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2016年11月 2日 (水)

クラリティの大人げない仕様とは?

 全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)シリーズ、2016シーズン第6戦は栃木県にあるツインリンクもてぎでの55kmレースをもって7年目のシーズンが終了となります。

 トヨタ・ミライの発売に遅れること一年強、2016年3月に市販されたホンダ・。クラリティ FUEL CELLが、このシリーズに初参戦したのは、7月末のJEVRA第3戦もてぎでのことです。このときは、クラリティは全くのツルシの状態で、すでに2シーズン目となり競技車両に仕立てられたミライとの差は歴然。続く第4戦富士では、元F1ドライバー片山右京の乗る”タイヤだけ交換した”ノーマルのミライにも惨敗していました。

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 そして、JEVRA戦を1戦欠場して、クラリティが再び戻ってきました。それも、カラーリングまで施されて本格仕様です。トレーラーから現れた姿に周囲もどよめきます。

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 車室内ははがせるものはすべてはがした、本格軽量化仕様です。この時点でカタログスペックよりも250kg近く軽いらしいです。

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 さらには、フロントの上下2つあるグリルにあったメッシュが切り取られています。メッシュ自体は穴の大きなモノなので、それほど効果があるようには見えないんですけどね。こちらは軽量化というよりは、冷却を意識しているとのことです。

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 そしてなによりも強力な武器は足回りでしょう。BBSの軽量ホイールRFに、245/40R18サイズのBSポテンザRE71Rを履いています。サスペンションも変わっているようです。ホイールハウス内のインナーフェンダーもありません。

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 そして、走り出しから速くて、4.8kmのもてぎのロードコースで、予選セッションではミライ勢に対して3.4秒速く、決勝中のベストラップもミライに対して7秒近いタイムです。

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 決勝レースでは、オープニングラップからトップ争いに絡み、ファイナルラップ直前にテスラModel Sに抜かれるまでトップを快走。最終的には2位(クラス優勝)でレースを終えています。レース後ドライバーの菰田潔選手は「いやぁ、トップを走るのは気持ちいいねぇ」と、満面の笑み!

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 ちなみに、走行前に急きょ純正シートを装着していました。JEVRAシリーズでは競技規則に「車両検証記載の乗車定員の座席数を確保しなければならない」という表記がありまして…。ちょっとやりすぎちゃいましたね。

(XaCARレポーター・青山義明)

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