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2016年4月

2016年4月29日 (金)

ホンダ・クラリティに設けけられた3つの穴

 残念ながら、官公庁向けのリースのみの販売ということで、まだしばらくは一般消費者の手に届くようにはならないホンダ・クラリティ フューエル セル。そのメディア向けの試乗会が行なわれました。

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 空力抵抗を徹底的に重視したデザインで、市販車発表前に登場した2台のコンセプトモデルに非常に近いイメージのまま登場しています。乗車してみても、トヨタ・ミライに比べて、低めのアイポイントもあって、なんだかワクワクします。

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 さて、そんな外観のクラリティ。フロントフェンダーにエアアウトレットらしいものが設けられています。これ、なんだと思います? 

Clarity04
 実はこれ、排気ダクト、なんです。なんの? はい、なんらかのトラブルがあって水素が漏れた際に、その水素を逃がすルートができているようです。ボディの両サイドと車両後方にも1か所、合計3か所あります。

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 わかりにくいですが、この水素充てんノズル部とリッド部の間にある溝から排出される構造となっています。万が一、水素が漏れてもそれを検知して止める、さらに水素を貯めない、というホンダの水素安全思想に基づいてクルマは作られているということです。

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2016年4月28日 (木)

金井選手が語る日産リーフによるEVレースでの勝ち方

 今季から、日産リーフの参戦を終了し、今季トヨタ・ミライで全日本電気自動車レース(JEVRA)シリーズに参戦を開始した金井選手に聞いた。

201210
 金井選手がこのJEVRAシリーズに参戦を開始したのは2011年の第2戦から。その前にスーパーGTの前座レースで開催されたこのレースを見て、教材として購入していた車両(日産リーフ)もあったことから、日本自動車大学校(NATS)モータースポーツ科の授業の一環として参戦をスタートさせたのだ。

201110
 2011年はそのままEVクラス2(当時)のタイトルを獲得。2012年は1戦欠場したため、タイトル獲得はならなかったものの、2013年の第2戦では、マイナーチェンジしたばかりのリーフに乗り換え以後3年連続でタイトル獲得。2015シーズン終了時での戦績は24戦中17勝。平均順位は1.375位と驚異の好成績を誇っている。

「思っていたよりも走って楽しいクルマ」というのが当初のリーフの印象。NATSリーフは、参戦当初からエンドレスから参戦していたエンドレスアドバンリーフの熱戦を繰り広げた。

 唯一手を入れられる足回りに手を入れていき、フラフラ走るよりも電気を使わない、とエコタイヤからスポーツラジアルへ変更、さらにはラジアルで平均的に電費よく走るよりも、最後に車両の性能をフルに発揮できるために、と最終的にSタイヤへと、タイヤチョイスは変わっていった。

201306
 しかし、エンドレス号とのバトルは、エンドレス号のバッテリー劣化で幕が下りたようだ。NATSリーフも2013年の第2戦からは、マイナーチェンジしたばかりのリーフに乗り換えた。その2代目の黒いリーフになってからは、一度も急速充電をかけたことがないというほど、バッテリーに対しての配慮は半端ない。

 車両はもちろん積載車で搬入。自走でサーキットへ乗りつけることはない。授業のあるウィークデー、遅くとも金曜日までには充電を終了させ、積載車に搭載して準備を終了させておく。つまり一日以上バッテリーを放置し、バッテリーを冷ましておくのだそうだ。

 決勝を前に行なわれる予選セッションも、最小限のアタックで済ませる。また、レースによっては、回生モードも使用しない。バッテリーへの充放電はどちらも熱を発生することになる。走行による放電は仕方ないが、回生エネルギーによる充電で得られるエネルギー量と、Sのエネルギーを取り込む際に発生してしまう熱量を天びんにかけ、回生エネルギーが不要という判断に至ったのであろう。

 非常に繊細な扱いによって、日産リーフでの戦績は築き上げられたものということがわかる。今シーズンは、燃料電池車ミライに乗り換え、シリーズ最強のEVであるトヨタ86のコンバートEVとの対決に挑む。

86vsmirai
 現在のところ、まだショックも試作品のままであったり、車両の熟成には至っていないが、これからの進化が気になるところだ。

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2016年4月27日 (水)

CARトップ・ミライ、かく戦えり

 全日本電気自動車レース(JEVRA)シリーズ、2016年の開幕戦に、CARトップから再びトヨタ・ミライで参戦した。

59cartopmirai
 JEVRAへの参戦は、富士スピードウェイで開催された2015年の第4戦以来のこと。実に8か月ぶりとなる。トヨタ・ミライで参戦2回目となる。前回は、自走でサーキットへ入り、水欠して最終ラップでペースダウンという羽目に陥ったため、今回は、最初から積載車を用意して、水素は満タンにして開幕戦の舞台である筑波サーキットへ乗り込んだ。

