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2015年7月27日 (月)

最後の両雄対決!? スバリストもエボファンも必見です!

 何の変哲もないファミリーカーに、フルタイム4WDシステムと強力なターボエンジンを搭載したスポーツセダン。クルマ好きにとってはなんとも魅力的な商品パッケージだろう。往年のファンならば、ハコスカにハイチューニングエンジンと見た目にそれとわかるオーバーフェンダーを備えたハコスカGT-R、あるいはカローラベースにGT-Rと同じような考え方で追加デビューしたレビン/トレノなどがその源流なんだろうな、とわかるはずだ。

 そんな黄金の1960年代、オイルシェックによる暗黒? の70年代を経て、一世を風靡したのが1989年に復活したスカイラインGT-R。セダンでこそなかったが、そのベースモデルからの進化ぶりは当時隆盛を極めたグループAレースでの輝かしいリザルトを見るまでもないだろう。

 しかし、スポーツモデルの第2次黄金期も長くは続かない。GT-R復活以後、バブル期に大挙した大排気量スポーツモデルやターボモデルは、平成12年排気ガス規制(施行は西暦2000年)によって絶滅してしまう。R34型スカイラインGT-RだけでなくスープラやRX-7、シルビアなども姿を消してしまった。

 2000年以降、国産スポーツにとっては不遇の時代になってしまったが、GT-Rに代わって国産スポーツの頂点に君臨した(生き残った)のが、スバルインプレッサWRXとランサーエボリューションの2台だ。いずれも90年代に、WRCという市販車ベースのラリー競技での優位性を持って誕生、以後、毎年のように進化モデルが登場する。三菱もスバルもそれぞれがWRCという舞台はもちろん、「国産スポーツモデル最強」の覇権を巡り、ニュルブルリンク(試作モデルテスト)や筑波サーキット(CARトップなどのメディア企画)の現場でも正面からぶつかり合い、高め合ってきたわけだ。

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玄人好みのランエボファイナルの走行写真。中谷明彦さんのドライビングテクニックとランエボの機能が十分発揮されている象徴的な「ゼロカウンター」に注目です(「SUBARU MAGAZINE vol.01」より)

 低重心ボクサーエンジンという素性の良さをベースに武装強化してきたインプレッサに対し、FFベースでありながら前後/左右の駆動配分を高度に制御することなどで、異次元の速さと乗り味を創造してきたランサー。2Lターボ/市販車(セダン)ベース/WRC参戦を念頭に置いたあらゆるチューニング、という共通した枠組みのなかで、ほぼ四半世紀に渡り伍してきた両車だが、その関係もついに終焉する時が来てしまった。

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ドライバーズカーとしての矜持を堅持したまま速さを進化させてきたWRX。ランエボとの最後の比較特集ではどんな見立てになるのだろうか? スバリストはもちろん是非ランエボファンにも見て欲しい記事です(「SUBARU MAGAZINE vol.01」より) 

 すでにWRC参戦という命題はなくってしまい、かつ排気ガス規制を堂々とクリアした新世代スーパースポーツの登場もあって、かつてのような「国産スポーツ頂上決戦」という見立てもなくなってしまった。「インプレッサ」という車名もなくなり、そしていま最後のランエボが発売された(現時点で限定1000台がほぼ完売)。なんともさびしい限り。

 そんなお嘆きの貴兄に、お知らせです!
「もう(インプレッサ)WRXとランエボのバトルは見られないのか……」。そんな郷愁を感じてしまう貴方に2つの最新刊の案内があります。ひとつはその名もズバリの「SUBARU MAGAZINE vol.01」(7月15日発売)。そしてもうひとつがニューカー速報プラスシリーズ第22弾「ランサーエボリューションファイナルエディション」(7月17日発売)だ。01号が発刊なったスバルマガジンは、コアなスバリストにも歯ごたえ十分の内容です。

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                          SUBARU MAGAZINE 01
 一方の別冊ランエボファイナルには最終モデルの詳細はもちろん、WRCだけでなくCARトップ誌上で繰り広げられたランエボの進化ぶり、WRXとの対決ぶりが堪能できる内容です。是非このタイミングで両誌ともにチェックしてください。

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