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2018年9月

2018年9月26日 (水)

さてどーなる? ドリフトキングダム初代王者!

 タイトル争いの行方も気になるシーズン終盤戦、ドリフトキングダム第6戦は、新潟県の日本海間瀬サーキットで開催となった。この間瀬はまさかの大波乱の1戦となった。その優勝は、中村直樹選手(No.999 N-Style 極シルビア)。毎年、奈良の名阪戦では、チーム紫でドリフトパフォーマンスを見せてくれている中村選手が満を持して、ドリフトキングダムに参戦。その初参戦で、パーフェクトウィンを達成したのだ。そして2位には長沢あかり選手が入り、その1戦の凄まじさが表れた結果といえる。

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 そしてシリーズトップランカーたちのリザルトを見てみると、ランキングトップの益山 航選手(No.530 3代目マスビア)が6位。ランキング2番手の平岡英郎選手(No.777 MADFACE ZT RX-7)が3位。3番手だった川井謙太郎選手(No.109 AUTO-TEC チェイサー)が8位という結果。ポイントランキング的には順位の変動はなかったものの、残る最終戦に向けてシビアな展開となってきた。

 ドリフトキングダムでは、1戦で最大26点(予選トップ1点&優勝25点)が獲得可能、そして、決勝2位以下は、23点、21点、19点、16点、14点、12点、10点、そして9位以降は8点、7点と1ポイントずつ減っていき、16位は1点という配点。
 また、ドリフトキングダムは全7戦中、獲得ポイント上位6戦の合計で争われる有効ポイント制を導入している。平岡選手は第3戦はノーポイントなので、5戦分で109点を取っている計算。一方の益山選手は全戦ポイントを獲得している。開幕戦の7点が今季最も少ない一戦のため、最終戦を10位(獲得7ポイント=つまり開幕戦をカウントしない)以上でフィニッシュすると仮定して、平岡選手と同じく5戦で計算すると現時点では103点ということとなる。つまり、現在ランキング2位の平岡選手が最もタイトルに近いのだ。

 これで計算をしてみると、平岡選手は3位までに入れば、益山選手が予選トップ通過で決勝で優勝しても、平岡選手のタイトルは確定となる。一方、益山選手にしてみれば、まず10位以上に入ることがタイトルの大前提条件。平岡選手よりも前で6ポイント以上差をつけて入賞しなければ、タイトルを獲得することはできない。

 トップ2選手以外の選手で見てみると、タイトルの可能性があるのは3番手につける川井選手のみ。川井選手が満点で勝ち、トップ2選手ともにノーポイントで終わった場合、川井・益山両選手が110ポイントで並ぶこととなる。すると「高得点を得た回数の多い順」というレギュレーションにより、優勝経験のある川井選手がタイトルを手に入れることができる。

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  その気になるシリーズポイントの行方は、11月3日(土)~4日(日)に栃木県・日光サーキットで開催されるドリフトキングダム最終戦で決着する。この最終戦は、プロクラスが土曜日、日曜日がクラブマンクラスと、いつもとは異なるスケジュールになるので要注意だ。

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2018年9月19日 (水)

ドリフトキングダム第6戦間瀬、今週末開催!

 去る8月12日に開催された第5戦富士で、平岡英郎選手が菅生に続いて2連勝し、タイトル争いも熾烈になってきたドリフトキングダム2018シーズン。全7戦で行われるシリーズも残り2戦となる第6戦が、今週末、新潟県にある日本海間瀬サーキットで開催となる。

 今シーズンは箕輪慎治選手(#23 HEYMAN!!チェイサー)の開幕2連勝から始まったわけだが、箕輪選手はそこから失速。変わって5月の第3戦名阪戦は強雨のため、決勝追走が中止となり、予選単走トップ通過の川井謙太郎選手(#109 AUTO-TEC チェイサー)の公式戦初優勝。そして続く第4戦菅生からは、平岡英郎選手(#777 MADFACE ZT RX?7)が2連勝と、なかなか面白い展開となっている。

