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2014年11月27日 (木)

BBSで学んだアルミホイールの“素”

 CT編集部のイモーニこと三澤です。少し前になりますが、10月30日~11月4日まで東京ビッグサイトで「第27回 日本国際工作機械見本市」(JAPAN INTERNATIONAL MACHINE TOOL FAIR・略してJIMTOF〈ジムトフ〉)という展示会が開催されました。これは、モノ作りを支える工作機械やその関連機器等が一堂に集うという、ビジネス向けの展示会です。そこに、鍛造ホイールでおなじみのBBSジャパンがブースを出展していました。

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 なぜBBSが? と思うかも知れません。これは日本の優れたモノ作りをアピールする「ものづくりの真髄を紹介する企画展示」として、主催者側が企画したスペースに招かれ、展示を実施したのです。

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 ブースではBBSの商品や、BBSホイールでレース参戦するニュル仕様のWRX STIの展示、さらにSTIのチーム監督・辰己英治さんのトークショーなどが行なわれました。なかでも来場者の人気を集めていたのが、鍛造ホイールの製造工程の紹介です。

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 注目は、おおもととなるアルミのビレット。いくつかサイズがあるそうなのですが、写真のものは12インチ。重さはなんと、約22㎏! これに圧力を掛けて成形していくことで、19インチの鍛造1ピースホイールを作っていきます。

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 BBSの鍛造ホイールは、ビレットを約450℃前後に加熱しながら8000トン以上の圧力を掛けて、ホイールのデザインを形成していきます。ここには高精度な金型技術や、金型に素材を綺麗に充満させる技術など、BBSならではのノウハウが詰まっています。そしてスピニングと呼ばれる行程では、陶芸のろくろのようなイメージでホイールを回転させながら、リム部分を形成していきます。

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 その後、キズの除去など仕上げ行程に入るわけですが、写真のRE-Vの場合、最終的には重量が10~11㎏くらいになります。元は22㎏ですから、約半分が無駄になってしまうわけです。そう考えるとアルミホイールって、かなり贅沢な商品ですね。

 鍛造は、金型に溶けた金属を流して作る鋳造と比べて、高い製造技術が必要です。また同じ鍛造でも、ビレットをそのまま削ってホイールにしているという商品も多く、その場合、圧力を掛けて金型に押しつけながら形成するBBSホイールのような剛性は出せません。軽量・高剛性の鍛造ホイールは、高度な“モノ作り”の技術をもつBBSだからこそ、実現できているわけです。(CARトップ編集部・三澤)

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