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2014年6月 5日 (木)

【パイクスピーク2014 ⑥】三菱パイクスマシンはどう進化したのか?

 前回掲載した通り、三菱自動車の2014年パイクスピークインターナショナルヒルクライム(PPIHC)への参戦発表では、車両の写真のみの公開でメディアへのお披露目は一切なし、でした。

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 車両製作がギリギリとなっているということで、三菱の名古屋製作所(岡崎)でのテスト走行は繰り返しているようですが、テストコース外での走行もありません。

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 ということで、公開された写真から、参戦車両MiEV Evolution IIIをじっくりチェックしたいと思います(2枚目の写真は昨年モデルのMiEV Evolution II)。

 まず、車両サイズは、全長5190×全幅2000×全高1485mmと大きく(MiEV Evolution IIは全長4870×全幅1900×全高1390mm)なりました。全長が320mmも伸びていますが、大きく伸ばされたチンスポイラーで、ダウンフォースを稼ぎたいというところでしょう。全高アップ分はリアウイングの高さ。全幅については、タイヤサイズを260/660R18から330/680R18に拡大したことによるものです。

 モーターの出力を100kWから112.5kWへ向上させ、最高出力は450kWとなりました。モーターはフロントに2基(出力は統合してデフを介して駆動)、リア2基(独立駆動)の4輪駆動は変わらず。LEJ製の高容量バッテリー(50kWh)を搭載(バッテリー容量は変わらず)。ブレーキはフロントのみՓ380に拡大し、6ポットキャリパー(IIは前後ともՓ330ローターに4ポットキャリパー)を採用しています。

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 フロント周りを詳しく見てみると、チンスポイラーの拡大に目が行ってしまいますが、ライトが取り払われ、そこに大きく2枚のカナードが付けられています。

 昨年、最後の最後に追加されたコクピットの上部にあるロールケージですが、今回は、最初からパイプの位置を設定し無駄なパイプをカット。イラストのシート位置が随分と下がっているように見えます。さて、そのあたりはどうなんでしょうか? 現地へ行ってからじっくり確認してみます。

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 2014モデルは、昨年レース後に日本に戻ってきた32号車をベースに鋭意制作中です。もちろんグレッグ・トレーシー選手の乗る34号車も作らなければなりません。がしかし、34号車は日本に戻ってきていません。実はカウルやパーツはアメリカに送って、これから現地制作をするそうです! パイクスピークの決勝は29日。6月はスタッフにとって超多忙な日々となりそうです。(XaCARレポーター・青山義明)

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