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2014年9月24日 (水)

超コンパクト水素ステーション登場!

 ホンダが岩谷産業と共同開発したパッケージ型水素ステーション「スマート水素ステーション」を埼玉県のさいたま市東部環境センターに設置し、お披露目会が行なわれました。

Tapecut
 この水素ステーション。既存の水素ステーションと違うのは、水素ステーションに必要な水素製造、そして製造した水素を貯蔵、そして燃料電池車両(FCV)への充てんまでがワンパッケージになっているオンサイト型のステーションです。

 このコーナーで紹介した商用の水素ステーション。海老名名古屋豊田を見てもらえればわかりますが、その大きさの違いは驚愕、です。 ユニットサイズは横3.2m×奥行2.438m×高さ2.438mという、10フィートコンテナとほぼ同じ、というコンパクトさ。工場でユニットを組み立て、それを運び込めば、現地では予定地に設置し、水と電気の配管工事をすれば施工完了。基礎工事を除けば、設置工期はわずか1日ということになります。

 ただ、水素の供給圧力は35MPa。次世代のFCVは70MPaになるということですので、半分の圧力までしか充てんできません。

Smarth2station_2
 また、コンパクトな筐体の中には圧縮した水素を貯蔵する92Lタンクが8本(約18㎏)あり、水素の最大製造量は1.5㎏/日といいます。

 量産FCVのタンク容量が70MPaで5㎏あたりになるだろうと予想されておりますので、水素の供給能力としてはそれほど高くはありません。しかし、この水素ステーションを現在の1/10程度の価格に抑えたいということで、そのあたりはFCV普及までのつなぎと考えればよいのかと思います。

Smarth2station

 直接の比較はできませんが、このコーナーで以前紹介した神戸製鋼所のパッケージ型水素ステーションユニット「HyAC mini」の大きさは縦4m×横3.2m×高さ4.7mです。ただし、こちらは70MPaタイプで、35MPaタイプよりもさまざまな機器を装備しなければならないため、単純比較はできません。

 また、今回設置されたさいたま市東部環境センターはゴミ焼却施設です。このゴミ焼却の発電による電力で、この水素ステーションを稼働させ、水を供給すれば水素を作ることができるようになっています。 間もなくトヨタから量産FCVが登場します。この時期に、こんなリーズナブルで設置も簡便な水素ステーションが各地に設置され、FCVのインフラ整備を後押ししてくれるといいですね。(XaCARレポーター・青山義明)

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