パイクス&EVレース

2018年2月 7日 (水)

【PPIHC2018】ヌタさん、入りました!

 連日お届けしているパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2018(6月24日決勝)のエントリーに関するお話。エントリーリストが日々更新されています。

 現時点で1月18日の発表から4回目の更新です。当初は4輪69台、2輪28台の97台のエントリーだったものが、エントリーの取り消しなどもあって95台(4輪68台2輪27台)まで減っていました。

 ところが最新のリストには4輪が1台増えて96台に戻しました。さて、何が増えたのかなぁ、と思ってみてみますと、ありました。

2012toyota230
 タイムアタッククラスにゼッケン230、Fumio Nutahara/Japanと! 

 奴田原文雄選手といえば、2012年にTRD USAのEVで参戦。その後はTRDが制作したトヨタ86 TRD 14R-60で2016年に参戦しています。

Nutahara
 ところが今回出走するクルマは「2018 Nissan Leaf」とあります。パイクスピークに出るならTRDの車両とばかり思っていたのですが…。

 さて、2012年のPPIHCエレクトリッククラス優勝の経験がある奴田原文雄選手。リーフでどんな走りをするのか? それとも日産リーフはダミーで、実は他の車両で出走(車両変更)があるのか? まだまだ注目していきたいですね。

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2018年2月 5日 (月)

【PPIHC2018】デュマ選手もついに電気自動車で挑戦

 6月24日に決勝を迎えることとなる、アメリカ・コロラドで開催される第96回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムですが、そのエントリーリストが更新され、ついに、山の男の名前が並ぶこととなりました。

Dumas
 WEC(FIA世界耐久選手権)、そしてル・マン24時間レース、ニュル24時間レースなどの耐久レースで優勝経験を持ち。さらにはラリーにも参戦するなど積極的な活動を展開しているフランス人レーサーであるロメイン・デュマ選手です。

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 このパイクスピークでも、2012年に初参戦&ルーキー賞受賞。2013年はリタイアしたものの、2014年総合優勝。そして2016年、2017年総合連覇という輝かしい戦績を残しているドライバーです。

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 デュマ選手は、これまで一貫して内燃機関車で挑戦してきたわけですが、3連勝がかかる今回、以前から参戦発表のあったフォルクスワーゲンの電気自動車での参戦が発表されました。

 フォルクスワーゲンにとっては1987年の参戦以来、31年ぶりにパイクスピークにもどってくることとなります。ワークス体制を敷いての参戦、それに今パイクスピークで最も速い男との組み合わせ、どのような結果が出るのか、今から期待しちゃいます!

(XaCARレポーター・青山義明)

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2018年1月29日 (月)

電気自動車レースシリーズ、9年目のシーズンのスケジュール公開

 全日本電気自動車レース(JEVRA)シリーズは、2010年に始まったピュアEV(電気自動車)だけによるレースシリーズです。9年目となる2018年も、全6戦の開催をするということで、レーススケジュールが公開となりました。

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 2018年シーズンは、袖ケ浦フォレストレースウェイに変わり、ツインリンクもてぎが組み込まれることとなりました。ほかには、筑波サーキットでの開催が3回あったのですが、今シーズンも同様に継続。もちろんレース距離は毎回異なり、天候とペース配分などの戦略が必要ですね。

 また、CQ出版でキット販売されている手作りカートによるレースも併催です。今シーズンは2回開催となりました。

【2018年 EVレースカレンダー】(予定)

第1戦  4月15日(日) 50Kmレース 筑波サーキット/茨城県
第2戦  6月24日(日) 55Kmレース 筑波サーキット/茨城県
※CQミニカート併催
第3戦  7月28日(土) 50Kmレース スポーツランドSUGO/宮城県
第4戦  8月25日(土) 50Kmレース 富士スピードウェイ/静岡県
第5戦 10月 7日(日) 60Kmレース 筑波サーキット/茨城県
※CQミニカート併催
第6戦 11月 4日(日) 50Kmレース ツインリンクもてぎ/栃木県

※このスケジュールは変更になる場合があります

 その中のEVシフト感もありますし、そろそろ盛り上がってもよさそうですね。最新EVモデルの参戦もある(?)といいですね。

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2018年1月25日 (木)

【PPIHC2018】パイクスピークのエントリーリスト出ました!