 しかし、ポイントランキングでは、まだドリフトマッスル&ドリフトキングダムで優勝経験のない益山 航選手(#530 3代目マスビア)が現在のポイントリーダー。これを8ポイント差で平岡選手、そして川井選手(14ポイント差)、箕輪選手(25ポイント差)で追いかけている状況だ。

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 日本海間瀬サーキットは山間に設けられた全長2000mで14個のコーナーを持つ、高低差28.9mのコース。このドリフトキングダムではバックストレッチから最終コーナー脱出までの区間を使用して審査を行なう。このコースはタイヤに厳しいことでもおなじみのコースで、タイヤは3セットまでという使用制限のレギュレーションが各選手を苦しめる。昨年の覇者である箕輪選手は、練習走行から極力タイヤの使用を避ける走りをしてタイヤを温存して決勝に臨んでいた。また、昨年ここ間瀬で2位に入りタイトルを獲得した前田選手が「0部山まで使える」というゼスティノタイヤが新しいブランドのタイヤを持ち込むかもという噂もあり、このあたりのタイヤメーカーの争いも見逃せない。

 今回も審査員には、現役GTドライバー松田次生選手も加わり、土屋圭市審査委員長とのツイン審査(日曜のみ)となる。

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 また、チェリオの「ライフガード無料サンプリング(土日とも)」、「プロクラス同乗走行(土曜のみ)」「土屋圭市さん&松田次生さんサイン会(日曜のみ)」、「プロクラスドライバーサイン会(日曜のみ)」、「優勝者当てコンテスト」、子どもたちを対象とした「コースde宝さがし」といった来場者を対象とした人気イベントもしっかり開催となる。

 9月22日(土)はクラブマンクラス、DKチャレンジビギナークラス。9月23日(日)はプロクラスとDKチャレンジエキスパートクラス開催というスケジュール。入場料は、前売り券2500円、当日券3000円(※中学生以下無料)。ドリフトキングダムの入場前売り券はeプラスで、8月11日(土)18時まで入手が可能。また、ドリフトキングダム(プロクラス)の模様はYouTubeライブにて配信予定。ぜひチェックしよう! 詳しくは公式H.P.まで。



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2018年9月17日 (月)

全日本学生フォーミュラ大会、企業PRも重要?

 学生フォーミュラの会場では、毎回企業PRブースが設けられています。ここは学生フォーミュラに携わっている学生たちに対し、どういった企業であるか、ということをアピールする場となっています。

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 自動車機器サプライヤーのボッシュはカフェを出したり、各社さまざまな工夫を凝らしています。自動車関連会社というと、メーカーや大手ティア1あたりしか知らないという学生も多いですが、変わったところでは、テストコースでおなじみのJARI(日本自動車研究所)なども出展していますし、我々も知らなかったような企業も出展していて、ただブラブラとブースを見て回るだけでも楽しめます。

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 この場で学生チームへの物品提供のサポートの話が決まったりしているようです。が、やはり就活を見越した活動という面も強いですね。特に今年は、経団連の中西宏明会長が就職活動のルールを廃止する考えを先日示してニュースになり、就職戦線もざわついているタイミングですが、やはりこの場では学生と直接さまざまな情報交換をしているようですね。

 某メーカーの方に聞きますと、やはり学生フォーミュラをやっていた学生は、実際にモノづくりを経験しているので、そこは他の学生より強い、と言っていました。これから先、学生フォーミュラ出身のエンジニアの方が活躍し、再び僕らの前に現れてくれるといいですね。

(XaCARレポーター・青山義明)

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2018年9月14日 (金)

第16回全日本学生フォーミュラ大会、大阪大学が優勝!

