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2014年5月23日 (金)

【パイクスピーク2014 ④】サイドカーってどんな車両?

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。カテゴリー改定で今年は、エレクトリック、パイクスピークチャレンジ、タイムアタック、アンリミテッドの4カテゴリーに全9部門、バイクは5カテゴリー全10部門に区分けされてレースが行なわれます。これに出場する車両は実に様々で、パイクスピークならでは、といった顔触れがまた楽しいイベントでもあります。

 2輪カテゴリーの中に組み込まれているクワッドやUTV、そしてサイドカーとなると、我々に最もなじみのないカテゴリーとも言えます。その中のひとつ、サイドカー部門に日本人の渡辺正人選手が出場します。先日の梱包作業の際に話を訊いたので、今回はちょっとこれを紹介したいと思います。実際にパイクスピークの現場では、2輪と4輪の取材と同時に行なうことができませんからね。

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 一般的にイメージするサイドカーというと、オートバイの横にもう一輪をつけイス(側車)を設けた3輪車といった感じでしょうか。世界大戦時の映画などで軍用車というイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、渡辺選手の車両はそれとは似ても似つかぬ形です。これはレース用のサイドカーで、車高がすごく低い(二ーラーといいます)のがわかります。また、側車に乗るパッセンジャー(現地ではモンキーと呼ばれてます)が体重移動をしてサポートします。上の写真は右コーナー進入時の様子です。側車は車体左側に付いていますが、ドライバーを乗り越えて体重を右へ移しているわけです。

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 これが昨年の渡辺号のカウルを取り払ったストリップ状態です。上の写真で見るとわかるように、なんとエンジンを抱えるようにして運転していることがわかります。

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 ちなみに今年の車両は、こちらになります。車両を一新し、エンジンも昨年のホンダCBR600用の600㏄エンジンからスズキGSX-R用の1000㏄エンジンに変更。トップレーサーの使用していた車両を持ち込んだということで、車体もひと回り大きくなり、エンジンのレイアウトが変更となりました。

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 ちょっとビックリなのがエキゾーストが前方に出ていること。カウル上に設けられたNASAダクト風のスリットから排気するらしいです。逆にエアの取り込み口のような形状ですが、排圧が高いからちゃんと排気されるらしいですが・・・。エンジンを抱えなくなっただけで、ドライバーシート(?)下をエキゾーストが通るので熱さは変わらないんでしょうかねぇ? 全く不思議な乗り物です。

 昨年の渡辺選手のパッセンジャー役は安田武司選手でした。しかし今年は、昨年サブパッセンジャー兼メカニックとして同行していた大関政広選手となるようです。変更の理由は「安田は新婚だから」だそうです(笑)。安田選手、遅ればせながらおめでとうございます!(XaCARレポーター・青山義明)

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