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2013年8月 6日 (火)

ミシマ号復刻! って、ミシマ号ってなに?

 8月1日に富士山スカイラインで開催された「富士山EVフェスタ」に一台のバイクが展示されていました。復刻ミシマ号。でもマフラーもついているしEVらしくありません。

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 まず、そもそもミシマ号とは何なのか? ということで調べてみました。

 戦後、日本国内には、ミシンメーカーやオート三輪メーカーなど数多くの軍需産業で培った技術を転換したさまざまなメーカーが登場しました。中でもオートバイメーカーは実に150社以上もあったということです。陸王、メグロ、キャブトン、ポインター、トヨモーター、トーハツ、ライラックといったブランド名を聞いたことがある人も多いでしょう。とりわけ静岡は激戦区だったそうです。

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 今三島市に本拠を構える丸善工業という会社の前身であるミシマ軽発工業は、その名もずばり「ミシマ」というブランドのオートバイを作っていました。エンジンから車体まですべて自社で開発し製造した4サイクルOHV単気筒138ccエンジンを搭載した「ミシマS」が大ヒットし、一時は浜松に本拠を置くホンダと肩を並べる存在だったということで『西のホンダ、東のミシマ』と称されていたということです(ちなみにオートバイメーカーとして最後発にあたるヤマハ発動機はまだ誕生していない時代のことです)。

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 その現存するミシマ号をEVで復活させようということでプロジェクトが出来上がったようです。このバイクを出展していたのは、三島市商工会議所(!)。三島市の有志企業が集まって、電動モーターなどの技術を学びものづくりのの技術力向上を目的に、このバイクが作られた、ということですね。

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 さて、見た目には全くEVらしくありません。復刻するわけですからね、外観はできるだけ当時のまま、というのがコンセプトです。すると、なかなか厳しいハードルが生まれてきますね。四輪のEVへのコンバートに比べ、二輪の電動化へのコンバートは、もろもろを隠すスペースがありません。

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 結局、タンク内部にコントローラーなどを設置。エンジン等はくりぬき、サイドカバー内部も加工してバッテリーを数カ所に分けて搭載しています。実車合わせの部分が数多くあったようで、製作は大変だったようですが、ここまでひと目で電動とわからない電動バイクという存在もあり、ですよね。(XaCARレポーター・青山義明)

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