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2015年1月23日 (金)

年末年始をレンジエクステンダーEVのBMW「i3」で過ごしてみてわかったこと

 年末年始は電気自動車EVで過ごしてみよう、と1年前は走行距離を少しのばした改良型の日産リーフで過ごした。僕の家は茨城県の行方市にある。都心からクルマで120km。都心の編集部通勤は難しいので、普段は都内に近いところで過ごして、週末に帰るという生活を長い間続けている。

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 EVの実用走行距離はリーフが150km前後。高速をいい気になって100km/hちょっとで走ると、電費は急激に悪くなるのがEVの特長だ。だから純粋EVのリーフでは、高速道路を使う片道120kmを一気に走るというのは、事故渋滞などがあると少し不安な距離でもある。

 我が家には、仕事用にEVの200Vコンセントを設けている。今回の年末年始は航続距離の長いBMW i3レンジエクステンダー試乗車で過ごしてみることにした。

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 BMWのレンジエクステンダーi3は、実用走行距離が300kmくらいといわれている。バッテリーの電気がなくなれば、発電用のエンジンが助けてくれるという仕組みだ。バッテリーだけで150km前後、エンジン発電で150kmくらい走るという計算だ。いろいろなレポートにあるとおり、走り方でずいぶんと走行距離が変わる。高速では80km/hを超え、100km/hになると急激に電費を落とすのだ。

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 さて、いまさらi3の試乗記でもない。スポーツカーも顔負けの加速、アクセル・オフした時の回生ブレーキの減速の大きさ、などi3は独特のフィーリングを持っている。そこで年末年始には、我が家に集まるクルマ好きの無線趣味の仲間4人に運転させてみることにした。

 果たして彼らは何を感じるのか。
 スポーツカー級の加速や回生ブレーキの効きには予想通りの反応だったが、彼らの質問に改めてEV、特にレンジエクステンダーが理解されていないことがわかった。しばらくレンジエクステンダーのことを説明した後のことだが…質問は次のようなものだった。

1.ガソリンだけでどのくらい走るのか? 何リッター入るの? レギュラーかハイオクガソリンか?
2.車両重量は? パワーは何馬力に相当するの? 最高速は?
3.バッテリーのメンテナンスは?
4.充電時間はリーフと違うの?
5.駆動方式は? どんなエンジンなの?
などなど、矢継ぎ早に聞かれてしまった。みんな、電気の知識がありクルマ好きなのに、レンジクステンダーEVは、相当に特殊なクルマに見えたようだ。

 ともあれ、その質問に簡単にこたえておこう。スペックは公表されているので、実用的なことで行くと…
 ガソリンはハイオクで満タンが9リッター。駆動用のバッテリーが6.5パーセント以下になると自動的にエンジンが始動する。エンジンだけで100~150kmくらい走るから、充電スタンドがないところを長距離移動するときは、ガソリンスタンドさえあればどこまでも走れるというわけ。ちなみにエンジンは2輪用の647cc、38馬力のエンジンだ。

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 駆動方式はBMWらしく後輪駆動で、車両重量は1390kg。最高速は150km/h。駆動用のバッテリーの特別なメンテナンスは不要だ。充電時間は家庭用の200Vでもカラの状態から7~8時間。急速充電は30分程度。このあたりはアイ・ミーブやリーフと同程度だ。

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 ともあれ、BMWのi3は、電気自動車の新しい可能性を世界に開いたクルマなのである。(編集部・城市)

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