« BMWの電気自動車・EV最新工場は、思い切り未来型だった! | トップページ | いざという時の助け舟 »

2015年8月 7日 (金)

オジさんの心に刺さる絶滅危惧種の2ドアAE86トレノを発見!

 86/BRZの集いが富士スピードウェイであるというので、顔を出してみた。すでに東名の下りのあちこちに86やBRZが走っていて、その時点でこのイベントの盛り上がりが肌で感じられるほど。けど、僕らの世代で86といえば、やはりAE86であって現行型ZN6は「肌感覚で違う」感じがする。というか、AE86の強烈な感じが忘れられないからだ。当時のトヨタのスポーツカーといえば、排気ガス規制で骨抜きになった2T-GEUや18R-GEUといったツインチョークキャブレターを失って、牙を抜かれた「名ばかりのGT」だらけだった。

 

 そこに登場したのがAE86の新型レビン/トレノだった。コンパクトなボディに4A-GEUという4バルブツインカムエンジンをフロントに搭載しリアで駆動。足回りは前モデルのTE71型を踏襲したフロントにストラット、リアはリジットアクスルだったが、足回りパーツを共有できる事からTE71からの買い替え需要も多く、すぐに人気車となり、ラリー、ダートラ、ジムカーナ、フレッシュマンレースでは絶好のベース車両となった。

 

1_2
いいでしょ、この2ドアボディにして大きなフォグと車高の高さが絶滅危惧種の所以ですよ。だいたいダートを走っていたAE86はグサグサになって朽ちているのが関の山です

 

 特にフレッシュマンレースで印象に残っているのが、雨の富士スピードウェイ(旧コース)の100Rからヘアピンを、真横に向けたまま走り抜けるアドバンカラーのマシンだ。「レースのドリフトは遅い」というそれまでの通説を、完全に打ち破るほどの速さで駆け抜けていたAE86は、見ているものの度肝を抜くほど強烈なインパクトがあった。もちろんそのドライバーが、ツッパリ風の45度の眼鏡をかけた(懐かしい!)土屋圭市青年だったのは言うまでもない。またグループAレースでの活躍も忘れられない。DR30スカイラインやスタリオン、BMW635といったクラス違いの強敵を相手に、真夏の菅生で行なわれたレースでは見事総合優勝を飾っている。

 

2_2

 

エンジンルームもご覧の通りで当時のままです。しかもノンレストア(多分)で生きている事が奇跡とといっていいでしょう。オーナーさま、大事になさってくれてありがとう!?

 

 そんな活躍が心に染み付いているオジさんとしては、やはりハチロクといえばAE86になってしまうのである。しかも全日本ラリーで活躍した2ドアAE86はまた別格だ。空力とは無縁でボディ剛性に勝る2ドアボディは、まさにラリー車のベースには絶好!
3_2
この2トーンカラーといい、ステッカーがベタベタしていない素の状態で保管されている事も、ワンダフルでマーベラスです。素敵に過ぎます。私にとってのAE86大賞でした

 

 ということで、ほとんど現存しないであろう2ドアAE86トレノのラリー仕様を、富士の会場で見つけた時は驚きました。「よくぞご無事で!」と感慨もひとしおでした。車高の低いAE86に見慣れたオジさんには、懐かしさがいっぱいのグッときた至極の一台でした。大事にしてね。(編集部・山本亨)

|

« BMWの電気自動車・EV最新工場は、思い切り未来型だった! | トップページ | いざという時の助け舟 »

86&BRZファンクラブ」カテゴリの記事

やっぱり高性能車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468227/61040814

この記事へのトラックバック一覧です: オジさんの心に刺さる絶滅危惧種の2ドアAE86トレノを発見!:

« BMWの電気自動車・EV最新工場は、思い切り未来型だった! | トップページ | いざという時の助け舟 »