 2018年もまだ始まったばかりという感じですが、アメリカ・コロラドで開催される第96回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(6月24日決勝)まで残り150日を切りました。

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 先日、今回のパイクスピークの暫定エントリーリストの第一弾が発表されました。今回は参戦台数4輪69台、2輪28台の97台のエントリーとなっています。リストには、ロメイン・デュマも、リース・ミレンも、モンスター田嶋も、残念ながらその名前はありません。

 昨年10月に参戦の発表があったフォルクスワーゲンのEVマシンはアンリミテッドクラスへエントリーです。しかし、車両名もドライバーも未定となっています。

 変わり種では、ベントレーが出場します。ベントレーといえば、近年、コンチネンタルGT3で2014年からブランパンGTシリーズへ、そしてニュルブルクリンク24時間レース、さらに昨年からは日本国内でもSUPER GTシリーズに参戦していたり、とモータースポーツ界でも馴染みのあるメーカーとして認知されていますね。

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 ところが、パイクスピークへは、コンチネンタルGT3ではなく、SUVモデルであるベンテイガでエキシビションクラスへ参戦ということのようです。最高出力608 PSのW12気筒エンジンを搭載するこのモデルで、SUVとして過去最速タイムの達成を狙うとしています。こちらもドライバーは未定のようです。

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 そして、パイクスピークといえば昔から「アンサーの山」といわれるほど、レースファミリーであるアンサー家の面々が参戦していることでも有名です。このところ参戦の噂があっても、結局残念ながら参戦につながったことはありませんが、しかし、今回は、インディ500ウィナー(1994年)でもあるアル・アンサーJr.がエントリーリストに載っています。マシンは、1936年式シボレーです。

 現在のところ、日本からの参戦は、井上哲悟(いのうえ・あきのり)選手がただひとり、2輪のヘビーウェイトクラスのリストに名前が載っています。井上選手は過去にブルーサンダースの面々とともにパイクスピーク参戦の手伝いをしており、パイクスピーク・ルーキーではありますが、期待が持てます。参戦マシンは最新モデルのカワサキZ900RS(2018年式)となります。

 また、もう少しエントリーリストが更新されると、面白いことがあるかもしれませんね。

(XaCARレポーター・青山義明)

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2017年4月27日 (木)

2017シーズンJEVRA第2戦、4月30日決勝!

 開幕戦から早1か月、ゴールデン・ウィーク前半の4月最後の日曜日に日本電気自動車レース協会(JEVRA)のシリーズ第2戦が開催となります。

 開催地は開幕戦と同じ茨城県にある筑波サーキット。今シーズン2度目の開催ということで、レース距離は開幕戦の50kmから5km増えて55km(筑波サーキットコース2000を27周)で争われることとなります。

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 今シーズンから、レンジエクステンダー(EV-R)クラスが新設されています。ここで該当するのは、BMW i3 REX、そして日産ノートe-Powerです。同じPHEVでも、エンジン回転が駆動に関与するタイプのPHEVは出場できないので、トヨタ・プリウスPHVや三菱アウトランダーPHEVは出場できません。

 この新レギュレーションにより、開幕戦では、BMW i3 REXモデル2台が参戦しました。同時に参戦していたピュアEVのBMW i3とのガチバトルとなりました。結果REXモデルが勝利となっていますが、重量が重いREXと、エネルギー量が限られているピュアEVのバトルは、レース距離が延びると、どちらに有利に働くのか? 気になるところですが、今回はi3 REXの参戦は無し、ということなので、次戦以降に持ち越しです。その代わりといっては何ですが、このEV-Rクラスには、今回ノートe-POWERがシリーズ初参戦となります。このノートの走りはどのくらいのものなのか、要チェックですね。

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 また、開幕戦で総合優勝を飾ったのは、テスラModel Sに乗る国沢光宏選手ですが、電装系トラブルで戦線を離脱したトヨタ86コンバートEVを駆る金沢秀好選手(#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EV)が、再び打倒テスラでリベンジしてくることも確実。このトップ争いも注目です。

 30(日)のスケジュールは、予選が午前11時50分からの10分間。充電時間をはさみ、決勝レースは午後4時45分からとなります。入場料は無料です。

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2017年2月22日 (水)

日本人さらに激減? パイクスピーク2017暫定リスト

 第95回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC/2017年6月25日決勝)の暫定エントリーリストが2月21日に発表されました。今年は、昨年同様出走台数を抑えており、4輪64台、2輪33台の全97台のエントリーリストとなっています。

