです。周囲からは、前日クラッシュしたのにもかかわらず、相変わらずの踏みっぷりと評判です。

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 そんな数多くの戦歴をボディに刻みつつ(?)、ファンフェスタにも登場。もうメインスポンサーのモンスターエナジードリンクのロゴがしっくりくるような、モンスターな一台になっていました。関係者からは「走り込みの時間が足りなくて困る」と少々嘆きというのか不満のような声も聞かれましたが…。

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 それでも決勝では、見事にサミットまで到着! 10分14秒187のタイムで、クラス6位(総合11位)で今年のレースを終えました。来年もじっくりチェックしておきたい一台ですね。
(XaCARレポーター・青山義明)

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2013年7月 1日 (月)

【パイクスピーク2013速報】日本人の結果は?

 今回、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013には、合計8台、10名の日本人選手が出場いたしました。さて、その結果をお知らせいたします。

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 まずエレクトリッククラス。Team APEV with モンスタースポーツのモンスター田嶋選手こと田嶋伸博選手が、このクラスのこれまでの記録を更新する9分46秒530(総合5位)の記録を打ち立てました。

 三菱MiEV Evolution IIの増岡浩選手は、EVクラス2番手となる10分21秒866(総合13位)。チームメイトのグレッグよりも2秒弱速いタイムでした。目まぐるしく変わる天候にタイヤチョイスが合わせきれなかった、というのが悔しいところ。

 チーム・ヨコハマ・EV チャレンジの塙郁夫選手は、システムエラーが出てリタイアを余儀なくされました。どのようなエラーなのかは、マシンを開けてみなければわからない、ということで、まず原因の追究から、となります。残念ながら横浜ゴムと塙選手が2009年から続けてきたパイクスピークの完走記録は4でストップとなってしまいました。

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 レクサスISF CCS-Rでエキシビジョンクラスに参戦したケン・グシ(具志健士郎)選手。タイムは12分03秒085。エキシビジョンクラス1位(総合65位)でした。来年はタイムアタッククラスで9分台に入れてもらいたいですね。

 GReddy X Scion Racing tCの相澤剛選手。昨年のエキシビジョンクラスからタイムアタッククラスへクラス変更(マシンは変わらず)、13分20秒045でクラス11位(総合107位)。

 今年からフォーミュラDにスバルBRZで参戦している吉岡稔記選手。その車両を持ち込んでのタイムアタッククラス5位(総合71位)の12分13秒753でした。

 トライアンフ・スピードトリプルRで2輪部門Pikes Peak 1205クラスに出場する伊丹孝裕選手。本人に大したけがはなかったものの、残念ながらボトムセクションでフロントを取られ転倒、リタイヤとなりました。

 サイドカー部門クラス2位(総合53位)となった渡辺正人選手(パッセンジャーには安田武司選手、サブパッセンジャーに大関政広選手)。タイムは、11分41秒837でした。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013速報】EVトップはモンスター田嶋選手!!

 パイクスピークインターナショナルヒルクライムのゴール地点では、セバスチャン・ローブ選手の大幅な記録更新で盛り上がっていますが、4輪のレースはまだまだ始まったばかり。アンリミテッドクラス、そしてタイムアタッククラスがスタートしていきます。

 タイムアタッククラスの走行がスタートしてしばらくすると雨が降り出し、それはすぐにヒョウに代わりました。

 タイムアタッククラスの次に控えているのがEVクラスです。この時間になると、ロアセクションでも雨が降っており、EVクラスのトップバッターとなるグレッグ・トレーシー選手の三菱陣営はタイヤをに変更し、グレッグ選手と増岡浩選手を送り出す。その後に続く田嶋伸博選手はGiTiのカットスリックを履いて決勝に臨みました。

「雨のレースは20年ぶり。とても怖かった」というグレッグ選手、そして「雨のテストをやれてこなかった」という増岡選手。それぞれ10分23秒649、10分21秒866とともにタイムを10分台に収めています。

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 田嶋選手も「ひやひやだった」といいながらも9分46秒530のタイムを叩き出し、EVクラスのタイム記録を更新しての優勝を飾りました。

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 ロッド・ミレン選手はインターミディエイトのタイヤで出走。10分24秒301のタイムでEVクラス4位となりました。

 その後は天候が悪化し、続いて走行したヤニス・ホレリクス選手は、ブレーキングポイントが川のようになっていてスピンし、そのままマシンは横転。リタイアとなってしまいました。ヤニス選手は肩の骨を折り、病院へ搬送されました。

 続く塙郁夫選手は、スタートポイントで30分も待たされるなどあったものの、ウエット性能のアップしたブルーアースAを装着して快走。しかし、ゴール2つ手前のコーナーで突然のシステムエラーが出て、マシンを止めることとなってしまいました。

 アッパーセクションでは5m先もわからないほどの濃霧の中での走行となったロイ・リチャーズ選手(フィットEV)は17分30秒614という総合130位で今回一番遅いタイムながらも無事完走を果たしました。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013速報】ローブが叩き出したタイムは8分13秒!!

 アメリカ・コロラド州で開催されるパイクスピークインターナショナルヒルクライム2013は、現地時間午前8時過ぎに決勝レースが始まりました。まず、2輪の各クラスから走行がスタートです。

 天候不順が予想されましたが、2輪のトップバッターが頂上へ上がってくる頃には、空は晴れ渡り、絶好のヒルクライム日和になった。しかし、2輪セッションが終了に近づくと、パイクスピークの頂上に雲がかかるようになりました。これは雨のしるし。

 雨が降ってくる前にと、走行を急いだ4輪のトップバッター、セバスチャン・ローブ選手(プジョー208 T16パイクスピーク)が叩き出したタイムは、なんと8分13秒878!

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 昨年のトップタイムが9分46秒164であるので、一気に1分30秒以上も短縮したということです。

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 その後タイムアタッククラスが走行する頃には雨、そしてヒョウが降り出し、おまけに霧が出て、レースは大荒れです。
(XaCARレポーター・青山義明)

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【パイクスピーク2013】気になるクルマ、徹底チェック!「ヒュンダイジェネシスクーペ」

 昨年9分46秒164のタイムで見事「KING OF MOUNTAIN」の称号を与えられたリース・ミレン選手と2012ヒュンダイ・ジェネシスですが、今年はさらに体制を増やしての参戦となります。

001_3              右がリース、左がポール

 今回はリース・ミレン・レーシングに、ポール・ダレンバック選手が加入し、昨年リースが乗っていたジェネシス(モデルとしては2013年モデルへ進化)でタイムアタッククラスへ参戦します。つまり昨年のキングオブマウンテンのマシンをダレンバックがドライブし、再び同じクラス優勝を狙うという算段です。

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 では、リース・ミレン選手はどうするか、というと、同じヒュンダイ・ジェネシスのPM580Tというマシンでアンリミテッドクラスに挑戦します。マシンはこれ。

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 う~ん、昔のスーパーシルエットのようなものでしょうか? 2台とも、ジェネシスクーペと名乗っていますが、完全に似て非なるものになっていますね。完全にワンオフでチューブラーフレームから作り上げた一台です。以前もこのようなクルマを作ったのですが(2011年にジェネシスPM580・レッドブルカラーの一台ですね)、勝てなかった、ということで、今回新しく作り直しての参戦です。

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 後輪駆動で800馬力以上のモンスターマシン。タイムは相当良く、プジョーの参戦がなければ楽勝(?)のはずでしたが、果たして連覇はなりますでしょうか?
(XaCARレポーター・青山義明)

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