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2014年7月25日 (金)

急速充電器はチャデモ方式だけではなくなる?

 台湾の電源装置メーカー大手のデルタ電子は、チャデモ規格(補助金対象)の急速充電器をこれまでもラインナップしていましたが、今回、東京ビッグサイドで開催された「テクノフロンティア」(7月23日~25日)で、新たな急速充電器を展示していました。

 デルタ電子といえば、MLiXブランドを展開する三菱重工のリチウムイオン二次電池生産事業からの撤退を受けて、製造設備などの事業資産をこの春に買収した会社ですね。MLiXはパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦しているモンスター田嶋選手のE-Runnner パイクスピークスペシャルのマシンに使われていることでもおなじみのバッテリーです。

Delta
 チャデモ充電器に話を戻しましょう。充電器の筐体は、基本的にはこれまでの機種と同じく幅900×奥行600×高さ1700mm)とちょっと大きめ(現在の急速充電器のラインナップでは大きい部類に入りますね)。その最大の特徴は、チャデモ用のコネクタ(写真右側)以外に、コンボタイプのRWE製のコネクタ(写真左側)を用意している点です。

Combojpg
 チャデモvsコンボといえば、ニュースで一時期ずいぶん話題になったEVの充電規格の違いの問題です。BMWが今年国内導入する「i3」は、本国仕様はコンボで充電するタイプですが、国内仕様はコンボ用の給電口を排しすべてチャデモ規格の充電口を用意しています。

 デルタ電子はこの充電器を日本国内でも販売予定ということです。チャデモ機の普及を推している日本国内でコンボ式の充電器? そもそも国内にコンボの充電器なんて必要ないのでは、と思う方もいるかもしれません。

 が、日本に販売店を持たない新興小規模メーカーのEVや並行輸入EVといったモデルが数は少ないでしょうが存在しているだろうし、コンボコネクタ併設モデルの設置が普及されれば、給電口の変更なしでモデル展開もできるということです。

 ちなにモデルバリエーションとしては、50kWモデル以外に46kWモデル、30kWモデルをラインナップするようです。

Accharger
 さらにはAC充電器も参考出品していました。家庭用とは別に、カードリーダーを備えることもできるスタイリッシュなボックスタイプで、タイマー充電もワンタッチのモデルです。

 チャデモ式の急速充電器を販売するメーカーは現在日本に20数社ありますが国産だけと思ったら大間違い。海外も20社以上のメーカーがあります。 

 日本での販売を真剣に考えている海外メーカーに、日本メーカーも負けないように頑張ってほしいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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