 このブログで毎年注目してきたEVクラスは、昨年市販EVと改造EVの2クラスが成立していたものの、今回はクラスが消滅。昨年トップ争いを展開した改造EVはほぼアンリミテッド部門にエントリーとなります。

 2013年にセバスチャン・ローブが出して以来の8分台での戦いとなった昨年のPPIHC。トップは、ガソリン車のロメイン・デュマ選手で、そのタイムは、8分51秒445。続く2番手にはEVのリース・ミレン選手(8分57秒118)でした。今年もこの2名の争いは見逃せません。

 そして今回も、この大会に日本人選手が参戦します。残念ながら4輪部門で3名、2輪部門では2名と、昨年比2名減となります…。

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 参戦選手は、これまで7度の総合優勝を飾り、昨年PPIHCで殿堂入りを果たした「山の男」モンスター田嶋こと田嶋伸博選手、そして2012年のEVクラスチャンピオンとなった奴田原文雄選手もいます。そしてもう一人は、今回PPIHC初参戦となる吉原大二郎選手です。東京・八王子出身で、2011年のフォーミュラ・ドリフト・チャンピオンで、現在もフォーミュラ・ドリフトへスバルBRZで参戦しているドライバーです。今回はエキシビション・クラスへテスラ モデルS(P100D)でルーキー参戦となります。

 残念ながら、本田技術研究所チームから開発車両(4-Motor EV Concept)で昨年参戦し、総合3位(改造EVクラス2位)で日本人最速タイム(9分6秒015)をたたき出した山野哲也選手の名前はありません。

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 2輪クラスでは、2015年に改造電動バイククラスで優勝した岸本ヨシヒロ選手、そして2014、2015年のPPIHCに参戦してきた新井泰緒選手が1年のお休みを経て復帰です。

 ただ、まだ詳細のわからないTBA(未発表)という車両が合計4台あります。もしかしたらこの中に日本人が、という可能性があるといいんですがねぇ…

(XaCARレポーター・青山義明)

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2016年11月 2日 (水)

クラリティの大人げない仕様とは?

 全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)シリーズ、2016シーズン第6戦は栃木県にあるツインリンクもてぎでの55kmレースをもって7年目のシーズンが終了となります。

 トヨタ・ミライの発売に遅れること一年強、2016年3月に市販されたホンダ・。クラリティ FUEL CELLが、このシリーズに初参戦したのは、7月末のJEVRA第3戦もてぎでのことです。このときは、クラリティは全くのツルシの状態で、すでに2シーズン目となり競技車両に仕立てられたミライとの差は歴然。続く第4戦富士では、元F1ドライバー片山右京の乗る”タイヤだけ交換した”ノーマルのミライにも惨敗していました。

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 そして、JEVRA戦を1戦欠場して、クラリティが再び戻ってきました。それも、カラーリングまで施されて本格仕様です。トレーラーから現れた姿に周囲もどよめきます。

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 車室内ははがせるものはすべてはがした、本格軽量化仕様です。この時点でカタログスペックよりも250kg近く軽いらしいです。

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 さらには、フロントの上下2つあるグリルにあったメッシュが切り取られています。メッシュ自体は穴の大きなモノなので、それほど効果があるようには見えないんですけどね。こちらは軽量化というよりは、冷却を意識しているとのことです。

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 そしてなによりも強力な武器は足回りでしょう。BBSの軽量ホイールRFに、245/40R18サイズのBSポテンザRE71Rを履いています。サスペンションも変わっているようです。ホイールハウス内のインナーフェンダーもありません。

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 そして、走り出しから速くて、4.8kmのもてぎのロードコースで、予選セッションではミライ勢に対して3.4秒速く、決勝中のベストラップもミライに対して7秒近いタイムです。

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 決勝レースでは、オープニングラップからトップ争いに絡み、ファイナルラップ直前にテスラModel Sに抜かれるまでトップを快走。最終的には2位(クラス優勝)でレースを終えています。レース後ドライバーの菰田潔選手は「いやぁ、トップを走るのは気持ちいいねぇ」と、満面の笑み!

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 ちなみに、走行前に急きょ純正シートを装着していました。JEVRAシリーズでは競技規則に「車両検証記載の乗車定員の座席数を確保しなければならない」という表記がありまして…。ちょっとやりすぎちゃいましたね。

(XaCARレポーター・青山義明)

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2016年7月25日 (月)

電気自動車レース、7シーズン目にして初のもてぎ開催!

