【パイクスピーク’15】電気自動車がついに総合優勝を勝ち取った!
早朝からいい天気に恵まれ、開催となったパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2015です。が、しかし、正午を過ぎたあたりから、急激に天候は悪化し、頂上付近は雷とアラレに見舞われました。
レースはまずは2輪の全車両、そして予選のタイム順で4輪がスタートしていました。約半分の車両がタイムアタックを待っている状況でレース中断となってしまいました。雷は極めて近くで落ちており、つい最近もこの頂上で5人の方が病院へ搬送されたということもあってか、選手、そしてオフィシャルスタッフ、メディア関係者など頂上に居たすべての人たちは、頂上の売店の室内に強制的に避難となりました。
1時間強、雷鳴が続き、降り続くアラレのせいで、頂上付近一面真っ白になりました。もちろん頂上まで駆け上がったマシンたちも真っ白。
レースは距離を短縮してスタートからグレンコーブまでのボトムセッションのみで残りのレースは行なわれました。レース距離が異なるため、タイムとしては一様には見ることができませんが、予選速い順に出走しているため、これで構わないのかもしれません(?)
結果、リース・ミレン選手が、9分7秒のタイムでみごと総合優勝となりました。このパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムではEVが総合優勝したのは今回が初めてです。時代が変わる節目なのかもしれませんね。
(XaCARレポーター・青山義明)
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