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2014年7月 7日 (月)

【パイクスピーク2014】峠86頂上決戦? その1

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2014には合計3台のトヨタ86(現地名サイオンFR-S)が参戦しました。このコーナーでも何度か紹介している日本人ドライバー、ケン・グシ(具志健士郎)選手、吉岡稔記選手、そしてロバート・ウォーカー選手の3名です。この3名についても紹介していきたいと思います。まずトップバッターはグシ選手です。

86
 グシ選手は沖縄出身。1歳の時に渡米しカリフォルニア州モンテベロ在住です。15歳ですでにプロのドリフトドライバーになり、現在はフォーミュラ・ドリフト(フォーミュラD)に参戦中です。パイクスピークへはこれまでレクサスIS F CCS-Rで参戦。2012年は11分36秒175(エキシビジョンクラス2位・総合32位)。2013年は同じくCCS-Rで12分03秒085(エキシビジョンクラス1位・総合65位)となりました。エキシビジョンクラスのタイトルも獲ったことだし、というわけではないでしょうが、本人も以前からタイムアタッククラスに参戦したいという意向もあって、今回無事にクラスを変更しての参戦となりました。

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 車両はグシ選手が昨年フォーミュラDで使っていたFR-Sです(グシ選手はフォーミュラDではサイオン・レーシングのドライバーとして昨年からFR-Sに乗ってます)。搭載するのはEJ25エンジンにターボはボールベアリングを使用しててピックアップの良いギャレットのGTX3576Rです。KW(カーヴェー)のサスはパイクス仕様に煮詰めていくということでした。ロケットバニーのVer.1ボディキットをまとい、ハンコックVentusTDを履きます。燃料はエタノール85%にガソリン15%を混ぜたE85です。ターボのパワーが15%アップしエンジン温度も下げる効果があります(デメリットとしては燃費は悪くなりますね)。

Ken
 86勢の中で唯一表彰台に立ったのがグシ選手でした。10分30秒188のタイムでタイムアタック1クラス3位(総合18位)となって、グシ選手は3年連続で表彰台を獲得することとなりました。

 と聞くとすべて順調そうにも見えるのですが、実は、23日の車検後のチェック走行でエンジンが壊れてしまったというのです。レーススケジュール的には、翌日の練習走行はパスをしたとしても、翌々日は予選日という状況で、エンジンを載せ換えて予選を走行するかということも一時は考えたようですが、結局エンジンを直したようですね。

 結局予選はパス。タイムは計測されなかったので、出走は4輪の一番最後となってしまいました。またパイクスの山に登ったのも練習走行の3日目(この日はわずか1本のみ走行。翌日はキッチリ練習走行を走りきりましたが)だったほどです。しかし、さすが! です。

 さて、来年はFR-S? それともレクサス…? 何に乗るんでしょうかね?(XaCARレポーター・青山義明)

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