【じっくり確認! 日産e-NV200 ①】生産はスペイン・バルセロナ工場!?
6月30日に発表された日産リーフの商用車版ともいえるe-NV200ですが、10月30日に日産・追浜工場で出荷式が開催されました。ラインオフではなく出荷式ということでもわかると思いますが、リーフは追浜工場がマザー工場ですが、このe-NV200は、追浜工場では作っていません。
その製造はスペイン・バルセロナ工場で行なわれることになっています。日本向け車両の納車前点検(PDI)が追浜工場で行なわれるわけです。でも企画から試作までは、日本国内で行なわれたそうです。ラインで実際に製造をしてみる工場試作から先についてはスペインでの作業となったようですが…。
その製造場所の選定について、この車両の開発を担当した日産自動車LCV事業本部ものづくり本部デピュティ・チーフ・ヴィークル・エンジニアの舘野英之さんは「国内のこのクラスの市場規模は2万台程度です。でも欧州を見ると、ディーゼルを含めての数字ですが約50万台」ということだそうです。
記者からの質問に対し、日産の片桐隆夫副社長は「台数が見込めれば追浜工場で作ることも」とこれについて言及していました。
ちなみに、この追浜工場では、スペインからやってきた車両の最終的な品質チェックを行なうことになります。(XaCARレポーター・青山義明)
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