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2014年1月10日 (金)

果たして、なんのためのモーターショー出展だったのかな?

 今日から東京オートサロンですが、11月の東京モーターショーで開催された「SMART MOBILITY CITY 2013」の会場には、いろいろなEVの展示がありました。中でも一番気になったのが、TUM CREATEというシンガポールの会社のブースでした。TUM CREATEは、ドイツにあるミュンヘン工科大学(TUM=Technische Universitat Munchen)と、シンガポールの南洋理工大学(NTU=NANYANG TECHNOLOGICAL UNIVERSITY)の共同プロジェクトで、シンガポールの国立研究財団からの資金援助を得ているということです。

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 そこで展示されていたのが、コードネーム「EVA」という電気タクシーのプロトタイプ。4人乗りの専用設計車両で、全長4316×全幅1794×全高1679mm。リチウムポリマー電池を搭載。セルのキャパが63Ahで最大電圧450Vとなるので、バッテリー容量はリーフより若干大きい程度。フロントに最高出力60kW・最大トルク223Nmの同期モーターを積んで、前輪駆動で走行するようです。

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 この車両の目玉は、4点。エアコンの導風をルーフ部分を使って各シートへ届けるパーソナルオーバーヘッド空調システム、乗客がスマホからオーディオや空調を操作できるインタラクティブインフォテインメントシステム、助手席を前倒ししシートバック部分だけを持ち上げることで、後ろ向きのチャイルドシートとなるビルトインチャイルドシート。

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 そして、わずか15分の充電時間で330㎞(アメリカの測定モードFTP72によるもの/シンガポールの走行パターンで200㎞ ※算出の基準不明)の走行が可能という、超高速充電機能です。これは急速充電口をふた口用意することで、既存の急速充電の倍速で充電ができるというもの。急速充電の規格は中国のものを使っているようです。バッテリーは2系統になっているのかと聞いたところ、そうではない、ということなので単純に入り口側を拡大したというイメージ。タクシーというニーズを考えれば、これは確かにアリですね。もちろんバッテリーの劣化が非常に気になりますが…。

 で、見出しにも書いた通り、頭をよぎったのは、はたして何のための出展なのか? なのです。ドイツでもシンガポールでもなく、日本の東京モーターショー。東京モーターショーって、ビジネストレードショーという意味合いが強いショーでしたっけ? おまけにスタッフは全員日本語がしゃべれません。一般公開日に行ったせいもありますが、なんだか多くの来場者に素通りされていました。う~ん、優秀な学生さんたちのこの出展が、ビジネスにつながるといいですが…。(XaCARレポーター・青山義明)

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