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2014年9月25日 (木)

ランクル70がリジッドアクスルにこだわる理由

今年デビュー30周年を迎えたランドクルーザー70。
日本での販売はディーゼルエンジンの排ガス規制をクリアできず2004年で終了していたが、じつは海外では根強い人気があり生産は続けられていたのだ。

日本国内でもランクル70復活を望む意見は多く、1年限定で4LV6エンジンを搭載したランクル70が販売されることになった。
ボディタイプは、通常のバン(4ドア)とWキャビン(4ドア)ピックアップの2タイプの2種類。じつは、日本でピックアップが販売されるのは初で、しかもWキャビンは2012年に登場したモデルなのだ。
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なぜ、ランクル70は、そこまで人気が高かったのか?
それは、シンプルな構造ゆえ故障が少ないからだ。ランクル70が愛用されている地域は、砂漠やジャングルなどを代表とする過酷な環境が多い。万一、故障して動けなくなると生命の危険や生活が成り立たなくなってしまうのだ。
Bv9r8121そのような使用環境にも耐えられるランクルのタフさのポイントはリジッドアクスル(上の図と下の写真を参照)。
他のランクル兄弟のフロントサスは独立サス。4
右の写真のように左右のタイヤが自由に動くようになっている。
ところが、このシステムを採用するとドライブシャフトもフレキシブルに動かさないといけないので、その両端にゴム製のブーツが装着される。
下の写真はスカイラインGT-R用だが、左右ゴムブーツの中
にはグリスが封入されている。ところが、ハードな使われ方や経年劣化すると、この部分が裂けてしまうのだ。もし、気が付かずに走行していたら、グリスが飛び散りハブまわりのベアリングが焼き付いてしまう。当然、走行不能になってしまうわけだ。_im_3384リジッドアクスルのメリットは、片輪のサスが縮むと反対側は押し出されるように下に伸びる。独立サスは、重力でしか伸びないので、向かって右側前輪は接地しないことが多いのだ。Bv9r8127
14 ランクル70でパリダカに参戦し、サハラ砂漠でのNPO活動でも使用していた経験をもつ寺田昌弘さんは
「自分にとっては、NPO活動でサハラ砂漠の村々を支援をしていたときに乗っていた70の信頼性の高さは印象的です。とにかく壊れない。多少不具合が出ても、構成部品点数が少なく、電気系統が単純だから自分で修理して町まで帰って来られる。奥地でも70は数多く存在するため、最悪の場合でも部品を分けてもらうこともできました」と語る。
その走りの凄さを少し紹介しよう。
ランクル以外の動画記事は
WEB CARTOP http://www.webcartop.jp

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