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2014年1月14日 (火)

ヘンリーフォード博物館でEVの歴史を振り返る!

   年明けのイベントとなると国内は東京オートサロンですが、同様にアメリカで開催されるのがデトロイトモーターショー(正式名は北米国際自動車ショー)です。今回デトロイト入りをしたその足で、デトロイト観光施設の一つともいえるフォードミュージアムへ行ってきました。

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 この博物館には、クルマはもちろん、アメリカの歴史を振り返ることのできる数々のコレクションが展示されています。蒸気機関車や飛行機、農機具、そして蒸気エンジンなど産業機械ものも多数展示してあります。クルマも原動機付4輪車から大統領専用車、そしてコンセプトカーまで様々。メーカーもいろいろあります。今回はEV(電気自動車)でも見ようか、ということで「博物館入りしているEV」を見てきました。

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 展示替えが時折されていますが、今回は5台のEVが展示されていました。EVの中で一番古いクルマは、1896年にライカー・エレクトリック(Riker Electric)社が作った3輪のEVです。この会社を作ったアンドリュー・ライカは、1900年にロングアイランドで行なわれた50マイル(距離80㎞)のレースに、電気自動車で優勝をしています。ちなみに2位が蒸気機関車両、3位がガソリンエンジン車でした。

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 次に古いモデルとしては、1914年式デトロイト・エレクトリック社のモデル47です。デトロイト・エレクトリック社は30余年に及ぶその歴史の中で、1万3000台のEVを世に出しています。展示されていたこのクルマは、フォード創設者ヘンリー・フォードの奥さんである、クララ・フォードさんが運転していたものです。クランクを回す必要がなく、難しいシフトチェンジの操作も必要ないということで、女性をターゲットに発売されていたようです。

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 時代は一気に下って1980年。コミューター・ヴィークル社の2人乗りEV、コムタカー(この車両の前身はセブリング・ヴァンガード社のシティカー。コムタカーになってバッテリー搭載位置変更のためバンパーが延長されている)。全長2413×全幅1397×全高1473mmのコンパクトな車体ですが、派生のバン・モデルもラインナップされていました。

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 1997年式GMのEV1。ZEV法に合わせ、カリフォルニアとアリゾナでリース方式で発売されたクルマです。1996年から1999年まで、1117台が製造されました。

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 2009年式のフォード・フォーカス・エレクトリック。今回展示されていたEVの中では最も新しいモデルです。

 以上が今回展示されていたEVで、長いEVの歴史の一端を垣間見られた感じでした。博物館の奥にはグリーンフィールドビレッジというエリアがあり、今回は訪れませんでしたが、歴史的建造物等が動態保存されています。ヘンリーフォードミュージアムの入場チケットは17ドル。午前9時半から午後5時まで開館しています。 EVの歴史を振り返りつつ、次にここに収められるEVはどのクルマだろうかと、ついつい想像してしまいますね。(XaCARレポーター・青山義明)

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