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2014年10月31日 (金)

無限の電動バイク神電の今後は?

 無限といえば、ホンダのレースエンジンの開発・製造を行なうブランドですね。国内最大級のモータースポーツの祭典となる「モータースポーツジャパン2014フェスティバル インお台場」でももちろん主役級の、と思いきやホンダブースは大きいものの、超こじんまりとした無限の単独でのブースで登場したのは、神電参でした。

Shinden3
 神電といえば、無限が単独で作り上げた電動バイク。マン島TTのTT-ZERO Challengeクラスに参戦してきたマシンです。マン島TTは、英国のグレートブリテン島とアイルランド島の間に位置する、淡路島ほどの大きさの島であるマン島を舞台に、1907年から続くバイクの公道レース。毎年5月末から6月頭に開催されています。

 TT ZEROはエミッションフリーのバイククラスのことで、2009年からスタート。3年前の2012年から参戦を開始した無限としては、車名に「参」とあるように3代目のモデルとなります。ちなみにその車名は、自然界にある電気の全てを司る神の力を受けてレースに挑む、という意味を込め、「神電(SHINDEN)」と命名されたようです。

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 この神電参は、カーボンフレームの車体に、日立マクセルのアルミラミネートのリチウムイオン電池を搭載し、油冷式三相ブラシレスモーター(最高出力134ps/最大トルク220N・m)でチェーンを介してリアを駆動させています。車両重量は260㎏ということです。

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 参戦初年度(平均速度102.215mph)、2年目(平均速度109.527mph)ともに優勝にあと一歩となる準優勝でレースを終えていたわけですが、今年、3ヵ年計画の3年目にして、ついに悲願の優勝、それも1-2フィニッシュを果たしました。ゼッケン1を付けたジョン・マクギネス選手(マン島TTのレジェンドライダーのひとり)のリザルトは、コース(全長60.725㎞)1周を19分17秒300(平均時速は117.366mph=188.882㎞/h)。コースレコード(2013年のマイケル・ラッター選手が出した109.675mph)を上回るものでした。

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 気になるのはこの活動の今後および展開ですが、来年以降のことは白紙ということです。そもそも無限としてSUPER GTもSUPER FORMULAもある中で、限られたリソースを使って新しい展開をするということ自体、なかなか厳しいことのようです。

 パイクスピークへの参戦、もしくはフォーミュラEへの技術転用などの展開があれば面白そうですね。今後の無限の電動レースカーの動きも要チェック?(XaCARレポーター・青山義明)

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