 全日本電気自動車グランプリ(JEVRA)シリーズの第3戦が、今週末7月31日に開催となる。前戦の第2戦も初めて開催となるスパ西浦(愛知県)であったが、今回も、シリーズとしては初の開催となるツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれる。

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 このJEVRAシリーズは、レース距離50㎞で争われる電気自動車だけのレースであり、ピュアEVおよび燃料電池車のみ参戦が可能(プラグインハイブリッド車はエンジンを使わなければ参戦OK)。今回はツインリンクもてぎのコースを10周で争われる。

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 エントリーは全部で11台。参戦最多となる日産リーフ(EV-3クラス)が5台。ほかには、BMW i3(EV-2クラス)、三菱i-MiEV(EV-4クラス)が1台参戦する。また今シーズンは、燃料電池車(EV-F)クラスにトヨタMIRAIが参戦しているが、今回はこのクラスにライバルが出現する。それがホンダの燃料電池車クラリティFUEL CELLだ。燃料電池車2台の走りの違いを見ることができるチャンスでもある。またこのEVレースの王者的存在のトヨタFT86EV(EV-Cクラス)にどこまで迫れるか、にも期待したい。

 JEVRAシリーズは、10月30日の最終戦でも同じツインリンクもてぎで行なわれるが、最終戦ではレース距離が5km増えて55kmレースとなる。そのため、今回とは戦い方も異なることになる。

 詳しくはJEVRAホームページまで。入場料は\1000/名(駐車料は1000円/台)となる。

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2016年7月 1日 (金)

【パイクスピーク’16考察】8分は狙える?

 2013年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに、プジョーが満を持して持ち込んだパイクスマシン。「プジョー208 T16パイクスピーク」。セバスチャン・ローブ選手がドライブし、当時の記録を一気に1分30秒以上も短縮した8分13秒878というタイムで、優勝をかっさらっていきました。

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 さて、その後のパイクスピークは、再び9分台のバトルになるわけです。なんとなく「ローブのタイムを抜きにして」といった雰囲気がどことなくありました。

 でも、あれから3年経った今年は、ちょっと雰囲気が違いました。もちろん、ローブ選手の8分の前半、それも13秒というタイムはそんな簡単に出せるものではありません。しかし、目標が「9分切り」から、明確に「8分台」という言葉が出てきていました。

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「トップセクションの路面が荒れてしまっていて、あの部分で5~6秒はタイムが落ちる。その分を差し引くと、あと少しでローブのタイムに追いつく」とリース・ミレン選手は、ことあるごとにそのタイムを指していて、完全にターゲットモードに入っています。

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 そして、今回、実際に2名の8分台のドライバーが登場しています。まだ8分50秒台ですが、これがいつ30秒を割ってローブの記録に追いつくのも時間の問題ですね。

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2016年6月30日 (木)

【パイクスピーク’16】ゴールまでの長い道のり

 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの表彰式が、決勝翌日となる6月27日に行なわれました。もちろん各クラスでのトップ3の表彰、ルーキー賞などが行なわれます。この中では、ドナー賞というコンペティティブな精神と忍耐力を称える賞が授与されます。

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 今年のドナー賞の受賞者であるカシュ・シン選手は赤旗を持って登壇しました。シン選手は、タイムアタック部門タイムアタック2クラス(市販車無改造クラス)に2016年式のフォード・マスタング(ゼッケン78)で参戦しました。

 シン選手の出走は最後半、4輪全63台のうちの59番目。後ろから5番目という順番です。時折中断はあったものの4輪の決勝も途中までは順調でした。しかし、このシン選手の頃になると、いろいろなことが起こって、赤旗が何度も出されました。

 そのあおりを受けて、なんとシン選手は、実に4回もアタックを中断することになりました。

 前車がスタートして1~2分で次のクルマがスタートします。そのため、前を走る車両がリタイアなどをすると、後ろでアタックをしていた車両はいったんアタックをストップし、スタートラインまで戻るわけです。シン選手はこのアタックを5回仕切りなおさねばならなかったわけです。

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 そしてついに5回目のアタック。しかし、今度は天候悪化でゴールまでやってこれなかった、という不運極まった選手だったのです。そんな彼のチャレンジ精神を称えてドナー賞が贈られました。受賞後、彼がコメントしたひと言は「Oh my god !」でした。

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