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2015年10月20日 (火)

JEVRA第5戦、第6戦(最終戦)開催、タイトルは…

 10月17日、18日の2日間、2015全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)シリーズの第5戦と第6戦が 千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。第5戦は中止となった筑波戦の代替開催ということで2015年シリーズの最終2戦が一週末に集約 されて開催されたわけです。

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 最終戦ということでタイトルの行方も気になるものの、それ以前に2日連続でのレース開催(シリーズ初のこと です)ということもあって、2日間のレースストラテジーを組む必要が出てきます。バッテリーを傷めないように急速充電を掛けずに普通充電でひと晩かけて充電するチームがあり、レースで使用したクルマで移動するチームもあり、とその環境はさまざま。

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 今シーズン最強のEVとなっているトヨタ86のEVコンバー トである#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EVはチャデモの急速充電には対応していないことから翌日の最終戦レースのために第5戦はバッテリー温存でレースを行なって 決勝レースに集中する、という作戦でした。そのため、土曜日に開催の第5戦では、「パワーを50%に設定して控えめに走って、残り数周でトップへ出ればバッテリーを温存できる」ということで、スローペースながら先行するリーフを抜き去り、55kmのレースで最初にチェッカー受けて、バッテリーを半分近く残してレースを終えた。

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【RESULT】
総合順位/クラス順/ドライバー/車番車名/周回/所要時間/トップ差/ベストタイム1/EV-CL_1/金沢秀好/#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EV/23/35'42.571/-/1'29.872
2/EV-3_1/金井亮忠/#72 チームNATS・日本自動車大学校 リーフ/23/35'56.426/13.855/1'29.487
3/EV-3_2/レーサー鹿島/#88 東洋電産 LEAF/23/36'18.920/36.349/1'30.832
4/EV-3_3/西島 真/#2 EVステーション・リーフ/23/37'38.581/1'56.010/1'31.006
5/EV-P_1/田中耕介/#23 NERC 初代LEAF シルバー/22/36'04.152/1 Lap/1'33.827
6/EV-2_1/岩岡万梨恵/#4 BMW i3/22/36'31.271/1 Lap/1'33.271
12/EV-4_1/藤田広一/#55 チームEVテクニカ京浜藤田i-MiEV/19/35'55.922/4 Laps/1'45.465

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 続く第6戦には、第5戦よりも5台多い19台が出走しました。この最終戦にスポット参戦したテスラ(
#9 TAUS東京自動車大学校TESLA)は、スタートからガンガン飛ばしていきます。

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 このテスラの榊原
康伸選手は「86EVとまともに戦っても勝てるかどうかわかりませんでした。なので、最初からガンガン飛ばしていったわけですが、残念ながら86はついてきてくれませんでした」とレース後に語ってくれました。結局86EVはこの誘いに乗らず、前半は予定通りのペースで淡々とテスラの後を追いかけていきます。一時は25秒近い差が開いていたのですが、レースも後半になるとテスラの勢いは収まり、逆に86EVは後半出力を上げて射程圏内に捉え始めます。そして最終ラップの最終コーナーでテールtoノーズになり、ホームストレートで並び、最後は一車身半前(タイムはわずか0.049秒差!)で逆転優勝しました。

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 一年前の2014年の最終戦では、この逆の光景が見られていたわけだが(詳細はこちら)、この一年後にこんなリベンジが待っているとは、という感じでした。

 この最終戦までタイトル争いが続くことになったのがEV-3クラス、日産リーフの戦いです。今シーズン、他のレースへの参戦のため、第2戦を欠場している金井亮忠選手(#72 チームNATS・日本自動車大学校リーフ)が80ポイント、レーサー鹿島(#88 東洋電産LEAF)が75ポイント、と5ポイント差で迎えた最終戦。これまで、徐々にですがマシンの戦闘力を上げてきているのですが、いまだ鹿島選手は金井選手に勝てていないだけに、そろそろ勝利が欲しいところです。しかし、このレースはリーフだけでなく他の様々な要因が複雑に絡み合うレースです。自らのレース距離すら上位クラスの動きで変わってしまうわけで、なかなか難しいレースです。

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 今回は合計9台のリーフが参戦しました。レースは終始リーフ勢の3番手争いが集団となって周回を重ねます。その数はBMW i3も加わって10台にも上ります。ランキング争いの2台は最終盤になってラストスパートをかけ、
最後は金井選手が競り勝って、見事優勝。今シーズンのEV-3クラスタイトルを獲得しました。

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【RESULT】
総合順位/クラス順/ドライバー/車番車名/周回/所要時間/トップ差/ベストタイム1/EV-CL_1/金沢秀好/#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EV/25/38'24.219/-/1'28.214
2/EV-1_1/榊原康伸/#9 TAUS東京自動車大学校TESLA/25/38'24.268/0.049/1'25.655
3/EV-3_1/金井亮忠/#72 チームNATS・日本自動車大学校 リーフ/24/39'03.610/1 Lap/1'26.064
4/EV-3_2/レーサー鹿島/#88 東洋電産 LEAF/24/39'05.144/1 Lap/1'26.73
5/EV-3_3/田中耕介/#23 NERC 初代LEAF シルバー/24/39'27.401/1 Lap/1'30.284
8/EV-2_1/ホン ミンウェイ/#14 BMW i3/24/39'52.945/1 Lap/1'36.014
17/EV-4_1/藤田広一/#55 チームEVテクニカ京浜藤田i-MiEV/21/38'36.834/4 Laps/1'43.066


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