 今回は、このEVレースのEV-F(燃料電池車)クラスにもう一台のミライが参戦する。それがゼッケン72 日本自動車大学校(NATS)のミライ。ドライブするのは、日産リーフで3年連続タイトルを獲得している金井亮忠選手がステアリングを握る。

Yamashitamirai
 そこで、我がCARトップ・ミライもスーパーGT、スーパー耐久シリーズに参戦している山下潤一郎選手を起用してレースに臨んだ。

 しかし、相手のほうが少し上手であった。素のままのCARトップ・ミライに対し、NATSミライは、フロントシートの換装、18インチホイール&タイヤ、サスペンションの変更など、35kgもの軽量化が進んでおり、厳しい状況。

Miraibattle
 予選7番手(72号車は5番手)からスタートを決め、NATSミライの前を走ることに成功。しかし、この重量差はいかんともしがたく、巻き返され、それでも3番手を死守してレースを終えることができた。

Podium
 レース後、山下選手は「スタートで頑張って前に出ましたが、その後のEVレースならではの駆け引きがなかなか奥深くて楽しかったです。燃費よく走るためにやるべきことは多いと思いますし、レースでどのような走りをすればいいのか、勉強する必要はありますねぇ」とコメントしてくれた。

JEVRAシリーズ第2戦は、6月12日(日)、スパ西浦モーターパークで開催となる。

【RESULT】
総合順位/クラス/ドライバー/車番 車名/周回/所要時間/トップ差/ベストタイム
1/EV-C/金沢秀好/#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EV/25/33'50.613/―/1'16.233
2/EV-F/金井亮忠/#72 チームNATS・日本自動車大学校・ミライ/25/33'55.818/5.205/1'19.217
3/EV-F/山下潤一郎/#59 CARトップ+ Car☆Xs ミライ/25/34'24.550/33.937/1'21.048
4/EV-3/レーサー鹿島/#88 東洋電産 LEAF/25/34'47.322/56.709/1'20.200
5/EV-2/青木良介/#36 IDI・アデナゥ・BMW i3/25/34'54.998/1'04.385/1'19.548

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2016年4月26日 (火)

まだまだ大変? 燃料電池車でのレース

 今年全6戦で行なわれるJEVRA(全日本電気自動車グランプリ)シリーズ、2016年の開幕戦(4月24日決勝)に、燃料電池車であるCARトップ・ミライで参戦してきました。

 開幕戦は筑波サーキット! 最寄りの水素ステーションは、つくば市にある「つくば春日水素ステーション」。しか~~し、その営業時間は、なんと、水曜日と金曜日の12時~14時。つまり1週間(168時間)のうち、営業時間は4時間。単純に時間で割ると稼働時間はたったの2%です。

 これではどうしようもありません。実は昨年もミライでこのJEVRAシリーズに一度だけ(富士スピードウェイで開催された第4戦に)参戦しました。自走していって、最後は水欠(ガス欠・電欠ならぬ)で積載車を呼ぶ羽目に…。水素を残してレースをすればいいんですが、なかなかそんなにうまくはできません。もちろん、日本全国を探しても水素が充てんできるサーキットなんてどこにもありません。

H2station
 そこで今回は、最初から、積載車でサーキット入りすることとしました。まずは、レースに最も近い水素ステーションが開いている日、つまりウィークデーの金曜日に水素の充てんです。

 目いっぱい水素を入れたいんですが、EVと違って、水素の場合はきっちりと管理されているらしく、水素の継ぎ足しはできないということです。だからしっかり充てんした後は、そおっと超エコランで駐車場まで戻ります。

 そこから、レンタカーの積載車を借りるまで、駐車場で待機(レンタカーも安くはないですからね、24時間だけ借ります)。決勝日は日曜日1日のみなので、土曜日の夜にレンタカーの積載車を借りて、車両を積み込んでサーキットへ。

Circuit
 レースが終わったら、また駐車場まで戻って車両を下ろしたらレンタカーを返却。次に水素ステーションが営業を始める月曜朝のステーションのオープンまで待つ、ということになります。つまり、レースに出るために4日もかけて参戦。このとおり、燃料電池車でのレースは、まだまだ難しいってことですかね~?

JEVRA開幕戦の模様は、WEB CARTOPでレポート中!

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2016年4月19日 (火)

全日本EVレース、今週末つくばで開幕!