 学生の自作によるフォーミュラマシンによる競技会「全日本 学生フォーミュラ大会」が9月4日から8日、静岡県小笠山総合運動公園で開催されました。開催初日の台風21号の接近、その後の豪雨と、スケジュールは翻弄され、さらには学生たちにとっては路面状況がドライからウエット、そしてまたドライと目まぐるしく変わる状況の中でのタイム計測ということもあって、いつも以上に運頼みという面のある厳しい大会となりました。

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今回は、過去最多の138チームのエントリーがありました。しかし、昨年から適用されている本大会出場98校のレギュレーションがあって、事前の審査から落とされるチームもあるという、レベルの高い大会になっています(最終的には93チームが参戦)。特に近年は海外からの参戦も多く、今回も諸外国からの参戦がありました。

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 そしてこの16回目の大会を制したのは、大阪大学でした。大阪大学の優勝は2度目、2011年以来8年ぶりのものとなりました。大阪大学は、今回静的審査に注力したことで、コストやデザイン審査で高得点をマーク。もちろんマシンも昨年以上の戦闘力をということで前年モデルよりも、軽量化と低重心化をターゲットに開発されている。
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 今回は、動的審査の最終種目となるエンデュランスで、トップ6に残った強豪とともに走行を行なったわけですが、ウエットから徐々に路面が乾いていくという難しい路面状況下で、昨年の優勝校である京都工芸繊維大学との激しいタイム合戦が繰り広げ、会場を沸かせました。結局このエンデュランス種目では京都工芸繊維大学に及ばず3位となりまりましたが、トータルでは853.34点を獲得し、追いすがる京都工芸繊維大学を僅差(13点弱)で下し、勝利しました。

(XaCARレポーター・青山義明)

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2018年9月 4日 (火)

学生フォーミュラ大会、明日から開催

「第16回 全日本 学生フォーミュラ大会」は、2018年9月4日(火)~8日(土)の5日間、静岡県のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催されることになっていましたが、大型の台風21号の接近もあって、スケジュールは変更され、一部の優先車検を除き9月5日(水)からスタートとなりました。

 全日本 学生フォーミュラ大会は、昨年より円滑な運営を目的に参加チームの上限を98チームに設定するルール変更がなされていて、今回も98チーム(ICV81チーム、EV17チーム)が参戦。
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 内海外からは24チーム(ICV17チーム、EV7チーム)が参戦しています。今回は、中国から過去最多の12チームの申し込み(6チームが参加)があったようです。特に、2017年11月のFormula Student China EVクラスの上位校が参加していますので、要注目です。
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 また、EVシフトと世の中でいわれていますが、豊橋科学技術大学がICVクラスからEVクラスに参加クラスを変更してきました。このあたりもチェックですね。

「全日本 学生フォーミュラ大会」は、日本の学生によるものづくりを競うレーシングカーの競技会で、1981年にアメリカで始まった大会に倣って日本でも2003年から開催されています。フォーミュラSAE(SAEとは、Society of Automotive Engineersというアメリカの非営利の自動車技術者団体のこと)シリーズ大会に組み入れられており、日本を含む世界8ヶ国11大会が同一ルールで開催されています(他にもシリーズ外で同様の競技会が行なわれています)。

 学生フォーミュラは、レーシングカーを作って、その走行性能などの出来栄えを競うだけでなく、販売戦略、コスト管理能力、開発能力といった面までを審査されるため、車両製作以外に、書類作成など運営するマネージメント能力も問われます(各チームはレーシングカーを開発するベンチャー企業という想定で審査されています)。

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 昨年、2位以下を大きく引き離して総合優勝、2連覇となった京都工芸繊維大学ですが、この大会には過去3連覇(第4回~6回大会/上智大学)の記録がありますから、その記録に並ぶことができるか、注目したいですね。また、EVクラス優勝した名古屋大学は総合でも4位につけていましたので、EVクラスの総合優勝もあるかもしれません。
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 さて、どんな結果になりますでしょうか?
(XaCARレポーター・青山義明)

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