 2010年に発足した全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)シリーズ、昨年からFCVクラスもスタート。7年目となる今年も、今週末の4月24日(日)の茨城県の筑波サーキットで開幕となります。

Jevra2016start
 今シーズンは、開催サーキットが大きく変わります。愛知県にあるスパ西浦モーターパーク、および栃木県にあるツインリンクもてぎサーキットの2会場が新たにJEVRAシリーズ開催サーキットに組み込まれました。

 開幕戦は、12台がエントリー。燃料電池車のEV-Fクラスには、CARトップMIRAIが参戦します。今回は自動車情報番組CarXsとのコラボで、SUPER GTやスーパー耐久シリーズに参戦している山下潤一郎選手がドライバーとしてこのMIRAIをドライブ。山下選手にとっては実に5年ぶりのEVレースとなります。

 トヨタMIRAIは実はもう一台参戦。それが、金井亮忠選手の#72チームNATS・日本自動車大学校・ミライです。金井選手といえば、2013、2014、2015シーズンの日産リーフの参戦クラスでタイトルを獲得してきています。まさに、このEVレースのスペシャリスト。

 CARトップのMIRAIは完全ド・ノーマル。一方の日本自動車大学校のMIRAIがどの程度クルマをいじってくるか、によっては厳しい戦いになりそうです。

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 参戦車両はほかにもBMW i3、三菱i-MiEVなども参戦。もちろん日産リーフも参戦。今回のところ既存の24kWhモデルのみの参戦ですが、先日バッテリー容量アップの30kWhモデルが登場していますから、これらがいつ参戦してくるのか、気になるところですね。

 JEVRA2016シーズン開幕戦は、4月24日(日)、筑波サーキット・コース2000で開催です。決勝レースは16時15分スタート、25周で争そわれます。(XaCARレポーター・青山義明)

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2016年4月18日 (月)

モータースポーツジャパン終了しました!

 今回で11回目となるモータースポーツジャパンは、東京お台場の特設会場(東京臨海副都心青海地区NOP区画および公園地区)での開催となった。

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 しかし、2016 年4 月16 日(土)~4 月17 日(日)の2日間の日程で開催の予定だったのだが、残念ながら17日の開催は開場からわずか1時間で中止となってしまった。この日、日本海の低気圧からのびる寒冷前線に湿った空気が流れ込み、東日本各地では非常に強い風が吹き荒れたのだが、会場も早朝から強風に襲われていた。

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 来場者の安全を第一に考え、2日目スタートから一時間で中止を宣言。その後、会場では雨と強風で撤収作業にも影響が出るほど。当日会場まで来ていただいたモータースポーツファンの皆さまには残念な状況であったが、また次回ぜひCARトップブースに足を運んでもらいたい。

 ちなみに、今回のモータースポーツジャパン2016の来場者数は5万3274人(16日4万8995人/17日4279人)であった。

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2016年4月14日 (木)

モータースポーツジャパン2016、今週末開催!

 日本のモータースポーツ文化の継承と発展を目的に、11年目の開催を迎える「モータースポーツジャパン 2016 フェスティバル イン お台場」。

Msj2015
 昨年に引き続き、今回もモータースポーツ・シーズンの開幕に合わせ春の開催となり、今週末の2016 年4 月16 日(土)~4 月17 日(日)に、東京お台場特設会場(東京臨海副都心青海地区NOP区画および公園地区)での開催となる。

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 今回もCARトップ&WEB CARTOPブースを出展する。出展車両はGT-Rマガジン編集部が、1991年~93年に全日本ツーリングカー選手権を席巻し29連勝の金字塔を打ち立てたグループA仕様のR32GT-R(HKSスカイライン)。そしてXaCAR 86&BRZマガジンが「AREA86 CUSTOMIZE PARTY」とコラボした86のデモカーを展示する。

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 もちろんこの2日間は入場無料だ。両日ともに開催時間は9:00~17:00となっているぞ。

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2016年4月 7日 (木)

ケイタイがあればよりレースが楽しめる!

ついにレースシーズンがやってきましたね!

先週末に行なわれたスーパー耐久シリーズ初戦
ツインリンクもてぎへ行ってきたわたくし要ですが、そこで便利なものを教えてもらいました。
それはこちら↓
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レースライブというアプリ。
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(※iPhoneのみアプリあり)

このアプリは観客席などにいながら応援しているマシンが現在何位で何処を走っているかが分かるアプリなんです。

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しかも有り難いことにスーパー耐久のようなクラスの多いレースではクラス別に現状況を見ることが出来るのです!!!
まだ限られたサーキットしか見ることが出来ませんが・・・
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現在対応しているのは、フェスティカサーキット栃木・フェスティカサーキット瑞浪・ハーバーサーキット・美浜サーキット・スポーツランドSUGO・ツインリンクもてぎ・ツインリンクもてぎ北ショート・鈴鹿サーキット南コース・茂原ツインサーキット・レインボースポーツ、のようです。
無料なので是非ダウンロードしてよりサーキットライフを満喫してみてはいかがでしょうか?(レポート・要さえこ)

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